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「生成AI時代を勝ち抜く事業・組織のつくり方」という本を出版します!

この度、「生成AI時代を勝ち抜く事業・組織のつくり方」という書籍を出版することになりました!


10社以上での生成AI領域の企業顧問や、これまでの企業経営、新規事業づくりの経験を全てつぎ込み、「生成AIを活用して強い事業と組織をつくるための方法」を豊富な事例と数々のオリジナルフレームワークと共に書き上げた渾身の一冊になっております。

その中で、社会や人間の在り方、ユーザー体験、組織の姿が将来的にどう変化するかの独自の未来予測もしっかり書いており、「実務活用のためのプレイブック」としても、「未来を考えるための問いや仮説を得る本」としても楽しんで頂けるのではないかと思っています。

本noteでは、本書の「押しポイント」を紹介させて頂きます。 内容気になった方はぜひ本日予約をポチって頂けますと幸いです!

本書の構成と特徴

まず本書の構成ですが、以下のような章立てになっています。

【1章】生成AIの衝撃と各領域における驚異の実力
【2章】成功する生成AI事業/プロダクトのつくり方
【3章】生成AI時代に各業界、そして社会全体はどのように変化するか
【4章】生成AIサービスにおけるUXデザインのポイント
【5章】生成AI技術によってユーザー体験の在り方はどのように変化するか
【6章】組織の生産性を飛躍的に向上させる生成AIの業務活用テクニック
【7章】これからの生成AI時代を勝ち抜く組織のつくり方
+ 【7つのコラム】脳科学や記号論から見た大規模言語モデル、生成AI時代の創造性についてなど
+ 【3つの巻末特典】(注目の生成AI企業リストなど)

本書で目指したのは、「経営層や事業リーダーなどの実務家が本当に知りたい『生成AIを活用して自分たちの事業・組織をどう成長させるか』という問いに真っ向から答える」ということでした。

そのために本書では下の画像のように、まず全体観を提示したあと、「事業づくり」、「サービスづくり」、そして「組織づくり」という3つのテーマに関して、「現在」と「未来」の2つの時間軸で章を展開しています。

「現在」の時間軸に対応する章では、それぞれのテーマにおいて、今なぜ・どのようなアクションが必要か、そして具体的なロードマップとフレームワークを紹介します。

「未来」の時間軸に対応する章では、社会や人間の在り方、各業界、ユーザー体験、組織の姿が将来的にどう変化するかの独自の未来予測を提示しています。

これにより、「実務活用のためのプレイブック」としても、「未来を考えるための問いや仮説を得る本」としても活用してもらえるのではないかと思っています。

内容チラ見せ

特に個人的に「推しの章」としては、2・3・5・7章です。
以下で簡単に内容をご紹介します。


2章)成功する生成AI事業・プロダクトのつくり方

2章では、成功する生成AI事業・プロダクトのつくり方について解説します。 独自のメソッドやフレームワークの紹介に加えて、突き詰めると生成AIで何ができるかについても7つに分類して分かりやすく解説しています。


特に「生成AIの7つの本質価値」については、豊富な事例とともに正体の掴みづらい生成AIの正体を体系的に解説しており、生成AIへの理解を深める上で、特に読んでもらいたいパートの1つです。


3章)生成AIが形作る我々の社会や個別産業の未来予測

生成AI技術の進化によって、産業構造、さらには社会全体が根本から変わりうる可能性がある中で、その将来の見立てを持って事業や経営に向き合っているかどうかが企業間の大きな差になる時代が来ます。

3章では、よりマクロな視点から生成AIが形作る我々の社会や個別の産業の未来を予測します。

ここでは、

  1. 中長期の未来、つまり今後15~20年の時間軸で社会全体や人の在り方がどう変化するか

  2. 比較的短期の未来、つまり今後5~10年の時間軸で各業界がどのように変化していくか

について、未来予測を提示します。

前者の長期の未来予測に関しては、実務家の方はもちろん、哲学や社会学などの人文学系、脳科学などに興味がある方に特に刺さる内容なんじゃないかと思います。


後者の各業界での5~10年の時間軸での変化については、下記のような予測表をつくっており、各業種ごとに代表的な未来予測を3つ、兆しとなる事例などとともに解説しています。


5章)UX自体の在り方の変化

5章ではサービスの作り手が見据えておくべきUX自体の在り方の変化について、「5つのキーワード」で解説していきます。

4章で優れたUXの生成AIサービスを作るための理論と具体的なベストプラクティスを提示した上で、より長い時間軸で最高のユーザー体験を考えるための視点を提供することが狙いです。


7章)いかに組織を生成AIネイティブにしていくか

これからの時代は、生成AIを使って従来の業務プロセスを刷新し、新たな事業価値を創出できるいわば”生成AIネイティブな組織”が高い競争力を発揮する時代になるはずです。

終章となる7章では、いかに自分たちの組織を生成AIネイティブなものにしていくか、具体的なステップやポイントについて解説した上で、経営層が見据えておくべき生成AIが浸透した時代の組織についての未来予想も提示します。



これらの章を通じて、読者の方々は単に生成AIに関する知識を得るだけではなく、その技術を自社の事業戦略や組織強化にどのように活用するかの具体的なイメージやガイドラインを得られることだろうと思っています。


理解を深め、知的好奇心をくすぐるコラム

また、各章に付随する形で掲載しているコラムでは、本章の理解を深めるための補足的な内容もあれば、創造性や脳科学などの観点から生成AIについて考察したものもあり、読者の方々の知的好奇心をくすぐる内容になっているかと思います。

【コラム1】生成AI時代に捉え直しが必要な創造性
【コラム2】既存サービスへの生成AI技術の生かし方
【コラム3】大規模言語モデルは脳科学・記号論・言語学の観点で驚くほど良くできている
【コラム4】生成AIの事業化を阻むMOAT絶対信仰
【コラム5】生成AIトレンドを効率良くキャッチアップするためにオススメな2つの方法
【コラム6】エクサウィザーズ代表 春田真氏との対談
【コラム7】XR/メタバースにおける生成AIの5つの役割


さらなる学習と実践をサポートする3つの巻末特典

さらに巻末では、3つの特典を追加しています。

1つ目は、「生成AIは今までのAIと何が違うのか?なぜいま盛り上がっているのか?」という意外と多くの人が知らない生成AIの特徴や成り立ちについての、非エンジニアにも分かりやすい技術解説です。



2つ目は、注目の生成AI関連スタートアップリストです。自身の生産性を上げるためのツールリストとしても、事業を作る際のベンチマークリスクとしても活用頂けます。



3つ目は、AI関連ニュースレターのお勧めリストです。流れの早い生成AI領域では、良質な情報をキュレートしてくれるニュースレターの活用がマストであり、個人的なオススメを三段階評価に分けて紹介しています。


ざっと本の紹介としては以上です!

この半年間、仕事の時間以外のほぼ全てを捧げて細部までこだわって書き上げので、きっと満足して頂ける一冊になっていると思います!

ぜひご興味持って頂けたり、頑張ったなおつかれ!と思って頂けたらぜひ予約購入頂けますと幸いです!!


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