あさえ

社会学部卒→メーカー営業→経営コンサル→ベンチャー企業で事業企画・マーケティング  東…

あさえ

社会学部卒→メーカー営業→経営コンサル→ベンチャー企業で事業企画・マーケティング  東京のにしがわで、知的障害のある姉をもつきょうだいとして育ちました。結婚5年目で、パートナーは共同経営者と捉え、円滑な家庭運営を目指しています。

マガジン

  • シカクマ夫妻のほどほどていねいな暮らし

    • 20本

    都内に住む平凡なDINKSが、暮らしの工夫、衣食住のこだわり、パートナーシップについて書いていきます

  • 社会学徒の10年後

    • 4本

    一橋大学社会学部 安川一ゼミナール出身の3人が、それぞれ選んでみんなで読んで語らった本のことを書いていきます。 ゼミテン:あさえ / 中尾圭 / サトーカンナ

  • 中古リノベマンション暮らしを満喫する部屋づくり

    中古マンション購入をきっかけにDIYとインテリアにハマったOLの部屋づくりの記録

  • 結婚式というプロジェクト

    ゲストオリエンテッドをテーマに、令和の結婚式をアップデートするべく夫婦で取り組んだプロジェクトの記録

  • きょうだいとして生きる

    知的障害のある姉を持つきょうだいとして生活する中で、経験したこと、感じたこと、考えたこと

最近の記事

  • 固定された記事

夫婦口座管理のライフハック

わたしたち夫婦が同棲を始めたのは1年ちょっと前で、家賃や食材・日用品などの生活費の負担は完全折半している。 パートナー間のお金の管理方法はいろんなパターンがある。 Q. 家計の管理、どうしてる?【結婚5年以内の共働き夫婦の場合】 1位 妻が管理、夫は小遣い制 47.4% 2位 財布は夫婦で別々。支払い項目別に家計を分担 18.9% 3位 夫が管理、妻は小遣い制 15.3% 4位 生活費をそれぞれの収入に合わせて一定の割合ずつ負担。残りはそれぞれの小遣いまたは貯金 8.4%

    • 新自由主義と「イクメン」の共犯関係

      読書会3冊目は、関口洋平さんの「『イクメン』を疑え!」。2023年4月に発売された新書で、アメリカ文化における家族の表象の研究者である関口さんの初の単著だそうだ。 数年前に読んだ名著「育休世代のジレンマ」の著者である中野円佳さんが、Twitterで紹介していたことから知り、この読書会を機に読んでみることにした。 「イクメンを信じたことなんてない」 読書会の冒頭で、「『イクメン』を疑えと言われても、そもそも『イクメン』を信じたことなんて一度もないよね」と一人が言った。それ

      • 家事代行サービスはいいぞ

        我が家ではときどき、家事代行サービスを利用している。 夫婦ともに忙しくなると、部屋が散らかりっぱなしの状態がしばらく続いてしまう。洗い物がシンクに溜まっているので料理をしたくてもすぐに始められなくてイライラ、朝起きて洗濯物の山から靴下を片方ずつ探している自分にうんざり、惨状をさらに悪化させるようなお互いのちょっとしたズボラさを発見してピリピリ、ひたすら悪循環である。 そんな悪循環を止めるために、救世主として呼んでいる。 家事代行サービスは世の中にたくさんあるが、我が家では

        • 夫婦の働き方に合わせた、理想のホームオフィスを作る

          突然のリモートワーク開始から早2年弱。夫婦ふたりで使う理想のホームオフィスが完成したので自慢させてほしい。 ホームオフィスに関しては、素晴らしい記事が世の中にたくさんあるが、ガジェットの比較やDIYの工程ではなく、夫婦ふたりの仕事と生活に合わせた環境をどのように定義し作り上げていくか、その試行錯誤の過程に重きを置いて紹介したい。 まずは完成形のお披露目デスクのサイズは幅73cm×奥行55cmで、かなりコンパクト。背面のボードは、3本の柱に有孔ボードを貼り付けてある。 なぜ

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        夫婦口座管理のライフハック

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        • シカクマ夫妻のほどほどていねいな暮らし
          20本
        • 社会学徒の10年後
          4本
        • 中古リノベマンション暮らしを満喫する部屋づくり
          3本
        • 結婚式というプロジェクト
          5本
        • きょうだいとして生きる
          4本
        • アラサー会社人のマルタ留学記
          3本

        記事

          初心者OLによる、自分の部屋を好きになるDIYのすすめ

          コロナ禍になって以降、衣食住の「住」に対する興味が格段に高まった。夫婦ふたり揃ってリモートワークがスタートし、週末は外食せずにちょっと贅沢なおうちごはんを楽しむように。服や化粧品にかけていた分のお金を、インテリアにかけるようになった。そしてマイホームを購入したことを契機に、新しい趣味としてDIYが加わった。 初心者OLがこの1年でチャレンジしたDIYを、簡単な順に紹介する。 レベル1:ウッドデッキを作る築30年の風合いが出ている我が家のベランダ。 ウッドデッキを敷いたら

          初心者OLによる、自分の部屋を好きになるDIYのすすめ

          カタログギフトをもらったときに選ぶべき正解を見つけた

          結婚式に参列したときの引き出物、出産祝いを送ったときのお返しとしていただくカタログギフト、歳を経るごとにもらう経験も増えてくる。 はじめは無難にタオルやグラスにしていたが、だんだん溜まってくるし、届いてみるとイメージと違うなどカタログショッピングゆえの難しさにも気づく。 そんな中でわたしなりの正解を見つけた。ずばりチョコレートかワインである。 共通点は「普段から自分でも買う」「値段がピンキリ」「値段と味が比例する」こと。 ゆえに、ちょっと高めの価格帯のものは自分では買わない

          カタログギフトをもらったときに選ぶべき正解を見つけた

          年間200日出張していたOLが語る、良いビジネスホテルの条件

          コンサルティングファームに勤めていたとき、地方顧客のオフィスに常駐しており、月曜から金曜までホテル泊だった。ざっと年間200泊を超えることになり、自宅よりもホテルのベッドで寝る回数のほうが多くなる。そんな生活をしたせいで、すっかりビジネスホテルにうるさくなってしまった私に、「良いビジホ」の条件について語らせてほしい。 ①パジャマが作務衣型荷物を極限まで減らしたいため、部屋に備え付けのパジャマをそのまま着ることが多いのだが、個人的に↓このタイプのパジャマがめちゃくちゃ苦手。

          年間200日出張していたOLが語る、良いビジネスホテルの条件

          「ずっと賃貸派」のふたりが、1か月で中古マンションを購入するまで

          2020年4月、コロナ流行真っ只中でマイホームを購入した。住んでいた賃貸マンションの更新時期が迫っていたわけでも、家族が増えることが決まっていたわけでもなかったが、ふとしたきっかけで夫婦の短期大型プロジェクトがスタートした。 夫婦ともに「住宅ローンって、一生かけて払っていく借金を負うってことでしょ?こわすぎて無理」と思っていた。1か月前までは。そんなふたりが、本人たちもびっくりのスピードで申込書に判を押すに至るまでのストーリーを記録する。 きっかけは、コロナで暇になったこ

          「ずっと賃貸派」のふたりが、1か月で中古マンションを購入するまで

          キャリアに悩むわたしに夫が薦めてくれた本3選

          夫は読書好きだ。月10-20冊は新しい本を読んでいる。わたしが悩んでいるとき、アドバイス代わりに本を選書してくれてることもよくある。これまでお薦めしてくれて特に良かった本を、薦めてくれたシチュエーションとともに3冊紹介したい。 「本当の仕事」コンサルティングファームからベンチャー企業への転職を迷っていたときに、夫が差し出してくれたのがこちら。 コンサルタントとして働きはじめて2年ほど経ち、とにかく体力的にきつくて、モチベーションが保てず、つらくて仕方なくて、常に愚痴ばかり

          キャリアに悩むわたしに夫が薦めてくれた本3選

          「自由と平等」をめざす共働き夫婦の家計管理メソッド

          1年以上前に書いたこちらの記事が、地味に読まれ続けている。共働き夫婦が共益費を銀行口座で管理するにあたってのHow toを具体的に書いたものだ。 たくさん読んでいただいて非常にありがたく、同じような考え方の夫婦には推したいライフハックなのだが、どの夫婦にもハマるものではない。今回は"How"の根底にあるふたりの夫婦としての価値観と、それをベースにどうしくみづくりをしたかを詳しく書いていく。 方針は「自由と平等」結婚前に同棲するにあたって、わたしたちは以下の方針で合致した。

          「自由と平等」をめざす共働き夫婦の家計管理メソッド

          参列時の「モヤモヤ」から考える、ゲストオリエンテッドな結婚式

          以前、トキハナ主催の「#結婚式でつながろう」というイベントにて、夫婦でYoutubeLiveに登壇させてもらった。 「ゲストオリエンテッド」をテーマに結婚式をしたことをお話しさせてもらったのだが、その内容をnoteにもまとめておきたい。 何をもってゲストオリエンテッドか?結婚式の準備を始めるタイミングで、わたしたちはアラサーだった。20代前半のときと何が違うかというと、友人の結婚式への参列経験が一定蓄積されていることだ。 ありがたいことに、それぞれ過去に10回以上、ゲス

          参列時の「モヤモヤ」から考える、ゲストオリエンテッドな結婚式

          コロナ禍で結婚式を挙げた話

          2020年、新型コロナの影響でブライダル業界が大打撃を受けている。老若男女多くの人が集まり、飲食と歓談を楽しむ結婚式。たくさんのカップルが、感染のリスクを考えて、延期や中止を選んでいる。その数は17万組を超えるらしい。 そんな中でわたしたちは結婚式を実施した。挙げられなかったエピソードはSNSで多く見かけるが、挙げた人のエピソードもあっていいのではないかと思い、このnoteを書くことにした。当日来場するゲストにどう安心を提供するか、どうしても会場に来られないゲストをどう巻き

          コロナ禍で結婚式を挙げた話

          結婚式でのLINE公式アカウント活用法

          企業や店舗が運用しているLINE公式アカウント、個人でも作成できるのはご存知だろうか。1,000通/月の配信までなら無料で使えて、ヘルプページも充実しているので、気軽に使用できる。 わたしたちは友人向けの結婚披露パーティーを開くにあたって、結婚式専用のLINE公式アカウントを作ったのだが、準備を効率化したり、コンテンツを充実させたりするのに大活躍だったので、これから結婚式を挙げるカップルに勧めたい。実際にわたしたちがどう活用したのかを紹介していく。 ▼この記事内容 活用

          結婚式でのLINE公式アカウント活用法

          結婚式の業務フローを改善してみた

          わたしたちの結婚式のテーマは「ゲストオリエンテッド」だ。結婚式を挙げた時点でお互い30歳を超えていたので、友人や会社同僚の結婚式への参列経験が10回以上あった。そのなかで感じてきたモヤモヤを解消するような結婚式にしたかった。 参列経験のなかで特に強く思っていたのが、出欠確認とご祝儀支払いの業務フローが非効率すぎるということだ。ゲストとして億劫に感じることに加えて、新郎新婦側にかかっている負担の大きさを想像して恐縮するようなプロセスも多い。わたしは本業でBPR推進や業務効率化

          結婚式の業務フローを改善してみた

          父を偲んで

          末期がんだった父が、もうそろそろだろう、というのはわかっていた。 2014年8月、新卒1年目だったわたしは、配属が決まった宇都宮で一人暮らしを始めたばかりだった。その日、早朝に母からの電話を受けたときも、アパートで寝ていた。 支度をして駅に向かい、新幹線で大宮へ30分、在来線でさらに30分。気持ちがどんなに急いでも、電車のスピードは早まらない。 病院のある駅で降りて、タクシー乗り場まで走った。わたしの強張った表情と行先の病院名からすべてを察したドライバーは、スキルとノウ

          父を偲んで

          なぜ皆マッチングアプリを「友達にすすめられて始めた」と言うのかー「自然な出会い」幻想とアプリ婚の現状

          夫とは2018年の7月にマッチングアプリ「pairs」で出会ったのだが、アプリ利用中に他のユーザーのプロフィールで気になっていることがあった。 「友達にすすめられて始めました」という文言にたくさん遭遇するのだ。プロフィールの一番目立つところに書いている人も多い。 この文言を多くの人がどうしても書きたくなってしまうのはなぜなのか?という疑問から、「現代日本に蔓延る『自然な出会い』幻想がアプリユーザーに後ろめたさを与えているのではないか?」という観点で、データと実体験を織り交

          なぜ皆マッチングアプリを「友達にすすめられて始めた」と言うのかー「自然な出会い」幻想とアプリ婚の現状