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世界はすべてバラエティになる

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cakesで連載の「世界はすべてバラエティになる」12回よりこちらでやっています。基本無料、ときどき有料です。 「どんどん世界は多様化(Variety)する」という意味と願望と… もっと読む
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2019年1月の記事一覧

第100段「テレビの音は、滅びの音か。」

第100段「テレビの音は、滅びの音か。」

テレビのバラエティ番組観てると、驚いた時の「おー!」だの「えー!」だの歓声の効果音が付くけど、最近大げさな明らかにリアルでない嘘くさい歓声が付いてる番組が多いのは気のせいかな。自分がやってた時は大げさでヤラセくさいのが嫌で極力抑えてたんだけど。もうそんなコト関係ない時代なのかな。

バラエティ番組のサブ出し映像の音楽もそう。どの番組でも聞いたことのある使い回した音楽が、おどろおどろしい時はこれ、

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第99段「トークの個人プレーと集団プレー」

第99段「トークの個人プレーと集団プレー」

先日僕の『渋谷のラジオ』金曜朝10時放送の『渋谷で角田陽一郎と』を聴いてくださってる業界人からよく50分以上ずーっと淀みなく一人だけでリアクションも無いのにマシンガンで喋れますねと(多分)褒められた。

普通はひとつの話題が終わったら次の話題を考えるのだろうけど、ラジオ中は何かの話題を話してる時に次の別の話題が頭に浮かんでる。そしてそれを続けざまに喋るのだ。

ところが相手がいるとその脳内に浮

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第98段「正直という体内感覚」

第98段「正直という体内感覚」

歳取って良くも悪くもこらえ性で無くなった。嫌な思いしてまでやる意味無いし、嫌な人なのに付き合う必要無いし。

正直という感覚は対外的なものじゃなくて体内的なものなのだ。

それにさすがに歳取ったから、自分に正直に行動しても他人に迷惑かけないくらいの分別は付いたと思う。

つまり自分に不正をすることが一番の害悪。

特に一番こらえられないのは他人の何々すべきというべき論。貴方のべき論は貴方が貴方の範

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第97段「あー、大体わかりましたよ」

第97段「あー、大体わかりましたよ」

ドラマ『熱海の捜査官』の「あー、大体わかりましたよ」って、南熱海市にやって来た謎の失踪事件を探る広域捜査官の主人公オダギリジョーさんの捜査中の口癖。
時々現実社会でも、なんか理不尽なこと失礼なこと不快なことが起こって、それが起こるべくして起こってると悟った時、つい自分でも心の中で言ってる。
「あー、大体わかりましたよ」って。
大体嫌なことは、予想通り起こる。

例えば、メールのやり取りとか、そ

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『本を書きたい人の個別相談会』やっています!

『本を書きたい人の個別相談会』やっています!

『本を書きたい人の個別相談会』やってます!

おはようございます。バラエティプロデューサーの角田陽一郎です。

僕は現在50歳といういい年したオッサンですが、44歳で最初の本を出版してから、今までに10冊の本を書いていて、2冊の本をプロデュースしました。
そして、現在数冊の本の出版準備中で、さらに数冊のプロデュースを出版社と企画中です。

角田陽一郎プロフィール

でも、最初の自分の本が出版できる

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第96段「我慢って何なのだろう?」

第96段「我慢って何なのだろう?」

我慢って何なのだろう?
①我慢するとお金を貰える時
②我慢しなくてもお金を貰える時
③我慢してもお金を貰えない時
④我慢しなくてお金を貰えない時

大体①③で時々②で仕事してきた気がするけど、これからは②④だけで生きてけるかやってみよう。
③は当然ストレスだけど、実は①がストレスの根源。むしろ仕事=①みたいなことがデファクトになってる(なってた)。
①が基準だから、③の時のストレスと憤りと落胆が

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第95段「新しい地図の新しい地平」

第95段「新しい地図の新しい地平」

三谷幸喜作『日本の歴史』観劇。主役がいない劇というか皆が主役の劇。歴史の中でどの瞬間でも誰でもが主役だったから。そんな因果をある家族20年強の歴史と日本2000年強の歴史を2時間強の演劇で描く。

この冬は新しい地図の3人の3演劇全部観た!
草彅さんの『道』
吾郎さんの『No.9』
香取さんの『日本の歴史』
どれもが最高に素晴らしかった!
本当に新しい地図を3人は邁進してるし、どんどん新しい地平

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第94段「続けられると、それはうまく行く」

第94段「続けられると、それはうまく行く」

今日の話。結局うまく行くか行かないかは続けるか続けないか次第ってこと。続くモノコトは物理的にも気持ち的にも続けられるから続くわけで、止めちゃうのは自分も周りも無理したから。つまりモノコトはやりたいからやるより、続けたいからやるを選んだ方がよい、仕事も趣味も恋愛も勉強もSNSも。

なので何かのプロジェクトや言動へのダメ出しをする(される)とき、それが続くための指摘でないのなら、本質的にはそのプ

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第93段「カッコつけて行こう」

第93段「カッコつけて行こう」

あけましておめでとうございます。

2019年の角田陽一郎は、
「カッコつけて行こう」
っていうテーマで行こうと思います。
(ちなみに昨年2018年は、「正月気分のまま行こう」でしたがw)

というのもフリー3年目。
1年目はただどう生きていくか?
2年目は好きなことだけでどう生きていくか?
という気持ちでやってきましたが、その分単刀直入に言えば、人様への見映え的なことはほとんど考慮せず、ただ個

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