見出し画像

当事者意識(大阪175日目)

以前ほどではないにしろ、在京キー局の報道番組は、東京を中心に事象を捉え、物事を判断しがちと言われる。

例えば、東京の地下鉄が災害や事故で止まってしまった時の報道の熱量と、大阪の地下鉄が止まってしまった時の報道の熱量には差が出る、というようなことだ。これはある意味、「当事者意識」としてなかなか避け難い部分であると思う。だってみんな東京で暮らしている当事者なのだから。

ぼくが大阪に来て、約半年が経とうとしているが、日頃から大事にしてきたことは、大阪在住者としての「当事者意識」をできるだけ早くインストールすることだった。

担当業務として、大阪の地から宮崎の産業を支援し、宮崎との縁を繋いでいくのが仕事であるから、まずは自らが大阪在住者としての「当事者意識」を獲得しないと話が始まらない。それができて初めて、繋ぎ手として、より深く大阪や関西エリアの企業や人との協業ができるのだろうと思う。

ところが、行動の表層部分だけを拾い上げると
・関西〜名古屋のあちこちに出没している
・いつも美味しそうなものを食べ歩いている
・やたら楽しそうなイベントに参加している
・よく商店街をぶらぶらしている
・しょちゅう映画を見ている
という感じになってしまい、ただ大阪生活を満喫してるだけじゃねーの?という誤解をされてしまうかもしれない。

ちゃうねん。
全然ちゃうねん。

純粋に使命感に燃えてるだけやねん。
大阪人の日々をトレースしてんねん。
身体の奥の方まで染み込ませてんねん。

そうすることでな、大阪での「勝ち筋」っちゅうもんが、じわーっと、向こう側から見えてくるねんなあ。



知らんけど。

*TOPの絵は、「大阪人のアイデンティティ、食い倒れ」で生成AIが作成したイラストです(Microsoft Designer)






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?