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一緒に考えよう!「これって何費?」家計簿クイズ⑨

こんにちは! 梅雨が明けて夏本番ですね!
noteを読んでくださる皆さまに、暑中お見舞い申し上げます。

子ども達の夏休みがはじまりました。夏休みは、いつもと違うお金の動きがあったりもします。この時期によくある質問から、「これって何費?」クイズをお届けします。

何問できるかな? 


Q .  子ども達が庭で水遊びをするためのビニールプールを購入しました。何費ですか?

A .庭やベランダで遊ぶための「ビニールプール」は、自宅で使うものとして広い意味で家具と考え、住居家具費です。海やプールなど外出先で使う「浮き輪」は娯楽費となります。

Q .  中学生の息子が電車に乗って博物館に出かけるというので、お小遣いを渡しました。普段のお小遣いと同じように教育費ですか? 娯楽費ですか?

A .毎月決まったお小遣いのほかに、「不定期で渡すお小遣い」も教育費につけます。娯楽費は家族ででかけるときの費用、と区別しましょう。

Q .  夏休み中、帰省先で子どもが祖父より一万円のお小遣いをもらいました。半分を本人に、残りを私が本人名義の貯金口座に入れます。家計には全く関与しないお金の流れになりますが、どのように記帳するのがよいですか?

A . 祖父母や親戚からもらうお小遣い、お年玉、お祝い金等は、親が入金と出金を管理する場合は家計簿に記帳し、一方で、子どもがお金を管理できる年齢になっていて子どもの財布に入る場合は、家計簿には記帳せず、子どものこづかい帳に記帳させます。家計簿とこづかい帳どちらにも「収入」とすると勘定が重複してしまうので避けます。
ご質問の場合、半分は本人が管理、半分は親が管理している貯金口座に入れるようなので、家計簿には雑収入として5,000円を収入記帳します。

Q. 旅行の交通費、旅先での食事や軽食、お土産代は、どの費目に記帳したらいいですか?

A. 旅行は、日常生活から離れて普段とは異なる支出が伴います。交通費、旅先での飲食、美術館や博物館の入場料、旅行中に買ったものはどれも娯楽費につけてよいでしょう。お土産代も娯楽費に含んでかまいませんが、職場へのお土産は職業費に、実家へのお土産は特別費に記帳する人もいます。 

Q .  夏休みに家族で帰省します。高齢の両親の負担が大きくなり、ホテルを予約しました。宿泊費用は特別費、娯楽費のどちらですか? 例年は実家に泊まっていたので、今年の予算にはとっていませんでした。

A .  ご質問の場合は、予算立てのときには実家に宿泊する予定だったのが変更になったということから、ホテル宿泊と言っても目的は帰省費用と明らかですので、特別費です。旅行の帰りに実家による、というように目的が娯楽費の場合の宿泊費用は娯楽費です。
※特別費にふくむのは、自家の冠婚葬祭、直系親族にかかる費用、掛け捨て保険、帰省代、家庭事務費など

まとめ

いかがでしたでしょうか?
全部で5問ありましたが、あなたは何問できましたか?
費目わけに迷ったときは、「何のために使ったお金か?」を考え、目的にかなった費目に記帳します。たとえばケーキを買ったときも、家族で食べるなら副食物費(食費)、帰省先への手土産なら特別費、自宅での接待や友人宅への手土産なら交際費となります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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