会計監査と税務調査の違い
両方経験した筆者が思いつくままに書きましたので、ご興味があればお読みください。
目的会計監査は、財務諸表(決算書)に全体として重要な虚偽の表示がないことを証明する手続です。”重要な”の程度は、投資家の投資意思決定に影響があるかないかで決まります。そして、財務諸表の適正性を会社から独立した立場の監査人が保証します。保証という言葉がとても大事です。重要な虚偽表示を看過した場合(粉飾決算の見逃し)、監査人の責任問題となります。
税務調査は、納税者の申告内容に誤りがないことを確認