ナカモトジュンヤ@かまくら国語塾

“国語”や“おはなし”について書くなど。小説「漣の果てに。」Amazonで販売中。柳は…

ナカモトジュンヤ@かまくら国語塾

“国語”や“おはなし”について書くなど。小説「漣の果てに。」Amazonで販売中。柳は緑、花は紅。ライティングワークショップを軸とした小学生向けの小説創作教室、かまくら国語塾、始めます。https://kamakura-kokugo.education/

マガジン

  • 小説「ぼくたちは嘘をついている」

    連作短編『僕たちは嘘をついている』のマガジンです。 5000~10000字

  • 中編小説

    3000~10000字の中編小説を収めています。

  • [小学生の]国語力をおうちで高める15の取り組み

    「我が子の国語力を上げたい」そう思っている保護者の方は多いのではないでしょうか。 そんな想いを抱えている保護者の方も多いのではないでしょうか。三児の親であり、学習塾で国語を教えている私自身もその一人です。 そこで、このnote(マガジン)では、言葉を運用する力を高めるための家庭の取り組みや環境を『ことば環境』と呼ぶことにして、その“ことば環境づくり”を、「だれでも出来る」「すぐに取りかかれる」を大切にしながら、15の場面に分けてそれぞれ連載の形でご紹介してまいります。 目で見て、耳で聞いて、親子で話し合ってたくさんコミュニケーションをとりながら、手に入れた言葉をドンドン使っていってもらえるような内容をご紹介してまいります。

  • 漣の果てに。

    連載小説「漣の果てに。」のマガジンです。 「さざなみのはてに」は2012年に執筆しました。当時闘病中だった亡き父へのエールとして書き始めたもので、エールではありますが、テーマはまさかの「親殺し」。 大手ゼネコンに勤める父親とメーカー勤務でくすぶっている息子が、いつのまにか大きな流れに巻き込まれ追い詰められていく話。 自叙伝的な要素も多少はありますが、あくまでフィクションです。主人公の家族含めて登場する人物や設定は、実在の人とは関係ありません。念のため。 Kindle版でも販売中 https://amzn.to/3czCyD5

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小学生の国語力をおうちで高める15の取り組み “はじめに”

はじめに「我が子の国語の力を上げるために何か出来ることはないか」 そんな想いを抱えている保護者の方も多いのではないでしょうか。三児の親である私自身もその一人です。 国語の力──国語力──はすべての学びの土台だとよく言われます。でもその割には、何をすれば国語力が上がるのか、はっきりとしていません。 まず「国語力」という言葉そのものがぼんやりとしています。生きていれば国語の力はついていく、これは間違いありません。 我が子がはじめて言葉を発したその日から、もっと言えば生を受

    • 『あやとり』

       だって、決められない。私が私であるために。  中学生になって三か月。こんなイベントがやってくるなんて、想像力が追いつかない。  陸上部の練習が終わって帰ろうとしていると、部室前でいつの間にか仲川先輩と二人きりだった。いい雰囲気だったということもなかったのに、挨拶をするような自然さで先輩から好意を告げられた。 「今度、彩の返事を聞かせてほしい」  そう言い残して、先輩はそそくさと帰っていった。  どうしよう。  仲川先輩の告白を聞いた時、すでに私の脳内はパンク寸前だ

      • 『オン・ザ・ウェイ』

         僕は、学校に来ている。  鳥のさえずりが、クラスメイトのざわめきに。木漏れ日とベンチは、長細い蛍光灯と硬い椅子に。僕を魅了していた物語は、教科書とタブレットに。ちょっと初々しく、少しうんざりで、それなりに楽しみだ。  僕は、学校に来ている。 「セオリーを考えよう」  人差し指を立てながら、伊藤先生は口にする。  まだお互いが距離感とキャラ感を探っていた四月初め。卓馬は、「セオリーとか知らねぇし」なんて楯突いていた。  でも、カースト最上位の冴さんが「伊藤先生っていいよね、

        • 小学生の国語力をおうちで高める15の取り組み15 《おはなしづくり》

          子どもたちの頭の中にある物語は、大人の常識をはるかに超えています。発想や展開もいい意味で裏切られることも多いですね。創作した物語の中にはその子の世界が散りばめられています。我が子の物語を読んでみたい。そう思う方もいらっしゃるでしょう。

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          小学生の国語力をおうちで高める15の取り組み14 《旅の編集者》

          子どもに旅の主導権を持ってもらうと、旅の中での各場面で“編集”が始まります。この旅はどういうものか、何を楽しむか、どうやって記録に残していくか。 子どもをリーダーにして、旅の記録を残していくことで、言語化能力を高めることができます。

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          小学生の国語力をおうちで高める15の取り組み14 《旅の編…

          小学生の国語力をおうちで高める15の取り組み13 《未知の言語化》

          まだ知らないことやものに出会った時、人はどうするでしょう。 おそらく、それが何なのかを知ろうとするはずです。知るためにはどうするか。調べなくてはいけません。そして、調べて「分かる」ためには言葉が必要です。つまり、未知に出会って興味を持ったら、言葉を使わざるをえないということですね。 だから、たくさんの未知に会うことは大切です。日常の生活から一歩踏み出せば、意外とすぐに未知に出会えます。

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          小学生の国語力をおうちで高める15の取り組み12 《ドライブ中の過ごし方》

          「『花さかじじい』知ってる?」 「知らなーい」 「『ジャックと豆の木』は?」 「聞いたことあるけど、どんな話か分からない」 昔話や童話の知名度が低いと感じることがあります。たくさんの刺激的で面白い本がありますし、ドキドキさせられるアニメなどをいつでも見られるため、時代的に仕方ないのかもしれません。 ただ、昔話や童話は、国語というものを知る上で重要な役割を持っているので、ぜひたくさんのお話を知ってほしいですね。

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          小学生の国語力をおうちで高める15の取り組み12 《ドライ…

          小学生の国語力をおうちで高める15の取り組み11 《おすすめゲーム》

          遊びながら国語力がついたら最高ですよね。 ここでは、ゲームをしながら国語力を高める方法をお伝えします。 画面で遊ぶゲームの中にも言葉の力が必要なものは多数ありますが、これからご紹介するのはすべてアナログのゲームです。でも、十分に楽しめるものばかりですよ。

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          小学生の国語力をおうちで高める15の取り組み11 《おすす…

          小学生の国語力をおうちで高める15の取り組み10 《紙の辞書に親しむ》

          「分からない言葉があったら辞書を引こう」 よく聞く話ですが、面倒ですよね。親が面倒だと思うことを子どもがやるわけがありません。 でも、大切です。ここでは、辞書に親しむための方法と合わせてご紹介します。 紙の辞書を使って時間をかけて言葉と向き合う言葉の泉といえば、辞書。 言葉の意味を調べるためだけではなく、ことばの力をアップするために辞書を活用していきましょう。

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          小学生の国語力をおうちで高める15の取り組み9 《日記の続け方》

          「絶対続かない」 そう、それが日記です。三日坊主の日本代表ですよね。 でも、日記は、言葉の使い方、漢字を使う経験、文章の構成、表現の豊かさなど、身に付く力が非常に多く、超効果的です。 日常的に言葉をつむいで文章を書く。 究極のことばの学びが日記だと思っています。 嫌われ者ですし、過小評価されていますが、国語の力をつけるためにはイチ推しです。

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          小学生の国語力をおうちで高める15の取り組み8 《本棚をどこに置くか》

          ご自宅の本棚はどこにありますか?  子ども部屋でしょうか。 廊下でしょうか。 言葉の力を高めるためには、昔から今に至るまで、誰に聞いても、何をおいてもまず「読書」が挙がってきます。人類の歴史がその有効性を物語っているかと思います。 その大切な読書を促すための具体的な方法として、本棚の置き場所と、本棚の楽しい使い方を提案します。

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          小学生の国語力をおうちで高める15の取り組み7 《書店での本の選び方》

          書店に行かなくなりましたね。書店自体も減っています。 ネット書店で買う方が楽ですが、言葉の泉である本に触れるために、ぜひ子どもを連れて書店へ行きましょう。

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          小学生の国語力をおうちで高める15の取り組み6 《子ども新聞》

          今さら新聞なんて。 そう思われるかもしれませんが、ここで取り上げるのは「子ども新聞」です。 中学受験で灘(兵庫)や女子学院(東京)、筑波大附属駒場(東京)などの合格者のうち、40%以上が朝日小学生新聞を購読していたというデータ(*朝日小学生新聞調べ2013-2015)も有名です。 今回は、中学受験の「ため」というよりも、情報を正しく伝えるための文章や言葉に、日常的に触れるための子ども新聞の活用です。

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          小学生の国語力をおうちで高める15の取り組み〜超おすすめアプリ〜(無料記事)

          革新的な本おすすめサービス「ヨンデミー」 本に親しむことが、言葉の力を高めることは間違いありません。本に親しむためにAIやテクノロジーの力を借りてみるのもまた一つの方法です。 ここでご紹介しておきたいのが、オンライン読書教育サービス「ヨンデミー」です。 子どもの好みにあった本を、本の専門家である司書の知識を結集したAIが勧めてくれるというサービスです。 読書教育のプロが運営していて、子どもたちの読書のステップアップにつながる本を紹介してくれるため、長期にわたって読書体

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          小学生の国語力をおうちで高める15の取り組み5 《図書館》

          時間を見つけて図書館に行きましょう。未知の言葉や、その言葉の運用されている場面、他者の心情を知ることや、新しい知識。読書がもたらす成長は計り知れません。 「ことば環境」を作るための本の上手な借り方 インターネットやデジタルは私たちにスピードを与えてくれますが、紙や印刷物はゆっくり考える時間をもたらします。自分が気に入った本と向き合う時間が欲しいものです。 〝紙の本〟を〝背表紙〟で〝一度にたくさん〟選ぶ、という経験をしたいものです。本棚に手を伸ばし、その場でめくる。どの本

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          小学生の国語力をおうちで高める15の取り組み4 《学校の宿題》

          学校の宿題はゆっくり味わって効果倍増 「学校の宿題なんて、サッサと終わらせてしまいなさい」 宿題、“やっつけ仕事”になっていませんか。 塾のテスト勉強や宿題、他の習い事が忙しくて、いまや学校の宿題の優先順位は大きく下がっているかもしれません。 でも、学校の宿題も取り組み方次第では、言葉の力を大きく伸ばしてくれる絶好のチャンスに変わります。

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