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感情停止をさせるな。興味関心を持ち続けられる大人であれ。

僕の部下が下記のようなnoteを書きました。

僕は、リモートワークだったという事もあり、思考と身体を整えたくて、夜中に近所を散歩しておりました。普段散歩をする時にはあえて携帯を見ないようにしているのですが、たまたま散歩中にこのnoteを読みました。散歩中ということもあり頭が否が応でも回転しました。

結果的に“確かにねー”とも思いながら、“何かが違う”とも感じました。散歩途中だった事もあり、思考が止まらず....そのままメモとして書きました。

今回はアンサーソングならぬアンサーnoteということで、否定したいわけではなく、自分の思考の整理のためにも、補足としても、思った事を書いてみます。普段から部下の人生は、僕の人生だと思って、とことん付き合ってリードしていくタイプなので、余計なお節介かもしれないけど。

結論好きな感情はあった方が良い。“好き”という言葉を使うと強すぎるので“興味関心”という言葉で表現してみるとしっくりくるかもしれない。

結論
興味関心さえあれば人生は充実する
そのために
興味関心が少しでもあればそれは大切にしたほうが良い。

若者には伝えたいメッセージは
ビジネスに興味関心を持てたらそれだけで人生運が良いと言える。

自分も含めたおっさんに伝えたいメッセージは
好きとか興味関心に対して感情停止させてないか。感情を大事にしろ。人生1回だからね。

ビジネスに興味関心を持てたら

ナオのnoteを読めば一目瞭然だけど、ナオは完全にビジネスに対してやキャリア作りに対して、興味関心があります。もちろん恋愛ではなく、ビジネスなので、好きだなという気持ちだけでなく、日々の中でも辛いようなタスクなどもあるわけですが、ナオは、自分が成長するかどうかとか部下や上司に対してとか興味関心がある。役割としても、そのように思考しているとも言えますが、基本はビジネスのことを考えることが日常化している。

カプセルという会社に入社したからこそ、ビジネスへの興味関心が持てたなら、それは非常に幸せなことだと思う。どんな立場であっても、仕事をしてる時間が人生の中では、やはり多いから。ビジネスに対して、すでに興味関心のあること(好きなこと)として充実して生きている。バイトの延長線上のように労働的な働きから脱却できない人も少なくないわけで、働くことにおいては、ビジネスとか経営者とか興味関心さえあれば人生は充実する。このようなビジネスに興味関心がある状態に社会人のどこかのタイミングでなれたのなら、それだけで運が良いと言えるのかもしれない。さらに営業のような職種とかチームビルディングのようなマネジメントとかゲームのような市場とかにも興味関心が持てるとさらに良い。

また、もっと突き詰めて言えば、目の前の事を楽しめるかどうか、意味付けできるかどうかも重要。好きになれとは言わないまでも、興味関心を持てるか、さらには楽しめるかどうか、自分のためだと思えるかどうか。僕が新卒で働いた会社の部長が言ってました。社内の体制変更で営業みんなでテレアポをすることになって、その時に基本はやってらんねーなと思うわけですが、それさえも自分の中で消化して楽しみながらやれるかどうか。

つまりビジネスに、興味関心を持ててる人は、それだけでビジネスというフィールドで結果を出しやすいし、人生が充実しやすいと言える。

好きをキャリアにするとは

台湾は、キャリア作りを日本ほど考えていない人が比較的多いです。これは戒厳令のような歴史的な影響だったり、親が自営業の人が多いからだったり色々あるわけですが、実際にカプセルで僕が働いている中で、例えば音楽業界で働きたいと辞めていく人がいました。日本人的には急に音楽業界行くって大胆だなと思うわけですが。

このようなことに対しては、音楽業界で働きたいという言葉をもっと分解する必要があると思っている。つまり、趣味として音楽が好きだから音楽業界に行きたいのか、音楽業界でビジネスをしたいからなのか。基本は前者であることが多い。こうなってしまうと、基本は幸せにはなりづらいですよね。そもそも今の会社でビジネスに興味を持てずに辞めるのなら、他の会社に行ってもビジネスに興味を持てない可能性が高い。もちろん人間関係に恵まれて、環境が変わる事でビジネスに興味を持ち始める場合もあるけど。

音楽業界で言えば、音楽のジャンルが多い。逆に好きなジャンルじゃない宣伝をしなければいけないような時には抵抗感が強くなるリスクが伴う。ビジネスに興味さえあれば好きじゃない業界ぐらいが良いかもしれないと個人的に思ったりはします。

こう考えると言ってみれば当たり前の事ですが、働く事やお金を稼ぐ事で言えばビジネスの基盤に興味関心を持てるかどうかはどうしても外せない。

例えばビジネスとしての飲食も趣味としての飲食も両方に興味関心がある。ただ自分が美味しいと思うもの以外は作りたくないとかコスパで考えて、寿司だけしか作りたく無いというこだわりが生まれ始めた。こういうやらない事を決めてしまうことは、専門性を高めることにつながり、ビジネス面、趣味面、時流面など総合的にプロと言えるのかもしれない。(寿司がコスパが良いかは不確定で書いてます)

相対的な目線で将来を比較

同じ能力の人が2人いたとして、興味関心が有る無しで結果は異なっていく。例えばナオみたいな27歳だとまだまだ差はないかもしれないけど、僕みたいな37歳とかそれ以上になれば、ビジネスに興味はあるないで大きく結果は異なっていく。新卒の時は誤魔化せるから、新卒の面接では違いを出すことは難しい。実際に、大学での経験ってのは重視されるわけだけど、大学名、第一印象や話の上手さぐらいしか新卒では比較しにくい。

興味関心の有無で吸収力が異なっていき、将来に大きな差が生まれる。世の中のニーズがある人になるためには、やはりビジネスでの興味関心があるのかないのかが重要。さらにそこにゲーム市場とか動画市場とかへの興味関心が積み重なればさらに良い。興味関心を大切にしていく事こそが、人生で遠くまで行ける重要なポイントと言える

成長したいだけでは足りない

カプセルでは定期的に人材採用をさせていただいており、面接を行います。カプセルのような会社では、基本的にはみんな成長したいですと言ってきます。ただ、成長したいだけでは足りなくて、本人がビジネスに興味関心を持ているかどうか、また持たせてあげれるかどうかが重要だと思ってます。

成長したいと言っていた人が辞めていくのは、目の前のことを楽しめずに、興味関心さえもなくただの労働になってしまうからだろう。労働だと考えると、やはり苦労も多いので。会社としても個人的なマネジメントとしても興味関心を持ってもらえるように努力している。

日本の教育では

きっと日本で普通に生きてきた人は、学生時代にビジネスが面白いかもという感覚は生まれにくいだろう。実際に僕もそうだった。さらには、日本はお金の教育さえも少なく、お金は汚いものという感覚までもある。アルバイトのような労働しかできてない方が一般的だから、もちろんビジネスへの興味関心は持ててない。

どこの業界に興味あるなしを考える前に、もっとボトムにあるそもそものビジネスという事に、興味を持てる人が増えて欲しい。そのためには今で言えば社会人になってから良き環境に恵まれるか、子供の頃から目の前のことに興味関心を持ちやすくなれているか。

やっぱり教育って大切だよねと人の親になってからは尚更に感じます。そして今ビジネスに興味関心持ててる人は運が良いと言える。

結局生きるためにお金を稼ぐ必要があるなら

YouTuberもただ好きだけでは足りなくて、YouTubeというプラットフォームにも他のチャンネルにも自分の動画の内容にも興味関心をもっている必要があるだろう。そうでなければ編集も出来なかったり、長年続けれさえもできないし、フォロワーもPVも増えない。

ほとんどの人が、ただただ好きな事では確かに生きていけないかもしれないけど、興味関心があれば、人生は充実する。もっと言えば好きでは生きていけないから考えるのをやめようというのは、思考停止な人生の第一歩であり、人間として危ないなと思う。

人生の充実のために

ここまで色々と書きたいように書いてきましたが、働く事と人生の充実の増加を分解してみると下記かなと思っている。もちろん人生の幸せの価値観は色々あるので、今回は働く事に絞った場合。

ビジネスでの成長欲(意識の高さ)×ビジネスでの興味関心好き×外部要因(社会的ニーズ、時流)=キャリアの積み上げ(地位名誉、お金)=人生の充実増加

感情停止させるな。興味関心を持ち続けられる大人であれ。

最近、僕の娘が家に帰ってくるときには、いつも号泣してます。理由は簡単でもっと遊びたいから。好きだ、楽しい、興味ある、面白いかもとかそういう気持ちは本当に大切にしたほうが良いと思っている。それが成長のガソリンになるから。その好きとビジネスを掛け合わせていけば尚良い。今の会社でそういう感覚になれたならそれはラッキー。感情停止する事なく、そのまま走り続ければ良い。そういう感情を停止していくことが社会に適合することだったり、会社に適応することだとすれば、そんなことはクソ食らえだ。

一方で隣の芝生は青いのが世の常。他の業界だったりに行きたいと思った時には、それは本当にビジネスとして興味があるのかどうか、扱う商品は変わるだけで目の前の仕事は変わらないのではないかなど冷静に考えてみたら良いと思う。

今日も歩む

元々のナオのnoteのアンサーになってるかわからないけど、思うことを書いてみた。どうだったでしょうか。

僕は会社での立場的にも個人的な興味関心的にも人の人生に向き合うことが多い。僕自身も誰かに話を聞いてもらいたいという欲求を持ちながら、今回はこれまでにしようと思う。

今日も散歩でもするかな。
優しいレゲエでも聴きながら。

最近はCAPSULEのHP以外にサービスサイトを制作しております。上記のこのサイト内ではPRチームや各部門のメンバーが記事を発信しているので、ぜひ読んでみてください。
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亀貝 康明(KAMEGAI YASUAKI)
台湾在住。
CAPSULE Inc.取締役。
主に中華圏やアジアを中心とした海外生活や海外ビジネスに関して発信中
プライベートでは【台湾が好きでもないのに移住。好きになれるか真剣に台湾と向き合ってみた】をコンセプトにYouTubeチャンネルも運営中

Twitter→https://twitter.com/kamegai_capsule


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