kaishin

2024年4月から大阪在住。

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  • ひなたの裏ばんちょー日記

    初めて関西エリアにやってきた大阪支店長の日々

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    でかちょー(デジタル推進課長)の苦悩の日々

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    公務員には時代の変化に合わせたヘンタイ性が必要だ

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ピクチャーマン(大阪92日目)

関西エリアで銭湯に行くと、高い確率でピクチャーマン(身体に”絵”を彫っている人)とご一緒する。 地元・宮崎では、ほとんど(全部?)の入浴施設で入場を禁止されているため、最初に出会った時はビックリした。えー!入っていいの?的な。 日本では刺青=反社会の人たちというイメージが長らくあるので、禁止となっている地域や施設は少なくないはずだ。関西はピクチャーに寛容、ということだろうか。まあ、外国人も多いしね。 * 実際に一緒に入っている人たちを見ていると、反社会な人たちが好んで

    • みんなでいく京都(大阪91日目)

      何度目かの京都へ。 始発で京都入し、早朝から開いている銭湯に入り、小川珈琲のコンセプトショップで朝ごはんを食べ、アップリンク京都でプリンスのドキュメンタリー映画を観て、オーガニックタオルを買った。 ここまでは、自分の行きたい京都を訪ねる時間。 そして午後からは、自分では知り得ない京都を訪ねる時間。友だち10人ほどで京都の街歩きを楽しんだ。 フレンチビストロからスタートし、観光客のあまりいないエリアを街歩きしながら、センスのいい扇子屋、ホンキの本屋、ステキなテキスタイル屋

      • 故郷(ルーツ)があること(大阪90日目)

        4月に大阪に来て以来、12回目の県人会(関連行事含)。 今回は日本三大秘境の一つ、椎葉村が主催する「近畿しいば応援団」への参加だった。 椎葉村といえば、長い県庁生活でも思い出深い場所のひとつだ。秘境と言われるほどの過疎の村(直近のデータでは人口2,230人)ではあるけれど、イキイキと活躍している人たちにたくさん出会ってきた。 そしてこの大阪の地でも、80人を越える人が集まり、故郷・椎葉への思いを熱く語り合っている。椎葉から駆けつけた公民館長が民謡「ひえつき節」を熱唱すれば

        • 大阪の歴史を学ぶ(大阪89日目)

          「中学・高校時代にもっとしっかり勉強しておけば良かった」と反省・後悔しているのが歴史、特に日本史だ。 大阪の街を歩いていると、教科書に載っていた日本史の痕跡が街のあちこちにあるのだけど、薄ぼんやりとしか知らないので「これってなんだっけ?」とその都度調べないとわからない。 四天王寺、上町台地、大阪城、一心寺、天王寺、中之島、曽根崎、堂島、道修町、船場北浜、心斎橋、千日前・・・ 聖徳太子の時代から近代・現代に至るまで、大阪はさまざまな事件・事象の舞台になっていて、今はそうい

        ピクチャーマン(大阪92日目)

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          何を食べないか(大阪88日目)

          仕事を増やすことは簡単だ。 ・未来に向かって大きなビジョンを描こう ・新たな手法をいろいろトライしてみよう ・細部に魂は宿るのだから、もっともっと拘っていこう そうやっていくらでも仕事を増やすことはできる。 でも、人・物・金というリソースが限られている中、そして「働き方改革」も叫ばれる中にあっても、新しいチャレンジをするには「何をしないか」「何を削るか」が実は一番大事なんじゃないかと思う。 * 大阪赴任の限られた時間の中で、大阪でしかできない体験、大阪でしか味わえない

          何を食べないか(大阪88日目)

          2024甲斐家の夏休み?(大阪87日目)

          夏休みの計画をぼちぼちと立て始めている。せっかく大阪に拠点ができたので、今年は家族(妻・娘1号・娘2号)が大阪に来て過ごす予定。 お盆の真っ只中に6日間滞在予定で、その期間分の食事+観光のプランを考えるのは結構大変である。お盆って・・・混むよなあ。 特に食事は、3食のうち朝食は家で食べるとしても、昼・夜が全部外食だとすると合わせて10軒程度の行先を考えておかないといけない。どないしよう。 ザ・大阪グルメっぽいものから選ぶとすると・・・ お好み焼、たこ焼き、いか焼き、どて

          2024甲斐家の夏休み?(大阪87日目)

          新しい京都(大阪86日目)

          休日出勤の代休で、京都へショートトリップ。 今回はまさかの初体験となる嵐山からスタート。 関西エリアはどこもインバウンド客が多いので、多少の混雑の中でも気持ちよく観光するためには、相応の覚悟?とテクニックを身につけることが大事だと感じる。例えば・・・ (混雑回避+満足度アップテク) ・早起きしてそれなりに空いている早朝から動き始める ・美術館・博物館は事前にネットで予約(行列に並ばなくて済む) ・街の散策中はアンテナを高く(面白そうな看板とかを見逃さないように) ・めっち

          新しい京都(大阪86日目)

          関西で関東煮とはこれいかに、とタコ煮(大阪85日目)

          関西のおでんは甘い。 南九州人である自分にはこれが合う。 暑い季節になってほとんど行けてないが、今日は冷房冷えしてしまったので、ふと仕事帰りに寄ってみた。 以前、行った「花くじら」は最高なんだが職場からやや遠いのと多分行列に並ぶことになるので、今日は食堂街にある「たこ梅」を覗いてみると、ラッキーにも待たずに入れた。 * 関西風のおでんを改めて調べてみると、「関東煮(かんとうに)・関東炊き(かんとだき)」とも呼ばれていて(この店にも「関東煮」の提灯が下がっている)、それ

          関西で関東煮とはこれいかに、とタコ煮(大阪85日目)

          「三方よし」のお手本−2 (大阪84日目)

          企業主催の宮崎県関連イベント、2本目は「焼酎ナニワンダフル」。 こちらは、飲食業の”焼酎大好き”チーム「NANIWANDERFUL crew」が仕掛けるイベントで、飲んで食べて、さらに音楽ライブも一緒に楽しもうという内容で、今年で2回目の開催である。大阪事務所も協賛で参加。 驚くことに、入場チケット代が4,400円(前売3,900円)と、まあまあなお値段がするのだが、これで飲み放題・・・ではなく、あくまで「入場料」という仕組み。500円分の飲食チケットが付いてくるものの、

          「三方よし」のお手本−2 (大阪84日目)

          「三方よし」のお手本−1 (大阪83日目)

          この週末は、大阪の企業さんが主催の宮崎関連イベントが2本あって、大阪事務所も協賛・協力させて頂いている。 1本目は「堺みやざき館KONNE(こんね)誕生祭」。 さかのぼること13年前の2011年6月、アンテナショップ「堺みやざき館KONNE」が、堺市にオープンした。この店を運営しているのは、堺市民には「ご馳走を食べる店」として長年愛されている南海グリル。 南海グリルは、1988年に” 宮崎黒和牛” 一頭買いの業務提携をして以来、かれこれ35年超のお付き合いである。 店

          「三方よし」のお手本−1 (大阪83日目)

          人生の苦味(大阪82日目)

          映画「ホールドオーバーズ〜置いてけぼりのホリディ」(監督:アレクサンダー・ペイン)を観てきた。 生きることの甘味と苦味が詰まった、素晴らしい作品だった。登場人物たちは、出生や見た目や家族といたままならない日々の営みのなかで、小さな苦味(痛み)を味わっていくのだけれど、時折訪れる小さな甘味(喜び)に救われ、また気付かされながら、それが過去の人生をもやさしく包んで、少しずつ少しずつ良き方向へ向かっていくような、全然キラキラはしてないけれど、それでも生きることの旨味(肯定感)が腹

          人生の苦味(大阪82日目)

          食いしん坊(大阪81日目)

          ヤン坊、マー坊、食いしん坊。 そうです、私が食いしん坊おじさんです。 食べることが大好きで、美味しいものには目がないんだが、残念なことに?ただの食いしん坊であって、ちっともグルメではない私だ。 「グルメ」とはフランス語のgourmetが由来で、 料理の味や食べ物に詳しい人、つまり食通や美食家を指す言葉らしい。そんなグルメには私がなりたくてもなれないいくつかの理由があるのだ。 ・嗅覚が弱い 料理の魅力の大きな要素である「匂い」を感じる力が弱いので、繊細な風味の違いなどが感

          食いしん坊(大阪81日目)

          推し活BOOK(大阪80日目)

          宮崎県が発行している「みやざき本格焼酎推し活BOOK」という小冊子がある。 宮崎の本格焼酎の ・つくり方 ・飲み方 ・蔵元MAP ・蔵元(と代表銘柄)紹介(36蔵・100銘柄) が掲載されている。 また、巻末には芋焼酎の味わいマップが付いていて、27蔵74銘柄を、「芳醇」「華やか」「すっきり」という3軸のどこにその銘柄が位置するかが示してあり、銘柄選びの参考になる仕掛けもある。ちなみにこのマッピングは宮崎県食品開発センターによる成分分析と、人による味覚評価によるもの。

          推し活BOOK(大阪80日目)

          少し愛して長く愛して(大阪79日目)

          仕事終わりに、R社のSさんと梅田でサウナ+サ飲み。 インターネット企業大手・R社(イニシャルの意味って)とは、かれこれ20年近いお付き合いになる。 自分が担当だった当時、R市場のチームとガッツリ組んで、連携協定を結んだり、ゼロ予算で大掛かりなフェアを仕掛けたりして、当時は岐阜か山梨か宮崎かっていうぐらい?県内通販事業者の黎明期をサポートしていた。 ただ、当時Sさんは直接宮崎の担当ではなかった為、薄っすらと繋がっていたに過ぎなかった。 その後、自分が異動し、先方の責任者

          少し愛して長く愛して(大阪79日目)

          たまたまを得る人(大阪78日目)

          宮崎にゆかりのあるK社長との意見交換。 これまでも何度かお話ししたことがあったが、今回じっくりと「創業から今に至る経緯」を聞かせて頂いた。するとまあ、呆れるほどの「たまたま(なラッキー)」がK社長に訪れているらしい。 ・トイレが我慢できずに、たまたま来ていたお客さんに店番を頼んだのがきっかけで今の奥さんと結婚 ・仕事で大チョンボをしでかした直後のゴルフコンペで、たまたまホールインワンが出て、祝儀として取引継続(その後事業拡大) ・新型コロナ拡大でビジネスの根幹が揺らぐほど

          たまたまを得る人(大阪78日目)

          すじさんぽ・天神橋筋(大阪77日目)

          5週間ぶりの日曜休日。 ノープランで当日を迎え、飲み疲れ(?)もあって、どこかへ出かける気力もなかった(そんな日もある)。 朝ランを少し長めに走ったこともあってさらに疲れ果て、家事をしたり雑誌をめくったりとダラダラと過ごしていたら、ふと近所にある銭湯に行ってないことを思い出して、「疲れをほぐせるやも!」と思い立って、オープン時間(午後2時)に行ってみることにした。 楽天地温泉。入浴料550円+サウナ100円。安い。 ごくごく普通の銭湯で、大阪のおっちゃんたちの雑談聞きな

          すじさんぽ・天神橋筋(大阪77日目)