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コンテンツに救いを求めて

この数日キリスト教の神の子達
特に霊的新生に至り
己の中に 内なる神 を宿すことに
成功した真のクリスチャンが

私の提唱する
自分の内側ではなく
自分の外にある現実に救いを求める事 が
可能かどうか考えていたが

どうやら相反関係にある様だ

真のクリスチャンは自己完結しており
現実を直視出来ない
現実を直視してしまうと
神がいない事を知ってしまう

私が提唱する 他者に救いを求める方法 は
まず現実をありのままに受け入れる必要がある
つまり神が死んだと認識してからでないと
他者に救いを求める事はない

結論として信仰を捨てる事はないと思われる
何故なら既に神によって救われているからだ
既に救われているならば
その救いを手放して
自ら不幸になる事はない

ここで問題になってくるのが
現在自殺していっている人たちの処遇である
彼らは 現実を直視した事 によって
絶望している
神の救いなど存在せず自分が無価値で
無意味な存在だと信じているのだ
つまり基本的には キリスト教的な救い には
向いてない

いくら頑張って 神を信じる様に説明しても
「そんなのいるはずがない」と言われて終わりだ

私は キリスト教の教えから
神の概念を捨て去ったものでも
十分に救いの効果がある事を知っているが
キリスト教会はその様な事はしない
何故なら彼らは基本的に内向き思考であり
外向きの思考を持つ現代人の思考は
理解できないからだ
もし外向きの思考を取り入れてしまったら
自らの神を否定する事につながる
その様な事は絶対にしない

つまり現状 自殺していっている人達に
救いの手は直接差し伸べられていない

しかし人知れず救いを行なっている者たちもいる
それが前回説明した
コンテンツを作っている人達だ
様々なコンテンツを見て聞いて
そしてニヒリズムを経験して
その克服 それを擬似的に体験する事で
救われる可能性がある

貴方の歌に救われました
アイドルに救われました
小説に救われました
正にその通り 
皆少なからずニヒリズムの克服の為に
コンテンツを活用している
コンテンツを消費する事で
我々の精神はニヒリズムから
自身の精神を守っているのだ

貴方の生き甲斐はなんですか?
スポーツを見る事ですか?
週間漫画ですか?
お笑い番組を見ること?
アイドルの音楽を聴くこと?
映画を見ること?

それか自分がコンテンツを作ることも
自身のニヒリズムの解消に役立つだろう

人は無意識のうちに救いを求めており
それが発露しているものだと考えられる

私もそうだが自分が知った事は
他の人と共有して
自分も救われたい救われて欲しい
その様に考えるのであろう
考えてみると
ほとんどの物語は 愛の元に生まれた
歌もそう 映画も
アニメも 漫画も
鬼滅の刃だって 随所に 愛 が
ふんだんに盛り込まれ
その 愛 を感じる事で人々は感動する

愛という芯がない物語は売れないし
人々から支持されない

それ以外には
ニヒリズムから救う お笑い があったりする

ホラー作品はニヒリズムと戦う人達を見て
勇気を与えられているのか?

単純なホラーものはそうだろう
悪霊やゾンビと戦って勝つ事で
ニヒリズムとの戦いを描いているとも
感じられる

しかし 伊藤潤二 の書く
うずまき の様な漫画に
人々が惹きつけられるのは何故なのだろう?
考察が必要な様だ

私は愛に目覚めてから音楽を聴く様になった
何故なら彼らが何を言っているか
真の意味で理解出来る様になったからだ

その中から2020年年末の
ニヒリズムの克服に
お勧めアーティストを発表する

現在の音楽トップチャートでは
まず 髭ダンディズム が一番良い
作詞作曲をしている 藤原聡さん
彼はかなり霊的新生に近づいている
もしかしたらその段階を超えているかもしれない
どちらにせよ彼の作る楽曲は
神の視点はほとんど排除されて 愛 に
フォーカスされている
彼の作った曲を歌詞と共に読み込めば
現代的なニヒリズムの克服につながる

マツコデラックスさんが
泣いたという記事を見たが
ヒゲダンに救われる人は多いだろう

藤原聡さんは
たまにヒーローという言葉を使うがそれも良い
真の意味でヒーローを理解している
(ヒーローとは簡単に言うと救いである)
もしくは無意識の内にヒーローとは
どの様なものであるのか理解している

そして 藤井風さん
彼は音楽的センス 才能の塊で
楽曲も随所に救いをイメージする言葉が並ぶ
もちろん救いの効果は抜群だろう
ただ彼は宗教に寄り過ぎている
彼自身も既に 内なる神 の取得に成功しており
その思考は 内向き である

もし藤井風を受け入れられる
そして現在重大なニヒリズムに陥っているのなら
キリスト教会の扉を叩くべきだ
牧師が真のクリスチャンで有れば
貴方を救いに導いてくれるはずだ

他のアーティストもニヒリズムの克服に役立つが
歌詞を見たところ救いにまで至っていない

とりあえず今はこの2組をお勧めしておく

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