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ニンジャいろは歌5 ワラキアの民

我ら常に備へ
拳組み、汗拭きて
夢や誇り燃し
血さえ夜の色
王は今
盗人を迎えた

われらつねにそなへ
けんくみ、あせふきて
ゆめやほこりもし
ちさえよるのいろ
おうはゐま
ぬすひとをむかゑた

222間に合わなかったオヨヨヨヨ………………………

ニンジャいろは歌4

夜更けて、耐えぬる児
その顔冷え、笑いも失せし
胸には黒き闇揺れて
熱い血へと混ざり
メンポを成す

よふけてたゑぬるこ
そのかおひえ
わらいもうせし
むねにはくろきやみゆれて
あつゐちへとまざり
めんほをなす

いろは歌第4段です。難産!
いつも通りかな遣いには考慮してないです。「い」と「え」は2回使えて実際お得!
今回はマスラダくんイメージですね

【ア・モーメント・ビトウィーン・ザ・ラスト・イヤー・アンド・ザ・ネクスト・イヤー】

 GWHAAAM……。気の早い鐘の音が聞こえた気がして、コゾイは山の向こうに目をやった。町の中心部からやや離れたこの寺には、行く年を惜しむ参拝者が押し寄せることもなく、広い雪面の多くが滑らかさを保っている。日はもうとっくに落ち、夜の闇は一層冷たい。古いが清潔なキモノの前を深く合わせ直し、コゾイは白い息を吐いた。彼がこの寺のボンズを務めて30年になる。かつては人々でにぎわったこの場所も、近年は寂しさ

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ニンジャいろは歌3(年越しver.)

あらたなとし
よろこぶまちにさえ
つみのねはひそむ
わすれもせぬ
ゆくゑおうてきへ
ゐるいかり
めんほをやけ

新たな年 慶ぶ街にさえ 罪の根は潜む
忘れもせぬ 行方追う敵へ
鋳る怒り メンポを焼け

ニンジャいろは歌第3段です
ゆく年くる年変われぬ人々という感じで
今回は割とマスラダくんイメージが強いです

いつも通り細かい仮名遣いとかは無視して作っていますので了承ください
いろは歌

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ニンジャいろは歌2(オキナワの夏ver.)

ほしもえて
ひろゐあおそらへ
ゆめふりたちぬる
このなつは
ときにみをまかせ
いくさけやむねん
わすれゑよう

星燃えて
広い青空へ
夢降りたちぬる
この夏は
時に身を任せ
戦気や無念
忘れ得よう

ニンジャいろは歌第二段です。
オキナワがテーマということで、普段の血生臭い日常が癒される夏の一時を、48文字ぴったりで表現しました。
古語とかゑとゐの使いかたとかよくわからないのでそのへんはフィーリン

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【ア・タートル・トラップ・オブ・ザ・マーメイド】

【ア・タートル・トラップ・オブ・ザ・マーメイド】

巨大な太陽は水平線に逃げ込み、ドクロめいた月が砂浜を冷やし始めた。肉食バイオカモメはその日最後の食料を得んと、道に座り込む浮浪者を睨み付ける。一日の労働で火照った肌、重い足取り。観光客の笑い声を遠くに聞きながらウルシマは家路を急いでいた。

ウルシマの商売は単純だ。観光客に土産物を売り付ける。それもサンゴの美しい細工や高級ドライフルーツなどではな

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ニンジャいろは歌(フジキド・ケンジver.)

あれから
つねにふんぬわき
みはちにそまりゐる
さいしとせのため
むくろをぼひようへすゑ
なおもやこえてゆけ

あれから
常に憤怒沸き
身は血に染まり居る
妻子と世のため
骸を墓標へ据え
なおもや、越えてゆけ

『ニンジャスレイヤー』は、Twitter上で翻訳連載されているサイバーパンクニンジャ活劇小説(ブラッドレー・ボンド、フィリップ・ニンジャ・モーゼス著)です。

上記した歌はそのニンジャスレ

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