釜ヶ崎ほのぼの親睦会

釜ヶ崎ほのぼの親睦会

最近の記事

居場所復活

コロナウイルス拡散防止観点からカラオケの会が休止になったのは、2020年3月から。 あれから2年と3ヶ月。やっと7月より再開することになりました。 それまでは、皆さんからカンパで費用を出し合い、ほそぼそと集まりの灯火を消さないようにしてきました。 皆さん、頑張りました。 以前のように、週3回というわけにはいかず、月1回ですが、 徐々に増えてくれたらと思います。

    • 再開。

      2020年2月を最後に休止になっていた西成市民館の居場所事業「ほのぼのクラブ」が再開しました。 あいりん地域にお住まいでほのぼのクラブに参加していました方々中心に作られた団体「ほのぼの親睦会」が市民館主催事業に協力といった形で今後月1回第3土曜日に実施していきます。 ただし、条件はあります。 カラオケをしないこと等です。 今は定員8名の中で活動していくことになります。 昭和歌謡を皆で聞いて楽しむ。 歌うことはできないけど、聴くことを分かち合う。 まずは、2021年7月よ

      • 余暇と労働

        久しぶりの投稿になります。 写真は、もう13年くらい前に釜ヶ崎で玉ねぎを育てていたときのもの。 懐かしいです。 ほのぼの親睦会は、カラオケはできないですがほそぼそと月1回少人数で 集まり、You Tubeからの画像で昭和の歌をみんなで聞いています。 この時世、カラオケのカの字でも出そうものなら村八分的な空気になってます。ここは我慢の時。 労働の街、釜ヶ崎で仕事をしていますと、仕事をして自立しましょう!という考え方を持った人に出会います。 それはそれで良いとは思うのですが、私的

        • 2020年が終わります

          写真は2016年の忘年会のもの。2019年も忘年会をしました。あれが最後とは思いませんでしたよ。 今年はコロナウィルス禍でこんなに世の中が変わるとは、居場所も変わるとは思いませんでした。 昨年の12月の時は、まだこんなに緊迫感がなかった。 先日、ことし最後のほのぼの親睦会を開きました。 いつものメンバーが、ポスター掲示をしないでも皆さん忘れてなくて来てくれました。 仕事が終わったあとなんだよ、とほとんど寝てないのに来てくれる方もいてうれしい限りです。 皆さん、メンバーとの交流

          人間の食生活には主食と副食があるように

          写真は、2019年12月の越冬闘争に参加したおっちゃんたち。横に配置させていただいています。 今でこそ、マンガは日本の文化のようになっていますが、1955年1月22日に当時の首相鳩山一郎氏が施政方針演説のなかで〈不良出版物等〉の氾濫は青少年に悪影響を与えるていると弁じているそうです。 現在、日本マンガ全史を読んでおりましてそこに書いてありました。 1950年代に出版されたマンガは次のようなものがあります。 サザエさん、リボンの騎士、鉄腕アトムなど。 今のマンガと比べたらかなり

          人間の食生活には主食と副食があるように

          釜ヶ崎ほのぼの親睦会11月定例会報告

          11月14日土曜日 午前10時〜午前11時30分 いつもの場所で11月定例会を実施しました。 コロナウイルス感染者が増加している中なので、マスク、消毒、体温チェックは必須。 マイクは歌うたびにマイクにつけてある消毒シートを変えています。 早寝早起き、日々の自己管理を皆さんにお願いするしかない。 今回は8名参加。 久しぶりの方が2名。 3月から西成市民館カラオケの会が実施されていませんから9ヶ月ぶり。 歌えなかったんだよ〜と嬉しそう。 大きな声で部屋では歌えない。かといって公園

          釜ヶ崎ほのぼの親睦会11月定例会報告

          居場所は出来るもの

          ゴミ部屋。狭いからゴミ部屋になるのか。本人がそのほうがいいと思うからか。 このような部屋の家財処理の依頼があります。世話人は受付で実行部隊がいてしてくれるのですが、 こんな部屋だと確かに日中いたくない。 先日、転居の対応をさせていただいた人は日中、部屋にいたくないから競艇や街をぶらぶらすると話していました。 その部屋はラーメンの汁がこぼれてほったらかしにしていたからか畳が腐食し、布団にひっついてそこから虫が大量発生して すごい臭いがありました。そのような部屋にいつからなったの

          居場所は出来るもの

          カラオケの会で大切にしていること

          以前の写真をたくさん撮っておけばと思うこの頃。 まさかこんなことになろうとは思っていませんでしたから。 しかし、世話人黒田さんが頑張って市民館館長と話し合ってくれているので 話は前向きに進んでいます。 また、市民館でカラオケのできる日がもうすぐやってきそう。 先日、世話人黒田さんと小手川さんが労働センター跡地周辺で出張カウンセリングルームなるものを開催してたとき、 カラオケの会に参加していた人がきたようで、カラオケの会なくなったからお酒飲んでばかりや!とボヤいているのを聴いた

          カラオケの会で大切にしていること

          居場所に対する考え方はいろいろ

          写真はカラオケの会に参加している人たちが姿勢教室に参加している様子です。 先日、カラオケの会をどうするか話し合っている会議に参加している方と話をしました。 どんな感じで話が進められているのですか?と聞きましたら、私の考えですがと次の話をしてくださいました。 男性の方と女性の方と居場所について考え方が違うのではないかしら 女性は日々の小さな出来事、その人の振る舞いからその人の変化を感じ対応するのだけれども 男性はそんな群れなくても生きていけるでしょ!そんなんしなくていいでしょ

          居場所に対する考え方はいろいろ

          10月定例会報告

          先日の土曜日、ほのぼの親睦会10月定例会を実施しました。 今回はほぼ、西成市民館カラオケの会に来られたメンバーが集まりました。 12名。久しぶりの方もいて、〇〇さんに聞いたんだよ!と駆けつけてくれました。 釜ヶ崎のおっちゃんたちの口コミ力は威力あります。 これからもたまに来ていた人たちに広がっていくことが予想されます。 おっちゃんたちから「街ではカラオケやカラオケ喫茶はやっているのになんで市民館のカラオケはしないの!週1回でもしてほしい!」 と声があがりました。 親睦会世話人

          10月ほのぼの親睦会定例会お知らせ

          写真はカラオケの会のメンバーが姿勢教室に参加して先生のお話を聞いているところ。 10月の定例会は10月17日土曜日午前10時から午前11時30分です。 場所は夜は西成ジャズが行われているkamapub。日曜日はたんぷーりさんが大人食堂。平日はさとプラッツという食堂をやっています。 西成市民館はまだ、カラオケを再開する動きは出ておりません。 皆さんの繋がりを切らせないために定例会を毎月1回実施する。 歌を人前で歌う機会があるのとないのとでは日々の張り合いが違うようです。 参加さ

          10月ほのぼの親睦会定例会お知らせ

          つながりづくり・居場所づくり・生きがいづくり

          写真は独居老人の部屋。 独居老人は、いろんな方がいますが思い出とともに暮らす方がいます。だから、ものを溜め込む。 私の本職は西成で不動産の賃貸営業で住まい探しのサポートをしています。 引っ越しや家財処理の仕事も窓口としてやっています。 相談者のお部屋にいき、現状をを確認するのですがいろんなお部屋があります。 思い出を捨てられず、溜め込んでしまって寝る場所だけが空いている部屋。チャバネゴキブリが大量に発生している部屋。 寝る場所もなくものが大量にある部屋もあります。 友人が部屋

          つながりづくり・居場所づくり・生きがいづくり

          ほのぼの親睦会第3回定例会

          9月26日に第3回目定例会を行いました。 いままで、のどじまん会としておりましたが定例会としたほうがいいのでは?という話が出て今回より定例会ということにしました。 回数としたら3回目。 今回は前回の定例会の時に日程を決めていましたので告知を日々道であったらできました。 西成市民館で行っていたカラオケの会のメンバーがけっこう集まりました。 それぞれ、持ち歌を舞台で披露。替え歌を披露してくれるメンバーもいました。 踊りが得意なKさんが久しぶりに参加してくれました。だいぶ痩せていた

          ほのぼの親睦会第3回定例会

          ほのぼのクラブカラオケの会の流れ

          写真は2018年忘年会。ピアノ伴奏者鈴木さんを呼んで皆で合唱。 ほのぼのクラブカラオケの会はどのように進行されていたのかをお話します。 最初は3時から4時半の1時間半の会でしたが、2010年から利用者アンケートの際に時間が少ない!と意見が多数あり2時半からスタートになりました。2時半から始まるのですが、利用者は来たらすぐに自分の歌いたい歌を書いた紙を来た順で所定の位置におきます。来た順なので早く歌いたい、たくさん歌いたいと思う人は早く来ます。いつの間にか2時以前から人が集まる

          ほのぼのクラブカラオケの会の流れ

          ほのぼのクラブカラオケの会事始②

          これは昨年の住吉公園で行った花見カラオケの様子です。 さて、無料ということでほのぼのクラブは始まりました。 ほのぼのクラブは、カラオケだけではなく、ゲーム、将棋、卓球、カラオケとありました。登録制ですが、身分証明書などはいらず、必要なことを 書いてもらうだけの登録でした。必要事項を記入するだけで登録ができるということでおっちゃんたちの口コミパワーによって登録人数はあっという間に増えました。私の残している記録では2009年3月には92人の登録者がありました。 カラオケの会の参加

          ほのぼのクラブカラオケの会事始②

          ほのぼのクラブカラオケの会事始①

          写真は、釜ヶ崎で毎年お盆時に開催される夏祭りの空です。 今年はコロナウィルス防止のためありませんでした。ほのぼのクラブは昨年の冬に行われた夏まつりの冬バージョン越冬でのステージで合唱を行いました。 遡るは今から12年前ほのぼのクラブカラオケの会は今から12年前の4月より西成市民館で実施されました。 西成市民館は2007年より大阪市指定管理者制度によって社会福祉法人石井記念愛染園が指定を受け運営を行われています。 その頃の西成市民館職員は情熱的でどんな企画をすればよいかの会議

          ほのぼのクラブカラオケの会事始①