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「すべての費目にチャントした名前がついている家計簿をつけている人は、無責任な金銭を費やさなくなります」---明治時代の雑誌から
羽仁もと子は雑誌『家庭之友』(『婦人之友』の前身)を創刊した翌年の1904年(明治37年)に、家計簿を考案・発行しました。1年の全収入から、食費、衣服費、住居家具費・・と各費目ごとに支出予算を立て、使った日に予算から差し引きし、ひと月、1年の収支を把握する、というスタイルは、現在、婦人之友社から発行している家計簿やクラウド家計簿kakei+に受け継がれています。 雑誌の読者を中心に、ひろまった家計簿。ところが、「さあ、家計簿をつけよう」と、手に取っても、次々に「これでいい