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ベイビーわるきゅーれ(大阪176日目)

仕事でちょっとだけ宮崎へ戻っている。

ラッキーなことに、このタイミングで映画「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ」がロケ地である宮崎では先行公開されていたので、さっそく映画館(宮崎キネマ館)へ。


宮崎では、セントラルシネマの方がスクリーンが大きいんだろうけれど、この作品に関しては1作目から上映してきたキネマ館で見るのがスジってもんだろうw

この映画は、阪元裕吾監督によるシリーズの3作目で、髙石あかりと伊澤彩織が主演を務めていて、同監督による映画「用務員たち」に登場した女子高生の殺し屋コンビを主人公に据えたところ、ヒットシリーズとなったもの。「池袋シネマロサ」ではロングラン記録3位となっているほど。

・・・といっても、「女子高生のゆるい日常生活+殺し屋稼業」という独自の世界観は好き嫌いがありそうな作品であり、どうしてもメジャーにはなりきれない印象はあった。

主人公の一人、ちさと役の高石あかりさんが宮崎出身ということもあって、地元のテレビ・新聞は1作目の公開時から応援ムードだった。ローカル番組に彼女を呼んでプロモーションのサポートをしたり、インタビュー記事を載せたりしていた。

ところが、1作目・2作目については、公開直後に映画館に行ってみても、残念ながら空席が目立っていた。面白いのに! 今年公開された尼崎が舞台の「あまろっく」は、いかにもローカルなお客さんたちで大入満員で、なんだか羨ましかった。地元の応援って大事だと思う。

この3作目に至っては、全編・宮崎ロケ、前田敦子、池松壮亮という実力派俳優が客演、宮崎出身で台湾でタレント・俳優として活躍している大谷主水も重要な役で出演・・・となれば、少なくとも宮崎県民は最優先で見に行かなくてはという作品じゃなかろうか。

今回もアクション監督・園村健介の演出がキレっキレで、主人公のふたりはもちろん、あっちゃんや池松壮亮が驚くようなアクションシーンを魅せている。女子ふたりのダラダラとした日常トークと、唐突に始まる殺しのアクションとの間で、緊張感がゼロとマックスを行き来する。これぞ、ベイビーわるきゅーれ!

まあ、とはいえですな。
舞台が青島ビーチとか宮崎県庁だし(元職場前の廊下でもアクションが!)、主水くんをはじめ知人もチラチラ出てるし、我が子・みやざき犬までカメオ出演しているので、全く冷静に見れなかったのも正直なところ(苦笑)。
もちろん、個人的には超絶面白かったんだけどね!

好きな人は好きでたまらない、ある意味ジャンル映画であり、この記事を読んだのも一つの縁ってことで、ぜひ劇場へ。

ちなみに、今テレビ東京系列でドラマ版もやってるよ!




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