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【前編】Life Quest~釜石で〇〇する人たちの多様な生き方〜第15歩目「考える記録する伝える」×土橋詩歩さん

本記事は、岩手県釜石市で人生を探求し生き方を自分でつくることに挑戦し、様々な活動に取り組むゲストの生き方に迫っていくイベント型オンライン番組『Life Quest』の内容をnoteに転載しています。         
今回は、2021年1月18日に実施された第15歩目「考える記録する伝える」に取り組む土橋詩歩さんをご紹介します。実際の放送については、こちらよりご覧ください。

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ゲストプロフィール:土橋詩歩/1990年 岩手県釜石市鵜住居生、2013年まで同市在住。東日本大震災の経験や地域活動に関わったことで価値観が変化。“社会を考える、記録する、伝える”ことを自分の歩む道とする。2013年日本写真芸術専門学校・II部へ入学。ウェディング・スクールフォトグラファーとして働く傍らで、作品づくりと勉学に励む。卒業後は、業界新聞やWebメディア、SNSキュレーションサイトの業務に従事したほかひきこもり当事者メディアの創立発刊に携わる。2017年Uターン。フォトグラファーやライター、SNSマーケティングなどが仕事。来づくり委員会や総合審議会委員会では保健福祉班に所属。地域に根付いた活動に幅広く参画している。

わたしの「考える記録する伝える」とは?

土橋)私が思う「考える記録する伝える」どういうことなのかをお話できたらと思います。まず、具体的に「考える」と「記録する・伝える」を分けて説明します。「考える」は、地域活動であったり、作品の推敲、マーケティングになります。次に「伝える」というのは、写真の撮影や文章の執筆、PRなどにすみ分けられるかなと思います。これまでの登壇者の方のnoteやYouTubeを拝見して、私はちょっと違うなと感じました。

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というのも、今までの登壇者の方の経験が持っていらっしゃった上の4つが私には0なんです。というところで、この3つに沿って、最終的に「考える記録する伝える」とはどういうことなのかお話していきます。

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➀私のトリセツ

土橋)フリーランスで仕事をしているとよく「何してるの?」「SNSの仕事ってどんな?」「ちゃんと食えてるの?」といって、気にかけて頂いています。じゃあ、どんなスキルや仕事をしているのかということですが、以下のような経験をしています。最後の「伝えることを諦めない精神力」は、次のコーナーで掘り下げて頂ければと思います。

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これらのスキルを使って私が釜石で何ができるんだろうということで釜石で私が行っている「考える記録する伝える」に繋がる「書く、撮る、SNSをする」といったところをご紹介していきます。

②釜石でのお仕事と取組み

土橋)まず、最初に私が三陸に惚れ直したのは、釜石市内の泳ぐホタテのあるヤマキイチ商店さんというところとご一緒したことが大きなきっかけとなりました。Facebookにも私が関わったところがありますので、是非探してもらえたらと思います。次に、三陸ひとつなぎ自然学校さんです。こちらでは、HPに載せる写真を撮影しました。今は、ふるさと納税のHPからもご覧いただけます。私が、SNSを中心に活動していることを知って下さった方が増え始めた時に声をかけて頂いたのが、石村工業さんでした。

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こちらでは、SNS運用の内製化支援やPR、マーケティングに携わりました。私が地域で顔の見れる関係性の中で仕事をすることが、やりがいに感じたきっかけの仕事になります。

次に、今も携わっている青紀土木さんという地場企業です。こちらは、インフラ、メンテナンスといったような皆さんの生活を下支えするというところで事業を行っています。元々は、期間限定での仕事だったのですが、それをきっかけに、「考える記録する伝える」という仕事のご依頼を頂くことになりました。

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SNSの仕事を具体的にご紹介すると、市内のアパレルショップのECサイトの売上アップを目的に、Instagramで認知をあげるために支援をさせて頂くといったこともしました。また、写真の仕事は、記念写真ということで個人や企業からご依頼を受けて行っております。写真を撮る前に、ご自身の背景などをお聞きして、撮るようにしています。フォトグラファーとしての経験がここで活かして、ウエディングの写真も撮ったりしています。

執筆は、以下のように様々行っていました。

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2021春にこちらのお仕事も再開予定です。               地域活動に関しては、様々行っています。

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委員会やゴミ拾い、最近は、ラグビー関連でも関わらせて頂いております。これらを踏まえ、結論をお話していきます。

③「考える記録する伝える」とは?

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まず、「考える」ということですが、地域活動を行っていると様々な課題観や数字といったものがクリアになってきます。数字ってある種の声だと思っています。また、「記録する」「伝える」といった仕事に「考える」ことがすごく活きてきます。その人となりが見えたり、顔が見えることによって、双方が認識して、理解する。これが釜石でお仕事を頂く99%のきっかけになっています。「考える記録する伝える」ということをするにあたって、震災を経験しているということもあって誰かを傷つけたくないなということを意識しています。

これらの仕事をしていて、やはり好きは強いと思います。私はお仕事をすると必ず相手のことを好きになるんです。

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そうすると距離が縮まり、効果的にお伝えすることができると思っています。これをとても大切にして、仕事をしています。というところで、私の仕事の紹介とさせて頂きます。

戸塚)土橋さん、ありがとうございました!

ー後半は、土橋さんご自身の人生について深掘っていきます。

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