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本 「ゆんでめて」

畠中恵著、しゃばけシリーズ9作目。
オーディオブック。ナレーション 中村橋吾氏。

感動しちゃった。
泣いちゃった。

全てのエピソードがエンディングにつながっていく。

なんて上手な構成なんだろう。

エピソードが起きた時間が
前後しているから、ちょっと分かりづらかったけど
それも自分がタイムスリップしているみたいで
面白い体験だった。

人は選択を余儀なくされる。
どちらを取るか。
それによって人生は大きく変わる、のだろう。

そうなんだろうけど
とうてい分かることができないわけで。。。
自分が結婚しなかったら?
自分がこの仕事を選ばなかったら?
そんなこと分からない。

だからこそ、
こうして一太郎の人生を通して
擬似体験させてもらった。
不思議であり
でもそれは自分にも起きていることであり。

人生の複雑さと
難しさと
でも明日は新しいものなんだ、ということ。

一太郎みたいに
自分のことではなくて
周りの人(妖)達を大切にしていたら
神様がこんな風に幸運をもたらしてくれるものなのかな。
うん、そう思いたい。

奥が深いなー、しゃばけー

楽しいだけじゃないなー。

屏風のぞきよ、
本当に良かったね。
私も心配だったよ。
とにかく
良かった、良かった。

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