70歳で世代交代論。経済成長の為に。

また突拍子もない事を書き出したぞ、というお声が聞こえて来そうな今日このごろ。

もちろん大きな反論もありましょう、
私は政治にも経済にも社会にも疎く、本当に勝手気ままに書いておりますので、間違いも失礼も有ると思うのですが、言論の自由ということであまり責めないで頂きたく思っています。

平均寿命が長くなったのは勿論喜ばしいことです。
しかし問題は、人間の脳は時代や環境が変わったからと言って、考え方も常にリニューアルされるという訳ではないというところです。
もちろん人によっては、時代に沿った考え方をしていらっしゃる方も少なくないでしょうけれども。

お住まいの地域、周りを見渡して頂いて、誰も住んでない空き家、どのくらいありますか？
知りませんか？
知りましょう。
それ、どなたのお宅だった家でしょうか？
持ち主はどなたですか？
知ってますか？

何でこんなことになっているのか。
それは、世代交代がされないからだと私は思っています。
80代、90代になってもバリバリお元気で活躍されているのはもちろん良いことですが、財産管理はどうなさっているのでしょうか？
90代の親御さんの、ご子息、そろそろ70代になられるのではないでしょうか？
70代で、田畑・家屋敷を相続したとして、どのように利用できるでしょうか？

相続は、せめて御子息が50代60代の頃には済ませて頂かないと、可哀想だと私は思うのです。
50代60代ならば、使っていない畑は宅地に替えてアパートを建てるなり、処分してお金に替え、兄弟で分けて孫の代の大学資金に充てるなども出来るはずです。

バカ息子に渡したら、家の財産丸々根こそぎ無くなってしまう！と心配な御老体もいらっしゃるかと思いますが、そのようなバカ息子に育てたのはどなたでしょうか？だから子育てはちゃんと先々のことを考えて取り組まなければダメなんです。

私の勝手な考えですが、
日本国中どなたでも、70歳の誕生日になったら財産は他の誰かに相続されてしまう事にしたほうがいいと思います。
相続税も、そこで発生させましょう。
そして、重要なことは、
相続させたい相手を70歳のご本人が決めればいいのです。血縁が無くても。
その先の一生を、この人に面倒見てもらいたいと思える相手に相続するのです。

自然と、御子息たちは70近くなると親切にしてくれるようになるはずです。
もしも、気に入った介護ホームがあったら、財産を処分して、そこで世話を受ける事にしてもいいかもしれません。
自分で選べるって、いいと思いませんか？

そして、70で譲らなければならないとわかっていたら、それまでに自由に使おうという気持ちにもなるかもしれなせん。
いつまでも自分の財産だと思っているから銀行に貯め続け、詐欺師に大金を渡してしまったりするのです。

政治家であろうが、芸能人であろうが、どんなに収入があろうがなかろうが、財産の権利は70歳で相続人へ移行する。そうしたほうが、経済は活発になると思います。