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家計上手になりたい!ヒントはここに! 羽仁もと子のことば

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婦人之友社の家計簿をつくった羽仁もと子の家計に関する言葉を集めました。
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記事一覧

知らずしらず子供を垣根の中で育てている家はありませんか。ーー「四通八達の家」より

 整理収納アドバイザーの井田典子さんは、著書『「ガラクタのない家」幸せをつくる整理術』(…

「私どもはもう少し数理的の頭脳がほしい」

 家計簿をつけていると良いことの一つに、「数字が頭に入る」があります。たとえば光熱費。家…

『家計簿』と一緒に、この家事帳はぜひとも主婦の机上にはなくてならないものです

 NHKの朝ドラ「虎に翼」、4月30日(火)の放送では、母・はるが30年間つけ続けてきた日記が決…

家事整理と時間05「一週間の暮らし方」

 「家事整理と時間04」では「一年間の家事予定」を紹介しました。今回は「一週間の暮らし方」…

家事整理と時間04「一年間の家事予定」

 毎日、家事や仕事、育児に追われて「なんで、こんなに忙しいの?」と思うことはありませんか…

家計の理想とは? 家計簿を世に広めた羽仁もと子のことばを聞いてみよう。

 家計簿をつけたいと思うきっかけは人それぞれで、「お金を貯めたい」「毎月いくら使っている…

「田を作るのと詩を作るのは別々の仕事でなく、実に自然なつながりの中にともにある」

 暑い夏が過ぎ去り実りの秋が近づいていると感じるとき、与えられている恵みに感謝をしたくなるのは日本人の感性なのでしょうか。「詩と田」で羽仁もと子は、「田を作るのと詩を作るのは別々の仕事でなく、実に自然なつながりの中にともにある」と書いています。皆さんの日々の暮らしに「田」はあります。そこから生み出される「詩」にも目を向けてみませんか? 羽仁もと子とは、どんな人? 1873年、青森県八戸生まれ。1897年、報知新聞社に校正係として入社。その後、日本初の女性記者として、洞察力と

「金を使わずにものを使え」

 ファストファッションの流行やインターネットショッピングで買い物がしやすくなり、いろいろ…

「よい着眼点よりする廃物利用は、十分高尚な目的をもっている仕事である」

 「安いから」「特売だから」とか、または「一目惚れして」「ちょっとあると便利かも」などと…

「明窓浄几」

 みなさんは「明窓浄几」という言葉を知っていますか? 読んで字の如くで、明窓というのは「…

「一粒選りの生活」

 みなさんの生活の中で、今本当に大切で欠かせない物はなんでしょう? その頭に描いた物は、…

使い方の適不適によって、その持っている金銭の価値がいろいろに違います。

 みなさま、あけましておめでとうございます!  世界的にもさまざまなことが起きた2022年。2…

「心の大掃除」

 早いもので、2022 年もまもなく終わりを迎えようとしています。この季節は、年末年始の予定…

「家庭は牢獄ではありません。家庭こそ自由の国です」

 「一家総動員」という言葉を聞くと、何やら物々しい感じを受けますが、今から90年ほど前の時代を生きた羽仁もと子は、憧れの言葉だと語っています。  要は、家族みんながそれぞれの仕事や役割を持って、家庭生活を営むということでしょう。みなさんの家庭では、いかがでしょうか?  「自分を他人を道具扱いにすることから、この人生のありとあらゆる不幸や悲しみが出ています」と、羽仁もと子が言うように、親を家族の面倒を見る道具のように見てしまったり、自分の夢を子どもに託すと称して、子どもを道具扱