#022 「ヘッドショット」タカアキの場合 by Takaaki Hirakawa
割引あり
海外で活動するための必須資料
日本でも「宣材写真」や「コンポジット」「プロフィール」と呼ばれる物があるように、アメリカではそれらを「ヘッドショット」「レジュメ」と呼んでいます。最近話題にも上がっている「デモリール」と共に、海外活動における必須資料となっています。「ヘッドショット」「レジュメ」「デモリール」の3つを「海外活動における三種の神器」と呼んでも過言ではありません。
今日はその中から「ヘッドショット」について詳しく見ていきます。
ヘッドショットの規格
元々はレターサイズ:8x10(インチ)というサイズがスタンダードで5〜10年くらい前までは誰もが印刷して持っていました。
ロサンゼルスは俳優が多い街のため、俳優御用達の「ヘッドショット印刷専門店」があるほど。
昨今はデジタルデータが用いられるようになったため、印刷したヘッドショットを持っている必要性は少なくなりましたが、今でも「舞台・演劇」のオーディションに行くとヘッドショットの提出を求められることがあります。また、舞台出演者のヘッドショットがロビーに飾られることがあるため、印刷されたヘッドショットは持っておいても損はありません。
キャラクター別に複数枚持とう
もちろん日本でも重宝される宣材写真。
アメリカでは基本は1つの応募で1枚のみを使いますが、数パターン持っておくことをお勧めします。これはオーディションで提出するキャラクターによって使い分けるためです。
寡黙な弁護士役なのにアロハシャツ着て笑顔の写真ではイメージが違いますもんね。
特に海外ではキャスティングサイトを通して応募することが主流になっているため、自分の登録アカウント上に何枚かアップしておき、募集キャラクターによって提出写真を使い分けます。
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