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できない方を当たり前に

風に吹かれたクモは
足を滑らせ
慌てふためいた。

わたしはそれを見て
かわいいと思った。


ちいさな子どもたちの
言いまちがいや
喜怒哀楽の感情表現。

わたしはそれを見て
愛くるしさをも感じる。


なのにどうして
それでは済まない場面が
時折出てくるのだろう。


彼らの
無垢さや懸命さの
純度が高いことは
もちろんだけれど、

それ以上に
こちらをじーっと
見張るような目の存在。


ここで生きるにつれ
付きまとうようになった
この目は
いったい誰の目?


フツウ
ジョウシキ
キジュン…

実体の分からない
そんな誰かの目ではなく
埋もれてしまった
自らの目で
世界をまた
見たいように見ていきたい。


ほんとうの望みを
叶えるためにも―。


わたしはわたしを
苦しませたりしたくはない。


“できて当たり前”ではなく
“できたらすごい!”の
目線で見ていけたら…

ちいさな よろこびが
きっと
おおきな やさしさに
つながっていく。

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