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若者は「世間知らず」だから自民党を支持する、と言う「アラ還」文化人たち

40歳未満で自民党支持者が多い、という日経記事に、「いつもの人たち」がツイッターでさっそく反応している。


↓中沢けい 1959年生まれ 62歳

「社会に不満があるない以前に、政治の経験や知識に乏しい世代が中年に差し掛かっているということじゃないかな。」

↓町山智浩 1962年生まれ 59歳

「日本の経済が成長し、日々生活が豊かになっていく時代を体験した世代は現在の自民党の経済政策に疑問を感じるが、物心ついた頃には既に「失われた30年」の中にいた世代は、豊かな体験がないから現状に不満がない。」


若者は「政治の経験や知識に乏しい」「現状に不満がない」ーーだから自民党を支持する。そういう認識なんですね、この還暦前後の人たちは。

ずい分、若者をバカにした見方じゃないですか。

中沢も町山も私とほぼ同世代。高度成長の時期にぬくぬくと育ち、学生運動等がすっかり終わった後、バブルの恩恵を浴びて社会に出た世代だ。「政治の経験や知識」があると威張れるような世代でしたかね。

町山のいう「豊かな時代」を作ったのは、前の世代であり、町山が作ったわけではない。しかし、「失われた30年」含めて今の時代を作った責任は、中沢、町山、そして我々の世代にある。

それなのに、自分たちの極楽トンボぶりと責任は棚上げして、「若者は無知だから自民党を支持する」論を振りかざす。

いつまでも自民党の悪口だけ言っていればいいと思って還暦になった、あんたらのような左派文化人の「応援」のせいで、自民党のライバルであるべき立憲民主党が滅びつつあるのは間違いないよ。



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