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人間の食生活には主食と副食があるように

写真は、2019年12月の越冬闘争に参加したおっちゃんたち。横に配置させていただいています。
今でこそ、マンガは日本の文化のようになっていますが、1955年1月22日に当時の首相鳩山一郎氏が施政方針演説のなかで〈不良出版物等〉の氾濫は青少年に悪影響を与えるていると弁じているそうです。
現在、日本マンガ全史を読んでおりましてそこに書いてありました。
1950年代に出版されたマンガは次のようなものがあります。
サザエさん、リボンの騎士、鉄腕アトムなど。
今のマンガと比べたらかなり平和なマンガ作品です。
なのに、当時は子どもたちを夢中にさせすぎて影響ある悪書となったわけです。
悪書追放運動なる運動。
その場に吊し上げられたのはあの、マンガの神様、手塚治虫先生。
その先生が、次のように語ったとのこと。

人間の食生活には主食と副食がある。学校の授業には教科書と副読本がある。漫画こそ欠くことのできない副食であり、副読本であるわけです。

カラオケも同じことが言えると私は思います。
カラオケで書かれている詞を理解することで当時を思うことができる。
心の栄養が取れると思います。

コロナウィルス感染者が増え続けています。
感染予防は必要でしょう。
しかし、心の栄養のことも考える必要もある。

心の栄養を得る場所をなくさないで。

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