小径好き必見、世界の穴場の旧市街【パレスチナ現地滞在記 #17】
中東パレスチナのフェアトレードブランド「架け箸」です。
コロナ禍で創業して初めて現地に行けることになり、
只今滞在記を毎日更新しています。
パレスチナは、人類が最も早く定住し集落を作った地域の一つです。 歴史を1万年遡ることのできる町もありますし、どこの地域にも必ずと言っていいほど旧市街が存在して、築300年、400年ものの家がゴロゴロ残っていたりします。
協働するアイシャさんの故郷ナブルスも歴史が古く旧市街が荘厳なことで有名なのですが、今度伝統舞踊のオンラインセッションをしてくれる友人ジーナさんが通う「ビルゼイド大学」があるビルゼイドという町にも、小さいながら素敵な旧市街がありました。
早速素敵な小径!隠れ家に向かうかのような細い道と緩やかなカーブがフォトジェニックな景観を作り出します。
数百年は経っていそうな小さなモスク。 中も石造りがそのままになっていて、岩場に篭って祈りを捧げるような気分になります。
空き家もちらほらあって(今土地を買おうとするととても手のでない価格なんだそう)、上に登ると草も伸び放題で屋根も崩れていますが、眺めも良く、リノベーションすればまだまだ住めそうです。
実際、RIWAQという団体を中心に空き家復興プロジェクトが進められていて、 ビルゼイドに限らず周辺地域でも修繕された家を目にすることができます。
占領下で今も家屋が破壊されたり、既に多くの村が消滅してしまっているパレスチナの場合、空き家復興は単なる空き家問題の解決に留まらず、歴史を保全し、受け継いで、建物を、そこに暮らしがあったことの生き証人にする意味合いもあります。
また修繕した建物を文化的な空間として活用することで、温故知新というべき遺産と現代の文化の掛け算を起こすようなケースもあります。
私達が訪れた日は偶然「パレスチナシネマクラブ」という文化集団の施設がプレオープンしている日だったようで、 リノベした古い家屋をそのまま活かして作ったシアターを覗かせてもらいました。
思わず住みたくなるような歴史薫る街並みでした。
*「現地とつながるウィーク」開催中!
🌿参加方法🌿
①URLから申込みフォームを記入
②架け箸からzoomリンクをお送りします
フォーム:https://forms.gle/rM1L9YijShiknVV48
🌿各イベント🌿
①Meet Karam-san
カラムさんに会おう!
日時:11/10(木)18:45~19:00
内容:
カラムさんの工房にお邪魔して、オリーブの木のお箸作りを見学します。
カラムさんにご質問やメッセージがありましたらフォームにご記入いただけると確実です。当日もご質問大歓迎です🌿
見学だけなのでご帰宅途中でもスマホからご参加いただけます😌
②架け箸zoom交流会
日時:11/16(水)20:30~21:30
内容:
先月の現地配信に引き続き、こちらの様子をお話しします。
テーマは絞らないので、気になることがあればこの場で是非お話ししましょう🌿
③Dabke workshop ダプケワークショップ
日時:11/20(木)18:30~20:00
内容:
伝統舞踊ダプケの体験ワークショップです。簡単な手足の動きをみんなでやってみましょう!
オンラインということもあり、超初心者向けなのでご安心を🌿
*前後半40分ずつで休憩を挟みます。
*現地滞在記、毎日更新中!
*各種SNSやってます⇓
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