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ディワリ 2023

インド現地でディワリを迎えるのに憧れがあった。しかし、ただインドに住んでいるというだけでは、その恩恵にあずかるチャンスが少なくて、なんらかのコミュニティに属していないと難しいな、というのが正直な感想。そうは言っても、それなりに街の浮き立った雰囲気を楽しんでいる。

なお、ディワリとはなんぞ、とか、2023年のディワリはいつか、ということについては、地域によって多少違うようで、Wikipediaを見てもさっぱり分からない状態になっている。(リンク貼ろうと思ったのに)
簡単に言うと、盆とクリスマスと正月が一緒にやって来たような盛大で重要なお祭り。買い物をして、贈り物をし合って、仕事を休んで、家族親戚が集まって、爆竹鳴らして、灯明を灯して、家を電飾で飾って、ラクシュミー女神とガネーシャ神に富と反映を願う、ヒンドゥー教のお祭り。ラーマがラーヴァナを倒してアヨーディヤーに帰還したのになぞらえて灯を灯すとも言われている。

ご家庭の電飾

デリーでは以下のように言われている。

11月10日 ダンテラス(食器や装飾品など金属を買うと良い日)
11月11日 小ディワリ
11月12日 ディワリ。カレンダー上の祝日はこの日だけ。2023年は日曜日に該当しているが、インドでは「振替休日」というのはないらしい。 そしてこの後も数日間、いくつか関連行事が続く。

ケーンドリーヤ・ヒンディー・サンスターンは、カレンダー通りの営業で、10日(金)午後に少々プログラムを実施。

勝手にランゴーリ描いてみた

前日、サロージニナガルのマーケット(激混み)でメヘンディを描いてもらった。マーケット内でカバンやら何やら歩き回って手売りしているお兄さん方に「इस मार्केट मैं मेहंदी वाले बैठे हैं?」(このマーケットにメヘンディ屋いる?)と聞いて回ったら、「今はいない」「あっちのマーケットだ」「そこの道入って」等々言われた挙げ句にメヘンディ屋スポットに到着。両手両面で200ルピー。
イカついおじさんが細いラインで繊細に描いてくれた。甲側と手首から下は体温の関係か、ペーストの状態のせいか、発色が悪い。太いラインの模様のほうが良いのかも。

どこかに孔雀がいます

10日は午前2コマのみ授業で、講堂に移動。何か急に「ディワリについて知ってることを喋れ」など無茶振りをされるのかと思っていたら、パンディトジーを呼んで、ガチのプージャでした。

ランゴーリの色粉尽きた

30分以上、パンディトジーによるマントラ詠唱、ありがたいお話等々が続いた。

その後はプラサードとミターイーボックスをいただいて、女子学生が数人サリーを着用してきていたので、華やかに撮影会して、終了。校長のスピーチもなく、本当にプージャのみ。

今日はダンテラスなので、KHSのプログラムの後、オールドデリーで小さな鼻ピアスを購入。オールドデリーは、またゆっくり訪れたいな。

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