見出し画像

今の時代の健康的な過ごし方

新型コロナウイルスの感染症がパンデミックになり、日本でも感染者が増加し緊急事態宣言の影響で活動自粛、自宅待機している方が多いのではないでしょうか。
ニュースを観ると感染予防の3密(密室、密着、密接)を避けることや日頃の手洗いうがいをしっかり行うことが呼びかけられていますね!


“STAY HOME”も呼びかけられていますが、天気が良ければちょっと表に出歩きたくなるもの。それは気分を切り替えたいという人間の心理があります。私の近所には大きな池のある公園があり、天気がよければ人が沢山集まっています。

感染リスクを考えると、人が密集するところは極力避けた方が良いですが、一日20〜30分は外に出た方が体調を上手くコントロールできます。それにはいくつか理由があります。


①日光に当たり適度なストレスホルモンを

脳内からセロトニンというストレスホルモンが分泌されます。セロトニンは精神の安定や平常心を保ったり、脳を活発に働かせる脳内物質になります。イライラしているお子さんや気分が不安定なときは日光に当たると良いでしょう。

また日中のセロトニン分泌量が少ないことでメラトニンというホルモン分泌が低下してしまい慢性的に寝れない不眠症の原因にもなります。睡眠が最近乱れている方も日光に当たる時間を作るようにしましょう!


②体温を上げ、免疫機能を働かせる

人間はもともと保温動物で血液を通して酸素を体内に取り入れて細胞を働かせています。しかし血液循環が悪くなると筋肉や骨をはじめ、内臓など臓器が機能低下を起こし、カラダのいたるところに不調が起こります。またカラダは細菌やウイルスなどの外敵から身を守っている免疫機能があります。低体温にならないようにカラダを動かすと良いでしょう!


③ビタミンDを増やして免疫機能up

日光に当たることで体内でビタミンDが生成されることは言われています。骨の代謝にはカルシウムが吸収されるのを手助けする働きだけではなく、ビタミンDの血中濃度の低下が自己免疫疾患やインフルエンザなどのウイルス感染症にも影響することが知られています。現在、流行している新型コロナウイルス感染症の症状に関しても血液中のビタミンD濃度が低いと重症・重篤な症状になっているという関連もあるようです。


人間と生物は共存しています。
いくら手洗いやアルコール除菌をしても完全にウイルスから身を守ることはできません。

体内にいる微細胞や免疫機能をもっていかに外敵から身を守るかが試されているこの時代。今一度、自身のカラダのことを知って薬頼りにならないような健康的な身体を保ちましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?