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#022 「ヘッドショット」タカアキの場合 by Takaaki Hirakawa

割引あり

🦍平川貴彬 / Takaaki Hirakawa - LA/JAPAN Actor / Creator
株式会社ユニコーン - 俳優 / 動画クリエーター(ロス・日本拠点)
SAG (全米映画俳優組合員)
2011年に渡米し、2013年にハリウッドの音楽学校を卒業後、歌手としてキャリアをスタート。2015年、俳優を始めて数ヶ月で米ケーブルテレビチャンネル番組のシーズンレギュラーを勝ち取り、SAG加入。「ハリウッド余裕すぎ大草原」と余裕をぶっこいていたら、その後数年に渡り大きな仕事に恵まれない大焼け野原に。
焼け野原期間中にコメディの名門THE SECOND CITYハリウッド校にて学び卒業後、プレミアムショー出演や、ハウスチームの一員として全米を笑わせてきた。役に合わせ頭髪全剃り、ヒゲMAXは当たり前。次はパンチパーマになるのではないかとウキウキしている。
代表作:「SHOGUN-将軍-」(FX/Disney+)、「The Gorburger Show」(Comedy Central)、「Dream Corp LLC」(Adult Swim)、「The Price We Pay」(Lionsgate)など。

Writer's Profile

海外で活動するための必須資料

日本でも「宣材写真」や「コンポジット」「プロフィール」と呼ばれる物があるように、アメリカではそれらを「ヘッドショット」「レジュメ」と呼んでいます。最近話題にも上がっている「デモリール」と共に、海外活動における必須資料となっています。「ヘッドショット」「レジュメ」「デモリール」の3つを「海外活動における三種の神器」と呼んでも過言ではありません。

今日はその中から「ヘッドショット」について詳しく見ていきます。

ヘッドショットの規格

元々はレターサイズ:8x10(インチ)というサイズがスタンダードで5〜10年くらい前までは誰もが印刷して持っていました。

ロサンゼルスは俳優が多い街のため、俳優御用達の「ヘッドショット印刷専門店」があるほど。

昨今はデジタルデータが用いられるようになったため、印刷したヘッドショットを持っている必要性は少なくなりましたが、今でも「舞台・演劇」のオーディションに行くとヘッドショットの提出を求められることがあります。また、舞台出演者のヘッドショットがロビーに飾られることがあるため、印刷されたヘッドショットは持っておいても損はありません。

キャラクター別に複数枚持とう

もちろん日本でも重宝される宣材写真。

アメリカでは基本は1つの応募で1枚のみを使いますが、数パターン持っておくことをお勧めします。これはオーディションで提出するキャラクターによって使い分けるためです。

寡黙な弁護士役なのにアロハシャツ着て笑顔の写真ではイメージが違いますもんね。

特に海外ではキャスティングサイトを通して応募することが主流になっているため、自分の登録アカウント上に何枚かアップしておき、募集キャラクターによって提出写真を使い分けます。

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