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年間200日出張していたOLが語る、良いビジネスホテルの条件

コンサルティングファームに勤めていたとき、地方顧客のオフィスに常駐しており、月曜から金曜までホテル泊だった。ざっと年間200泊を超えることになり、自宅よりもホテルのベッドで寝る回数のほうが多くなる。そんな生活をしたせいで、すっかりビジネスホテルにうるさくなってしまった私に、「良いビジホ」の条件について語らせてほしい。

①パジャマが作務衣型

荷物を極限まで減らしたいため、部屋に備え付けのパジャマをそのまま着ることが多いのだが、個人的に↓このタイプのパジャマがめちゃくちゃ苦手。

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勝手に「手術着型」と命名しているのだが、自販機に行きたいくらいのときでも何となくこのまま部屋の外に出るのも憚られるし、寝て起きたら大体全部めくれあがっている。

こちらの上下分かれている作務衣型(これも勝手に命名している)だと、動きやすくて起きてるときも寝てるときも快適。

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②枕元にコンセントがある

大概はヘッドボードに埋め込まれているのだが、
↓こういう据付型サイドテーブルの下のほうをガサガサ漁って、照明のコンセントを抜いたりしないといけないケースがあり、スタッフの方々に申し訳ない気持ちになる。

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ついでに言えば、マルチタイプの充電ケーブルの貸し出しがあるとありがたい。

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③ドライヤーのスペックが高い

ドライヤーを荷物に入れると急に嵩張るため、部屋備え付けのドライヤーが使えるスペックだとよい。ナノイーとまでは言わないが、4000円くらいの物は置いてほしい。↓のタイプは絶滅してほしい。

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④大浴場がある

ユニットバスが苦手で、いまだに使い方がよくわからず、入る前に敷いておいたバスマットがびしょびしょになってしまい、本当にテンション下がる。

そんなわけで大浴場が欲しいのだが、女性用はしょぼいケースも多く、「実家のお風呂かな」と思うくらい狭くて、そこで知らない人と2人きりになって変な順番待ちが発生して気まずかったりするので、何でもいいわけではない。

アメニティや設備でいくらでもスペックを上げる要素があるが、個人的には脱衣所に濡れたタオルの回収箱と替えのタオルがあると高評価。

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⑤デスクとチェアがある

出張の場合は、ホテルでPCを開くことも多いが、↓このタイプのテーブルだと腰が痛くなってしまうので、適切な高さのデスクが欲しい。

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デスクがあっても、椅子に座ったときに目の前が鏡とかテレビという場合も多いが、正面は窓 or 何もない壁だとベスト。

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⑥空気清浄機がある

ホテルの個室の乾燥は自宅の比じゃないので、加湿器は絶対ほしい。

結局どこのホテルがいいのか

つらつらと条件を書いてみたが「④大浴場がある」以外は、ホテル比較サイトで検索条件に入れたりできず、泊まってみないとわからない。そのためわたしは泊まるたびに6つの条件について自ら採点しており、失敗も数知れず。

そんな私がこれまでの経験上、上記の条件をすべて満たしており、ここに泊まっておけば間違いないと信頼を置いているのが「ドーミーイン」である。

全国に展開しているホテルだが、すべての施設に大浴場があり、天然温泉を引いていることもある。朝食も推しており、各地のご当地料理が食べられておりテンションが上がる。朝は乳酸菌飲料、夜は夜泣きそばを無料配布してくれるのも地味に嬉しい。

「マツコの知らない世界」に出演していたホテル評論家の瀧澤信秋さんもドーミーインを推していたので間違いない。

コロナで世の中のビジネスパーソンたちの出張も激減したとは思うが、今後快適なビジネスホテル生活を送るうえで参考にしていただければうれしい。

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