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デリー生活

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#ヒンディー語

7か月

7か月

渡印してから、半年以上が経過した。なんだかんだと、電気やらFRROやら銀行やらの手続き、KHSの突発的イベント、中間テスト、等々をこなしているだけで過ぎ去ってしまった気がする。滞在期間も残り少なくなってきた。

果たしてヒンディー語は、十分勉強できたのか。自分の期待の3割くらいの感触。Book Fairで大量の本を買ったものの、どの本を読んでも知らない単語だらけで暗澹とした気分になる。とは言え、さ

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メイドのお小遣い 其の三

私の部屋では直接はメイドは雇っていないのだが、アパートの管理組合が雇ったメイドが共有通路の掃除と、各部屋の前に出されたゴミの回収を行っている。毎月の管理費からお給料は出ているはずだけど、このメイドがたびたびお小遣いをねだりにやって来る(部屋のピンポンを鳴らす)。そういうものなのか、ガイジンだからターゲットにされているのか、いくらぐらいが適正なのか、さっぱりわからない。

一度目は、ダシェーラーの前

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冬の終わりの始まり

冬の終わりの始まり

デリーは首都ということもあり、イギリス人やら何やら各国の人々が流入してきた歴史もあり、比較的、我々のような外国人がウロウロしていても寛容な雰囲気がある。

とはいえ、やはり何らかのコミュニティに属していないと、ローカルの相互扶助的な恩恵を受けたり宗教的なイベントに参加したりするのは難しい。ガイコクジンということで、いろんな行事を覗き見させてもらえないかなーという下心を持っていたが、住まいが本気でロ

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デリーの冬

デリーの冬

旅行でインドに来た時は、いつも4月〜6月あたりだったので、デリーの冬を初めて経験している。
ディワリ(今年は11月12日)が終わったくらいのタイミングで暑さがやわらぎ、やたらに蚊が出現し(25〜30度くらいがいちばん活動しやすいらしい)、大気が汚染だか霧だかで空気がかすみ、女性の足下がサンダルからスニーカーに変わる。人々はいそいそと長袖の服を着込み、ショールをかぶって防寒にいそしむが、正直、12月

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4か月

4か月

渡印から、約4か月が過ぎた。ヒンディー語の勉強は、私の中で到達したいラインを100としたら、20くらいのところにいる気がする。正月休み明けの4か月で、せめて、50くらいのところにたどり着けるだろうか…。

日ごろ、露店やお店の人と話していて、「向こうから値段などを英語で言われない」のを目標にしている。
きょうは मूंगफली गजक というのかな、ピーナツのキャンディー固めのようなものを買うのに

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ディワリ 2023

ディワリ 2023

インド現地でディワリを迎えるのに憧れがあった。しかし、ただインドに住んでいるというだけでは、その恩恵にあずかるチャンスが少なくて、なんらかのコミュニティに属していないと難しいな、というのが正直な感想。そうは言っても、それなりに街の浮き立った雰囲気を楽しんでいる。

なお、ディワリとはなんぞ、とか、2023年のディワリはいつか、ということについては、地域によって多少違うようで、Wikipediaを見

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カンニャー・プージャン

ナヴ・ラートリ期間中は、各所でラーム・リーラー(ラーマーヤナ芝居)をやっているとは聞いているのだけれど、いかんせん開催が21時開始などの遅い時間で、夜間外出禁止を自分に課しているのと、地域の小規模ラームリーラーは軽くクローズドな雰囲気があるため、行きたくても行けなくて歯噛みをしている。

さて、今日は10月15日から始まったナヴ・ラートリの8日目(アシュタミー)。

この日は9人の女子を集めてお食

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メトロのマナー()

メトロのマナー()

マナーとかルールとか常識とか、ごちゃごちゃうるせぇ日本(東京)に比べると、インドは基本的にフリーダム。とは言っても沢山の人々がひしめき合って暮らしていくうえで、なんとなくお約束は醸成されていく。
毎日毎日1時間以上デリーメトロに乗っているので、なんとなくメトロ乗車のお約束が見えてきた。

●荷物検査
意味あるのか? と誰もが思う手荷物X線検査と身体検査。時々ちゃんとチェックしていて、鉛筆削りの刃を

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2か月

2か月

渡印から約2か月半、授業開始から約2か月が経過した。ヒンディー語力が目に見えて向上した感じはしない。
が、今日のグラマーの授業は、後置詞とか完了分詞とか自動詞とか他動詞とか、文法用語に振り回されずに講師の話が全部聞き取れた。慣れですね。
暑さが緩んで正気を保っていられる気候になってきたので、気合を入れて頑張りたい。