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「影響力」ある人のR.I.P

4/2、坂本龍一さんが亡くなった。
実のところ個人的にはあまりよく知らなかったが、今回のことで坂本さんからいろんなものが繋がったのでここに記しておこう。

坂本龍一さんは俺の尊敬するSUGIZOさんの最も尊敬する人ということくらいしか知らなかった。あとは「非戦」を書いて桜井さんや田中優さんがAP BANK立ち上げのきっかけをつくった人ということ。そして311のずっと前から鎌田慧さんらと脱原発をやっていたり、SEALDsの学生運動の時に駆け付けていた事。まぁまぁあるが、ご本人の証言などはあまり聞いたことがなかった。

そしてそこから更に繋がったのは納得の活動家アーティストの方々。SUGIZOさん(LUNA SEA・X JAPAN)、TOSHI-LOWさん(ブラフマン)、忌野清志郎さん、ゴッチさん(アジカン)、三宅洋平さん(犬式)、村本さん(ウーマンラッシュアワー)、窪塚洋介さん(俳優・卍LINE)。

今俺はこの人たちが訴えかけるような、そんな場所を求めている。

この対談本当に行けばよかった。何してたんやろこんとき。船乗ってたかな。もう皆さんの社会に対する大好き。

影響力ある人が残したもの

坂本さんが関わってきた人たちを一通り見てきても、右も左もないくらいいろんな人たちがいる。ただただこの世界のことを心底憂いてなるべく全力で行動してきた活動家なんだと思う。

ただ、これほどまで世界に轟く名声を持つ教授ですら、この世界を変えられなかった。まずそれに対して正直な気持ちはあるが、絶望ではないと断言できる。

だってここまでちゃんと派生してるから。
数々の伝説を残してきた偉人の最後にはその人がやってきた功績がしっかりと刻まれて、そこからまた新たな発掘と影響力を及ぼしていく。

ガキの頃は、、、いや、もしかしたら今でもそうだが「もし有名になったらこんな世界にしたい」という影響を考えることがある。

けれどもそれをなし得た人たちですら未だ世界を変えられていない。
現に人権も、戦争も差別も理不尽な権力社会も自殺だって無くなってない。

賛否を問われようが批判や炎上があっても、それでも一貫して声を上げ続けてきたからこの意思は途絶えないんだろう。

俺はそんな希望的観測をしたくて、あの頃からずっとこの世界と戦っているのかもしれない。

三宅さんとゴッチさんも流石やってるだけあって先を行くアイデアが勉強になる。ほんまそこ。往年のやり方ではなく、敵味方のない新たな交流を!

これらの人々の魅力

だからこそ惹かれるのがこの人たちの話だ。
うん、どこまでいっても俺は何週回ってもここに戻ってくるんだろうな。

上記の映像も今から10年近くも前の話だけど全く色あせないのは時代が成長してないからなのか、もしくは坂本さんたちが話してきたことがまさに早すぎる現実だったことによってまさに「今」追いついてきた感があるのはまた皮肉な話だ。

それでも情熱のある人たちは、いつの時代も有名・無名限らず諦めてなんていない。

こんな話の輪を創りたいのだ。だから僕は普段からいろんなところでそういう輪を創っている。

話は戻るが上記にあげた方々の共通点はまさに当事者意識をもってしてリテラシーもイデオロギーもしっかりと磨いているというところだろう。しかもより「的」になりやすい立場の中で多くの著名人が本音を言えない中で、堂々と学び、しっかりと伝えてくれているその覚悟がまたかっこいい。

どんな状況下でも覚悟をもってして動いている人にはそれなりの人らが繋がってくるのはどこの世界でも同じ引き寄せなんだろう。


ここで坂本さんが最後に言ってることが日本のまさに弱さなのだ。それだけ不自由を選んできてしまった末路で勝手に縛った見えないマスク。

全うなことを言っている人はイカレてると言われる。本当にそうなのか?

うんうん、もっと言っていいはずなのだ。

俺が繋げたいセカイ

最近いろんな場所で聞かれる質問。
「じゃあどんな世界を創りたいですか?」

そんな時は大体「無条件の愛が共有できる空間」と答えてる。
多文化共生の中でいかに持続可能に人々が認めあえるか。

そのために大事なこと。出来ることは何か。
それは間違いなく、今の自分を知ることだろう。
今の自分は本当は何に悩んでいて、何がしたいのか。

結局どこまで行っても、自分=世界なんだから。

そんなことを窪塚さんは勇気をもって教えてくれているような気がする。

これが7年前とは恐れ入る。
窪塚さん、今一番会いたい人。

心から身の回りの人含めてこの話の続きがしたい。
リテラシーと自分の意見持っていきましょうねっと事。
時代に迎合されないように。都合よくコントロールされないように自分しっかり持ってりゃ間違いなくいい方向に行く。

と、学ばせていただいている毎日に感謝!PIECE★

そしてここまでつなげ直してくれた坂本龍一さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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