![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/142131066/rectangle_large_type_2_8924b51f004a3d6a7d24c7f8a27c43f4.png?width=1200)
Photo by
nekonekomu
自由律俳句「コンクリートに落ちた箱の中にお菓子」
ついやって
しまった時は
すでにもう
箱の中身は
イメージできる
すこしだけ
時を待っても
変わらない
現状を知り
箱を開けます
お菓子を喜んで手に入れたものの、そのお菓子が台無しになる瞬間は、日常の中にさりげなく登場する。
ソフトクリームが、うっかり、夏の日差しに溶けてしまったようなものだ(アリにとっては、おそらくよいこと)。
コンクリートに落ちた時の箱の「バン!」という音が、せつなすぎる……。