【施策全体像がわかる!】最適なデジタルマーケティング施策を行いたい方へ
こんにちは!新卒1年目で企業様のマーケティングをご支援する会社で働いております、中村海渡と申します!
業務としては、企業様のメディアインハウス化を支援するSaaSプロダクト「SEARCHWRITE」のマーケティングユニットの一員として、
インサイドセールス部隊の立ち上げ・仕組み構築を行っております。
今回は、「デジタルマーケティング施策」について解説していきたいと思います。
何となく、「デジタル施策していかないとな、、」と思っている方や、
「施策の種類が多すぎて何をしたらいいかわからない」と感じている方の
お役に立てればと思います。
この記事を読み終わった後に、
「どんな考え方でデジタルマーケティング施策を選択していけばいいのか少しわかったぞ!」という風に思っていただけたら嬉しいです。
デジタルマーケティング施策への強制移行
新型コロナウイルスによって、展示会などのオフラインでのイベントの
多くが中止になり、対面での営業も自粛傾向で、WEB会議が主流になってきました。
毎年、展示会やエキスポに出展し、リードを獲得してきた企業様や対面営業を強みとしてきた企業様は大きな方針転換を強いられているかと思います。
実際に、業務で多くの企業様とお話させていただくのですが、
「これからデジタルマーケティングに着手しようと考えている」とお話しいただく企業様が増えてきています。
しかし「自社にとって適切なデジタルマーケティング施策が分からない」と悩まれている企業様が多くいらっしゃいました。
この記事では、デジタルマーケティングの全体像をご説明させていただき、自社にとって最適なデジタルマーケティング施策を見つける一歩目をご提供させていただきます。
デジタルマーケティング施策の全体像
上記の画像はユーザー体験設計に応じたデジタルマーケティング施策を記した図でございます。
これがすべてのデジタルマーケティング施策を記した図ではないですが、基本的なデジタルマーケティング施策の全体像を理解するにはわかりやすいかなと思います。
ぜひ今後のデジタルマーケティング施策の参考にしていただけたらと思います。
デジタルマーケティングは大きく「集客・接客・追客」の3段階に分かれています。
ユーザー体験を追いながら、集客。接客・追客の概念を知り、
自社の課題を見つけるヒントになれば幸いです。
デジタルマーケティング施策「集客」
集客には主にSEOと広告という2つの手法が存在します。
それぞれメリットデメリットがあるので下記の図に記します。
一般的なWeb広告は運用開始と同時に流入(セッション)を集めることができますが、SEOは対策直後に大きな流入を獲得できません。
しかし、Web広告が運用を止めると流入が減少するのとは異なり、SEO施
策はサイト価値向上への資産となるため、中・長期的な顧客獲得施策のコスト減に適しています。
なので短期的に広告で流入数を増やしながら、同時にSEO施策を運用し始めて、長期的に広告に頼らない集客形態にしていくことをおススメします。
SEO
・内部施策
・外部施策
・コンテンツ施策
の3大要素に分かれており、それぞれ網羅的に施策を行っていく必要があります。
特にコンテンツ施策は最近流行りの施策で、自社メディアを持ち、より有益な情報をコンテンツ化して、ユーザーに提供している企業が増えています。
長期的にマーケティング費用をそこまでかけずに売り上げを上げていきたいという方はSEO施策に取り組んでいくことをおススメします。
↓↓↓SEO対策の3大要素について学べる記事はこちら↓↓↓
広告
・ディスプレイ広告
・リスティング広告
・アフィリエイト広告
・ネイティブ広告
・バナー広告
・記事広告
・動画広告
・SNS広告
と種類が豊富にあり、しっかりと広告を出す目的を定めないと適切な広告を出せず、欲しかった成果が得られなくなってしまいます。
*広告の種類と利用目的についてはまたnoteに書きたいと思います。
↓↓↓広告の種類や、目的を知るにはこちら↓↓↓
デジタルマーケティング施策「接客」
接客には主にLPO・EFO・WEB接客という3つの手法が存在します。
集客してサイトに訪れてきたユーザーに対して、求めている情報をわかりやすく提供し、ネクストストアクションを明確に提示していくことが求められます。
LPO(ランディングページ最適化)
インターネットユーザーは、情報を得るために広告や検索結果をクリックしますが、クリックして最初にたどり着くページをLP(ランディングページ)といいます。
このLPをユーザーのニーズに合わせて最適化し、ページのCVR(コンバージョンレート=成約率)を上げることをLPOと言います。
せっかくSEOや広告でサイトに訪れてくれたのに、最初に見るページが
めちゃくちゃ微妙、、みたいな感じだったらそのWebサイトを見るのをやめてしまいますよね。
集客したユーザーの求める情報が見やすく、次の行動を起こしやすいようなページにしていくことが重要です。
↓↓↓LPOについて概要や、実際に改善方法が分かる記事はこちら↓↓↓
EFO(入力フォーム最適化)
入力フォームをサイトに訪れてきたユーザーにとって使いやすく入力しやすい形に最適化し、入力して内容を送信できるように改善を行うことをEFOと言います。
Webサイトの入力フォームは、会員登録や問い合わせ、資料請求、購買など幅広い目的で設置されています。
設置する目的に合わせて入力内容は変わっていくので、それぞれ目的に合わせて最適化していく必要があります。
すべてのページに同じフォームを設置していたら、入力するユーザーにとっては、この項目何であるんだろう?という思いを抱かせたり、
入力を面倒にさせてしまい、離脱が起きてしまうので、しっかり最適化しましょう。
↓↓↓EFOの概要や、実践方法について書いている記事はこちら↓↓↓
WEB接客
チャットツール等を利用して、Webサイトを訪れたお客様やユーザーに対してコミュニケーションを取り、離脱防止を図る施策をWEB接客と言います。
商品やサービスに対して疑問や不安を抱いているお客様に対して、的確なアドバイスをしたり、不安や疑問の解消に繋げたりすることで、購買意欲を高めることができます。
実店舗では、接客によりお客様の購買行動が大きく変わるという事は誰もが想像つきますが、
WEB上だとなぜか接客の発想がなく、サイトに来たユーザーを放置してしまっている場合が非常に多いです。
オンラインでいかに接客を重要視できるかはその企業のファンを増やすという目線でも重要になってくるので、WEB接客は見落としてはならないデジタルマーケティング施策です。
↓↓↓チャットツールの一覧やメリットデメリットはこちら↓↓↓
デジタルマーケティング施策「追客」
集客をして訪れてきたユーザーをサイト上で接客し、その後
何回もサイトに訪れてもらうための施策が「追客」です。
初回訪問では、顧客にならなかったものの、追客をしていくことで、
顧客化したり、何回もリピートしていただく、ファンになっていただける。
そんな役割を担っているのが「追客」です。
追客にはメルマガ・リターゲティング広告・SNS運用施策などが存在します。
メルマガ
集客でWebサイトを訪れたユーザーが、資料をダウンロードしたり、お問い合わせをして、個人情報を入力していただくことでメルマガを配信できるようになります。
一度Webサイトを訪れていただいたユーザーに常にコミュニケーションを取り続ける方法としてとても有効です。
ユーザーにとって価値のある情報を提供し続けることで、自社の顧客になったり、ファン化していただくこともできる、とても有効な追客施策です。
導入障壁が低く、導入、継続のコストが安いので、どの企業も実践しやすい追客施策になっています。
↓↓↓メルマガの活用方法と、効果測定についてはこちら↓↓↓
リターゲティング広告
リターゲティング広告とは、1度自社サイトを訪れたユーザーに対して、
再び訪れてもらうように促す広告のことです。
SEOやリスティング広告によりサイトに集客をしたのはいいが、
そのままお問い合わせや、資料請求をするユーザーは10%ほどしかいません。
残りの90%のユーザーはWebサイト上に来たが、そのまま離脱してしまったユーザーなのです。
一度Webサイトに訪れていただいたユーザーは何かしらの課題を抱えている可能性が高いといえます。
なのでリターゲティング広告でしっかり追いかけ続けることにより、課題がより明確になったタイミングで再びWebサイトに訪れていただけるのです。
新規でWebサイトに訪れたユーザーより、一度Webサイトに訪れたことがあるユーザーの方が、顧客になる可能性が高いので、広告費用そこまでかけられないけど、、という方はリターゲティング広告は有効な施策と言えます。
↓↓↓リマーケティング広告に関するメリットやデメリットはこちら↓↓↓
SNS運用
一度Webサイトに訪れたユーザーとその後も継続的に関係を構築していき、気軽に双方向のコミュニケーションを取れる「SNS」は追客施策として有効です。
Facebook、 Instagram、LINE、TwitterなどのSNSは、ユーザーとの距離が近く、直接のコミュニケーションも可能な媒体です。多くのSNSアカウントを活用することで、ユーザーとより親密な関係を築ける可能性を持っています。
SNSごとにユーザー層や性質が異なるので、複数のSNSでアカウントを運用することでアプローチできる範囲が広がります。しかしながら、「数を打てば当たる」というわけではありません。
SNS運用で成果を出すためには、各SNSのユーザー特性や文化、習慣を理解する必要があります。
↓↓↓SNSの役割や種類ごとの運用ポイントはこちら↓↓↓
自社に合ったデジタルマーケティング施策をしよう
ここまでデジタルマーケティング施策の全体像や集客・接客・追客の考え方について紹介してきました。
自社の目的や、リソースによって最適なデジタルマーケティング施策は変わってきます。
何となく流行っているからSNSとか、とりあえず広告を打てば売り上げが上がるといった考え方で、施策を選択してしまうと、結果として成果がなかなか上がらなかったり、今後他の施策を実施する上で心理的ハードルが高くなってしまいます。
改めて自社の現状に合ったデジタルマーケティング施策を選択し、
実践していくことで多くの企業様の成果が向上することを願っています。
僕はまだまだ未熟ですが、
「デジタルマーケティング今後取り組んでいきたいな、、」
と思っている方がいらっしゃいましたら少しでもお力になれたらと思っています。
TwitterのDMでお話させていただけますと幸いです。
フォローもぜひしていただけたらと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?