かみかわ珈琲焙煎所

大阪府豊中市曽根でお砂糖やミルクがいらないコーヒーを焙煎しています。

かみかわ珈琲焙煎所

大阪府豊中市曽根でお砂糖やミルクがいらないコーヒーを焙煎しています。

最近の記事

最近のコーヒー生豆

大雨の中、ホンジュラスから一箱届いた。 「こんな梱包を運んだのは初めてです」 と運送屋のお兄さんがつぶやいたこの中にはコーヒー生豆が入っていたのだ。 開けてみるとぱきぱきに真空パックされた生豆が入っているではないか。 ここ数年、生産国から消費国までの輸送間に品質を保つためにリーファコンテナやグレインプロなど工夫されているなか真空バキュームもその中の一つ。 通常よりコストはかかりますが品質管理の面から考えると意味があることではないでしょうか。 この鮮度が保たれたホンジ

    • CVA

      CVA (Coffee Value Assesssment System) コーヒー価値評価システム SCAが新しくコーヒー価値評価システムを構築中ということでその内容についてSCAJの委員会の方々が解説するセミナーを受講しました。 スペシャルティコーヒーという言葉を耳にするようになって20年ほど経ちますが、多様なコーヒーが市場に出回るようになり当初の評価システムでは対応が難しい部分が出てきたためと、世界的なコーヒー産業の繁栄を持続的に考えるために導入されるようです。

      • 甘いコーヒー

        先週末からコスタリカのコーヒーを販売しています。コスタリカ国内で最も標高の高いエリアのロットで均一に完熟したチェリーを収穫して丁寧な生産処理を行っているのがカッピングでびんびん感じたので仕入れました。 ⁡ ▶︎コスタリカモンテベルデ 生産国:コスタリカ 地域:サンホセ州タラス 農園:モンテベルデ農園 品種:カツーラ/カツアイ 標高:1800m〜2000m 精製:ウォッシュド 風味特性:ハニー/レモン/ゆず コスタリカはハニープロセスが多い中コイツはウォッシュド。でも余韻がハ

        • 焙煎していて思うこと⑤

          「焙煎のヒントは幕の内弁当にあり」 「はぁ??」と思ったらこの先は読まない方がいいかも。 10代から気になる飲食店があれば迷わず入ったりしてふらふら散策してました。 ある居酒屋さんの日替わりでやってた幕の内弁当のランチで「!!」ときたことがあってそれは一段のお重にご飯、漬物、メインおかず、副菜がぎっしり入ってるタイプ。 しゃっきりとしたお浸しの隣には柔らかい煮物があったり、あられを衣にした揚げ物や、旬の食材を使用したりしていて一品一品の食感や香り味付けが異なり食べてい

          焙煎していて思うこと④

          カッピングは品質のチェック テイスティングは味わいのチェック 実際に口にして飲むのに変わりはないですが着目点を「質」と「味」に区別してみるようにしています。 カッピングは生豆の仕入れの際に。 テイスティングは店頭に並べる前に行う。 お客さんの手元に渡るまでに2回チェックをしてるんですよね。 以前の焙煎の話に似てますがこのダブルチェック中でも体感する事を自分の身体に入れて貯めて次はこういう風に焙煎してみようや、他の テロワールのコーヒーにしてみようかなどなど 積み重ねてい

          焙煎していて思うこと④

          ◯◯の素

          ふっふっふ 例のやつのサンプルが届きさてどうしようかと商品設計中、、、 容量や味わいや使い易さなどなど 昨年の結果を踏まえて今年のやつはどんな姿になるのやら。 原材料や製造費など商品開発に関連するモノやコトが上がって行く中、妥協ではなく工夫して昨年よりもっと良いものを作りたい! 例のやつの内容については来月中には決定して4月頃にリリースできたらと考えております。

          12g

          もっと気軽にコーヒータイムを過ごせるように ドリップバックからティーバックタイプのコーヒーバックに変えた経緯があります。 そして、今回は内容量を10g→12gへ増量リニューアル!! コーヒーバックはカップに入れてお湯を注ぎ 3分浸すだけの簡単仕様。 抽出器具を使用しないので後片付けも楽だし 分量と時間管理だけで味わいも安定するので 非常におすすめなんです。 そして12gにすると香りや味わいが120%upした感を実感できて増量してほんとよかったな。 飲み終えた後にカップ

          焙煎していて思うこと③

          コーヒー豆の焙煎度に決まりはない。 エチオピアだから浅く煎る。 コロンビアは深めに。 などなど。 一般的な焙煎度がありますがかみかわ珈琲焙煎所ではコーヒー豆ごとの焙煎度合いは特に固定はしていなくて ・コーヒー豆のラインナップ(浅〜深煎り) ・産地の特性(コーヒー豆のキャラクター) でどう焙煎するかを考える。 住宅地という立地柄、多様なニーズに応えれるように浅煎りから深煎りまでバランスよく揃えるのと、産地の特性を交えて考え焙煎度を決定しています。 産地の特性が明確な

          焙煎していて思うこと③

          焙煎していて思うこと②

          「焙煎は生豆を選ぶ段階から始まっている。」 なんて思います。 カップスコアが70点と90点の生豆を同様の焙煎をしても結果が異なるように、それぞれの生豆の質に合わせた焙煎のフェーズを考える。 そして焙煎後にはテイスティングして結果を確認。 これを積み重ねて精度を上げていくのが遠いようで近道かなと。 焙煎に答えはないですが素敵なコーヒータイムになるように心がけて普段焙煎しています。 かみかわ珈琲焙煎所 マスター

          焙煎していて思うこと②

          焙煎していて思うこと

          最近は下記のような具体的な事を聞かれる機会が増えてきまして 「ハゼのタイミングはどのように確認していますか?」 「焙煎機の価格は?」 「生豆はどこから仕入れていますか?」 自分以外の人に影響が出そうだなと思う時以外は答えれる範囲で対応してます。 会話のアイドリングなのか一見さんほどストレートに聞いてきはりますね。 マスターとしても情報の交換はしたい反面ちょっとブレーキがかかる時もあるのを実感しているのが最近の心情です。

          焙煎していて思うこと

          山とコーヒーと(中山連山編)

          暑い日が続いていたのでお休みしていた山歩きを再開。 始まってすぐですが唐突に回想シーンへ。 マスターが中型バイク(エストレヤ)に乗っていた頃の話。 「雨の日でもバイクに乗るのが本物のライダーだろ」 当時のバイク好きの上司に言われた言葉だが、雨粒が身体に当たって痛いので内心「何を言ってるのだこの上司は、乗りたい時に乗ったらいいじゃないか」と思っていたマスター。 もしその上司が山歩き好きならこう言うだろう。 「暑い日でも山に登るのがハイカーだろ」と それならマスターは

          山とコーヒーと(中山連山編)

          212℃(212-213)

          ゲイシャコーヒーの焙煎度合いが定まりました。 「いや、定まってないのに販売してたのかよ!」というわけではなく。 焙煎機からコーヒー豆を出す煎り止めのタイミングを調整していたのです。ハゼている最中は微妙な煎り止めで味わいに違いが出やすいのでこればっかりは何バッチか焙煎しないと煎り止めグットポイントにたどり着かないかなと思います。 そのグッドポイントが212℃(212-213) (これは213℃よりの212℃で煎り止めたってこと) 気付いたら飲み終えていたのが理想の味わいだ

          2023年12月の定休日

          2023年も残すは12月。 12月の最終営業は30日(土)18時までの予定です。 定休日はこちら ↓↓↓ <12月のお休み> 4(月)5(火)11(月)18(月)19(火)25(月)31(月) 12月もよろしくお願いします。 かみかわ珈琲焙煎所 営業時間 10時-19時 定休日 月曜日 第一&第三火曜日 〒561-0802 豊中市曽根東町5-10-1 TEL06-6842-9860 日々の暮らしに1杯の安らぎを

          2023年11月の定休日

          InstagramやHPで焙煎所の営業日について告知しているのですが、今後はこちらのnoteでもお知らせしていきます。 <11月のお休み> 6(月)7(火)13(月)20(月)21(火)27(月) 11月もよろしくお願いします。 かみかわ珈琲焙煎所 営業時間 10時-19時 定休日 月曜日 第一&第三火曜日 〒561-0802 豊中市曽根東町5-10-1 TEL06-6842-9860 日々の暮らしに1杯の安らぎを

          2023年11月の定休日

          ゲイシャアナエロビック

          1ハゼの終わりだな。 サンプルをテイスティングした時に焙煎度のイメージはできていた。 実際にプロバットで焙煎してテイスティングしたらトロピカルで深い甘みがアロマと余韻に出ていて「よっしゃ!」と思ったが、翌日にドリップして飲んでみると横の深みは良いんだけどもうちょっと縦のボリュームがあってもいいんじゃないかと。口に入った時に味わいが縦にも広がる感じが欲しいな。 焙煎している人間が聞いてても 「??」 だと思います。 あくまでマスターの頭の中の話。 そもそもの生豆の

          ゲイシャアナエロビック

          アナエロビックウォッシュドゲイシャ

          出会いは突然やってくる。 久しぶりにゲイシャコーヒーやります。 しかもアナエロビックのゲイシャですよ。 別件で問い合わせたのにゲイシャ入荷情報をゲットできるなんて。 「コーヒーの香水」と表現されるゲイシャ種は花弁のような華やかで甘いアロマ。 そこにアナエロビックファーメンテーションの非常にクリアで桃やパイナップルのようなトロピカルなアロマが絡み合い広がるので目を瞑ると何だかコーヒー畑の中にいるようですよ。 早ければ9月から焙煎所に登場できると思います。 今から焙煎する

          アナエロビックウォッシュドゲイシャ