kenのぶっ生き返し海賊日誌

「海賊」心理カウンセラー20代半ばで脱サラして世界の海を回るようになり、訪れた国は69…

kenのぶっ生き返し海賊日誌

「海賊」心理カウンセラー20代半ばで脱サラして世界の海を回るようになり、訪れた国は69カ国。地球7周分の航海を続ける。以前は夜回り活動を行っていたことで様々な若者の相談にのり、各著名人 とのコミュニティーを構築。主に日本の自殺 問題や、「世界の縮図」パレスチナ問題などに関わる。

最近の記事

パレスチナと僕らの日常

この一週間パレスチナのことで各種報道を眺めながら募る想いだけが高ぶり、下手に動けず例えようのない違和感の中でモヤモヤしていた。人の命は数ではない。それでも、先にどっちが手を出したやきっかけで善悪が決まり、情報操作も政治も動く。そんな馬鹿げたプロパガンダ。南アフリカでは30年前に終わったアパルトヘイトが、「ソウェト蜂起」以上の惨劇が未だに行われている。それでも何もできない自分の無力さに声を上げるのもためらっていた。 そんなとき、僕にセカイを教えてくれた敬愛するクリエイターの先

    • 激動のパレスチナの今に想いを馳せる

      10/7の報道から不安は募るばかりだったが、これらの出来事を全く発信できなかったのは、こんなことはイスパレ問題に関わりだして20年近くで初めてだったからとでも言っておく。 これまでも嫌と言うほど見聞きしてきたパレスチナ・イスラエル紛争のBAD news。もはや1948年のイスラエル建国から今日まで毎日のように殺戮が繰り返されてきたゆえにnewsにもならない(特にこの日本では)ほどだったのに、イスラエルのネタニアフ首相による「これまでにない報復を受けることになるだろう」という

      • 「影響力」ある人のR.I.P

        4/2、坂本龍一さんが亡くなった。 実のところ個人的にはあまりよく知らなかったが、今回のことで坂本さんからいろんなものが繋がったのでここに記しておこう。 坂本龍一さんは俺の尊敬するSUGIZOさんの最も尊敬する人ということくらいしか知らなかった。あとは「非戦」を書いて桜井さんや田中優さんがAP BANK立ち上げのきっかけをつくった人ということ。そして311のずっと前から鎌田慧さんらと脱原発をやっていたり、SEALDsの学生運動の時に駆け付けていた事。まぁまぁあるが、ご本人の

        • 三年ぶり夢の船出航実現!

          想いが募って書ききれるか心配だけどいこう。 さて、この三年間世界のどうしようもないうねりにより止まっていた我らのPasific World号が、お陰様で先日横浜・神戸港共に無事出航したことをここにお知らせします。 この間俺らが止まらずに進んでこれたのも、三年前のクラファン含めて皆さんのお陰様です。まずは多謝! この三年間 2020年4月。コロナの影響により行ってらっしゃいパーティ翌日に発表されたクルーズ欠航。2005年から船乗りとしてやってきたがこんなことは初めてで、

        パレスチナと僕らの日常

          時代の終わり始まり

          久々の投稿をしたくなったのは、さらっとは終えられない今の俺の感情にあるんだろう。 武藤選手が引退した。 ABEMAのさわりを見ただけだったけど、入場シーンを見ただけで18歳の頃のあの気持ちが蘇ってきて心ガクブル状態に陥って、休憩中に目頭が熱くなった。 今から25年近く前かな、とにかく燃えた。 燃えるしかなかった。 俺の中での中学最後のサッカー大会が終わり、「刺激」を求めてたまたま見つけたX JAPANも解散し、その後たまたま見た橋本×小川戦でハマった新日本プロレス。そこか

          知らないことは怖いことなら、知れば怖がらなくてもいい

          何年生きてもホンマに人生面白いのは、日常で関わる人はいつも学びと課題をくれるから慣れてそうで全然飽きない。全ては自分の気の持ちようなら、その「気」をどう持っているのか改めて見つめなおしてみる。 毎日様々な人と出会い、深められるかどうかを楽しんでいるが、これもまた今の自分次第で大きく変化していく。 それでも油断してると使ってなかった感覚はいつの間にか錆びていて、その反応に困ることがある。人の悩みのほとんどは他者との「比較」か、人間関係からの「思い込み」だから、うまく噛み合わ

          知らないことは怖いことなら、知れば怖がらなくてもいい

          最愛の同僚、また一人卒業の巻

          眼を閉じると想いが募る。これまで10年間、最も多く人生を語り、共に船を出してきた自慢の妹分が新たな旅路へ出航する。 なにげにこれまで一度も同じ船には乗ったことがないのも面白い縁だ。 それでもこれまで何百回ゆんたくをし、思想の強い曲をぶちまけたカラオケで朝を迎え、幅広く世界を伝える企画をしてきたことだろう。こうして公私共に関わってこれたのは、彼女の太陽のようなポテンシャルとおれの真っ黒な闇との真逆な化学反応からくる相性だからこそ。 タイヨウの(ような)子 8年前の地球六周

          最愛の同僚、また一人卒業の巻

          2022GreatLuckCamp vol.0無人島編

          最近インスタやってる周りの影響でこの思いを伝えようとしたけどやっぱ収まらないので俺は俺流のブログでアウトプットする。結局。それくらいの体感。(もーまたそれに関してはどこかで書きた位と思うほど葛藤している) 毎月個人的にシリーズ企画をさせてもらっている京都西院で音楽フェス(Great Luck Fes)も創っているいきつけBASE。普段はバーをやっているここの連中主催で無人島キャンプに呼ばれたので行ってきた。 インドア派の自分としては初めてのことだったが、人が仲良くなって世

          2022GreatLuckCamp vol.0無人島編

          違う人が分かり合えるようになること

          果たして違う意見を持ち合わせる人々は分かり合える日が来るのか。 最近めっきり考えているテーマだ。 正しさや答えがない世界だからこそ、争い合うそれぞれの真実と価値観。 人の数だけのこれがあると思っていて、興味あるなし含め世界がまとまらないのが当然のことのように、僕らは常にこれらと向き合っている。これまでの無関心が招いた結果とも言えるが、それぞれの今を選んでいる以上、普遍的に当てはまる人類史の共通の課題なのかもしれない。 それでもやっぱり大事なのは、そもそも「自分はどうなん

          違う人が分かり合えるようになること

          相談はするのもされるのも好き

          高校生の頃、あるラジオ番組ばかり聞いていた。 「ドリアン助川の正義のラジオジャンベルジャン」。 中高生の悩みであるところの、いじめ、援助交際、レイプ、裏社会からの被害、自殺願望、ドラッグ、不治の病。あらゆる社会問題が背景にある悩み相談を一ロックバンドの兄ちゃんが聴いてたのだから毎回土曜の夜は手に汗握る生放送だった。 僕はガキながらもいつかこんな大人になりたいと、大人になってから実際ご本人に会ってみて気付く、「当の本人はそんなものになりたくなかった」という事実。ホンマに人は、

          相談はするのもされるのも好き

          自分を大事にするという優先順位

          京都の灼熱の夏が始まった。 仲間らも熱く、日々共に生きている。 滅びることを望み続けた元首相暗殺も、相変わらず大敗の選挙もあっという間に過ぎ去り、それでも親孝行の里帰りも久しぶりに開いた海の家の手伝いに向かっている。 日々本当にいろんなことを学ばせてもらっているからこそ、それらを実践・発揮したい今日この頃。 それでも優先順位はいつも大切。毎日予定がごちゃごちゃしてきたらいつも僕が大事にしていることは「いかなる場合もまずは自分」という基本だ。 あっという間の巡り会わせの中

          自分を大事にするという優先順位

          これまでのあなたが選んだもので、今のあなたは出来ている

          最近も相も変わらず様々なところでいろんな想いを持っている人と話すけど、誰でも共通してこれだけは言える。 「今の自分が見ている世界が現実」 だからこそどう受け止めてどう感じているのかが大事。 それがポジティブかネガティブかということだけじゃなくて、様々な自分の感じ方で世界は大きく変わる。絶望も希望も紙一重。 だけど不思議とわざわざ自分で自分を苦しめる人がたくさんいたりもするのもまたそれぞれの現実。実はそれ自体が自分が今欲している変化のヒントでしかないのだが。。。 それら

          これまでのあなたが選んだもので、今のあなたは出来ている

          必然な「今」の気付き方

          毎朝の通勤で見かける緑髪のあの人もようやくマスクを外した。 そうやってひとり一人が気付いていく社会の中で、話したこともない人からもその変化に気付けるようになってきた街角。実際何があったかは知らないけれどもだ、これまで9割以上の人たちがつけていた異様な光景も、逆に新鮮に映ってようやく気持ちも晴れてきた。 そんな時に聞こえてくる曲まで全て必然で、今の自分に突き刺さる。この心を合わせ鏡にしたかのような、胸に響く想いを乗せて、今日も空は高く気持ちが晴れていく。 必然 大阪駅のホ

          必然な「今」の気付き方

          日日多謝

          ここ最近なぜかアマプラでハマってしまったNARUTOを追いかけ、結婚記念日にかみさんと淡路島ニジゲンノモリまで行ってきた。一緒に出かけることがほぼなくなっている我らにとっては物凄い有難い日になった。とっくに終わっているアニメに今更ハマり、決してタイムリーではないその受け皿がまさか関西にあるのもまた巡り会わせ。 そんな俺ももう42歳になった。周りの仲間含めて嬉しい言葉をかけていただき、誠に多謝である。誕生日というものは実に久々の人らの幸せまで運んでくれるプレゼントなんだなぁ。

          繋がり直しのタイミング

          尊敬していた先輩がまた一人旅立たれた。 洋上フリースクールを共に創ってきた名アドバイザー。十人十色で人一倍特異な環境下で生きてきたどんな生徒たちからいつも慕われてきた大黒柱。引きこもり界のプロ中のプロということで、先日プロフェッショナル仕事の流儀にも取り上げられ、ますますご活躍の場が増えてこれからというタイミング。あれだけ大きい体と心を持っていた百戦錬磨が、人はいつ亡くなるかわからない。 トレーニング中に倒れてそのまま意識は戻らなかったようで、つい先週訃報を知った。こちら側

          繋がり直しのタイミング

          時代に迎合されないイデオロギーを持つ

          いやどーも、やはり政治の話はしづらい空気は在るんだなぁ。この国は気にしすぎなのかもしれないけどそれもわかるわ。 参院選が始まる。俺の仲良くさせてもらっている人も何人か出る。これまでのタブーを暴露する新党も出てきた。様々なところで良きも悪きも情報戦が繰り広げられている。 マニュフェスト、注目課題、政策、想いや信念、優先順位、改革。当然かもしれないがどれも正解はない。けど、立候補者も有権者双方無知がゆえに決めつけてしまっていることがあるのもまた事実。僕らはすべての文献や考えを

          時代に迎合されないイデオロギーを持つ