家事整理と時間04「一年間の家事予定」
毎日、家事や仕事、育児に追われて「なんで、こんなに忙しいの?」と思うことはありませんか? 時間の使い方が上手になりたい、と思う人は多いでしょう。
羽仁もと子が家事と家計を中心に身近な家庭経営の問題に熱心にとりくみ、著作集としてまとめ上げた『家事家計篇』には、年間ですることを1月から12月に割り振り、さらに週の割り振りをするようにと、家事を整理して行う重要性について書かれています。
「じゅばん」や「ふとんの上敷き」を現代に置き換えれば、「毎日曜日にパジャマを洗う」「シーツは土曜日に洗う」でしょうか。家族で曜日ごとの家事ルーティーンを共有すれば、心地よい家を家族みんなの協力でたもてそうです。
『 Diary for simple life』のご紹介
よい予定を立てて家事を上手に運営していくため、羽仁もと子が創案した『主婦日記』を、今は『 Diary for simple life』の名で婦人之友社より毎年発売しています。
毎晩10~15分、1日の終わりに記帳する習慣を身につけると、翌日の仕事や外出の予定が時間を追って、頭の中にきちんと整理されます。また、献立も書きこんでおけば、翌朝の家事を気持ちよく始めることができるでしょう。このとき、家計簿もつけることで、家計予算と家事の予定を一緒に考えることができます。
どんなに忙しい人でも、このノートをつけて、予定にそった生活をしていると、1週間、1カ月、さらに1年間の予定がはっきりと見通せ、いつのまにか能率よく暮らすことができるようになります。
『 Diary for simple life』について詳しく見る(婦人之友社サイトへ)
https://www.fujinnotomo.co.jp/other/diary/b249914/
「家事整理と時間」の章はこちらでも掲載しています。
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