自分に自信がない人は「0→1」の実体験をすべき
初めまして。ノーマル女子のかめちゃんです。
今日は、私のようなノーマル女子が、自信をつける方法を紹介したいと思います。
私はこれまでの人生、「1→100」を軸に努力してきました。つまり、自分の少し得意なことに対して、努力し磨きをかけて成長していくということです。
例えば、中高校生の時、“走るのが得意”だったので、部活は陸上部に所属していました。
もちろん、その中ではとてつもない努力をしたし、それはそれでいい体験で、得られることもたくさんありました。
ですが、26年間生きてきて、
25歳の時に初めて「0→1」の努力をする機会が訪れました。
これまで自分が苦手としていたコトに、初めて挑戦せざるおえない出来事でした。
今日はそのことについて書いていきたいと思います。
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私はPR会社へ勤めており、「営業」部署に所属しています。
「営業」は数字を稼ぐことはもちろん、クライアントと対面し課題をもらい、その課題を社内のメンバーと解決していく役割、つまり社内・社外をつなぐパイプ役のような立ち位置です。
例えば、
「新商品のお菓子を話題化したい」という与件をもらったら、
プランニングチームにオリエンテーションし、アイデア出しをお願いする。
そのアイデアをまとめて、クライアントに提案する。
簡単に説明すると、そんなイメージです。
PR会社の営業には、「コミュニケーション能力」と「判断力」「ディレクション能力」が必要です。
幸いなことに、その3つの能力に関しては、概ね自信がありました。
ですが、「プランニング力」「創造力」に関しては、全くポテンシャルがなく、打ち合わせでそのスキルが必要な話が出たら、
相手や周りの人と”同調”し、差し障りのない相槌でその場を乗り切っていました。
そんな私が、25歳、ちょうど入社3年目になろうとしていた時、
突然「プランニング局」への異動が命じられました。
私自身も「?」でしたが、何よりプランニング局のリーダーも、
私のようなポテンシャルのない子が入ってくることに戸惑いと違和感を隠し切れていない様子でした。
プランニング局は、当たり前ですが、プランニングスキルの高いメンバーが所属しています。
そんな中に私のようなプランニング力0の戦力外メンバーが加入するということで、社内全体もざわついていました。
自分の苦手なことに対して頑張るという経験をしたことがない私にとっては、それはもう屈辱でした。
「プランニング力ってセンスだし、頑張って得られるものではないだろう」と思っていたし、能力もない私に、アイデアなんて生まれるのだろうか。。。と本当に不安でした。
そして、同時期に加入したプランナーは、一年生2名。
初めてだから許される1年目とは違う、3年目という「プレッシャー」と「プライド」もあり、結果に対する周りの目を勝手に気にしていました。
そんな不安しかない気持ちでプランナーとしての生活が始まりました。
初めはリサーチ業務やチームを支える仕事を受けていましたが、
ちゃんとプランナーとしての仕事(=アイデアを生みだすこと)をしなくてはならなくなり、案件を受け始めることになりました。
初めはセンスもないので、なかなかいいアイデアが出ず、先輩に助けてもらってばかりでしたが、
出来ない自分としっかり向き合い、事例を研究したり、「考え方」の本を読んだり、先輩を真似したり、、、本気で苦手なことと向き合いました。
3年目という「プライド」を捨て、毎日「人一倍思考」し、「努力」し続けた結果、センスがないと思っていたリーダーにアイデアを採用してもらえるようになってきました。
自分でもある日を境に、ちょっとずつアイデアの芽が出てくることを実感しました。
その時、
人は、自身の苦手なことを認め、プライドを捨て、人一倍の努力し続ければ、ちゃんと力がつくのだなと認識しました。
この全くスキルのない0の状態から、良いアイデアを出すことができる1という状態まで持ってこれたことは本当に私の人生を変えました。
せっかくプランニングスキルを身につけて「1」の状態になったので、
それを「100」まで磨き上げよう!と思ったときに、
まさかの再び営業の部署へ異動することになってしまいましたが、、、
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この「0→1」の実体験で私が伝えたいことは、
すごい努力したら、苦手なこともできるようになりますよ。ということではありません。
「0→1」の実体験をした者のみが、
①「プライドを捨てること」ができ、
②「圧倒的”自信”」と、
③「鉄のメンタリティ」
を手に入れることができます。
これまで、周りの目を気にして生活してきた、気にしいな私でしたが、
この経験を境に、自信がついたことで、周りに何を言われようとも、全く動じず、気にしなくなりました。
気にしいな人だったらわかると思うのですが、
その心配がなくなっただけで、日頃知らずに負荷になっていた対人ストレスから解放されました。
そして自信がついたことで、人として強くなり、世の中を達観できるようになりました。
25歳にして、人生が180度生まれ変わり、
新たな人生にスタートすることになりました。
私のようなノーマル女子が、強さを手に入れるための方法は、
「0→1」の実体験。
ぜひ皆さんも、自分に自信をつけたいと思ったら、「0→1」のチャレンジをしてみてください。
きっと世界が変わり、生まれ変わることができますから。
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