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26歳女ひとりオーストラリア旅①

26歳の誕生日、私はオーストラリアのゴールドコーストにいた。
はじめての海外ひとり旅。
海が大好き。今回海で毎日サーフィンをする。2週間毎日。

サーフィンはしたことはない。はじめてづくしの旅だった。

ついでにはじめてコアラも抱っこしてみよう。

飛行日はジェットスターで往復予約した。確か往復7万円くらいだった。

ホテルは到着日と翌日の2泊だけ予約した。

英語は全く話せない。


ゴールドコースト空港についてバスでサーファーズパラダイスに向かった。
どのバスに乗ったらいいのかわからない。ドライバーさんに
「エクスキューズミー、、、サーファーズパラダイス?」と地名だけ伝え顔の表情でなんとか伝わるだろうと話しかけた。

OK!と笑顔で教えてくれ、ドライバー席の後ろに座った。先ほど話しかけたドライバーさんが何か伝えてくれている。
「このおちびちゃんサーファーズパラダイスにいきたいみたいだからよろしくな。」そんな会話だろう。

私が予約しているホテルまでたどりつけるだろうか。Wifiもない。
しばらくバスが走り、不安になてきた。日本だとバス降りる時にはボタンを押して知らせる。見渡したがボタンもない。サーファーズパラダイスを見たこともないのでいつのタイミングで降りたらいいのかわからない。
すると急に

「サーファーズパラダイス!!」

ドライバーさんが叫んだ。かなり驚いた。他のバス亭では叫んでいなかったのに急に叫んだので私の心臓はバクバクだった。
でもここだ。知らせてくれたんだ。

「センキュー」

満面の笑みでドライバーさんにお礼をし足早にホテルに向かおうとした。
バスが私を抜かない。ゆっくりついてくる。ドライバーさんがジェスチャーで右を指差している。私が予約しているホテルも伝えていたのでわざわざ知らせてくれたのだ。優しすぎる。

無事にホテルにチェクインできた。

翌日から毎日サーファーズパラダイスでサーフィンのレッスンをした。
日本人のインストラクターがよかったので事前に日本で探して調べて予約していった。日本人が4、5名参加していてすぐに仲良くなれた。
インストラクターの方はものすごいイケメン。。。幸せ。

サーフィンは初めてだったが3日でボードに立てるようになり4日目には波に乗れるようになった。とてつもなくおもしろい。波にのまれた瞬間には恐怖が押し寄せる。でも波に乗れたときの快感がたまらなかった。

あっという間に2泊しチェックアウト。
宿を探さなくてはならなかった。
サーファーズパラダイス周辺には安くで宿泊できるドミトリーがたくさんあった。適当に探してフラっと入った宿が1泊1400円だった。安い。

あちこち探すのも大変なのでここでいいやと決めたが外国人スタッフしかいなかった。何を言っているのかわからないがとりあえず部屋の鍵をもらったので階段を上がり部屋に入って休もうとドアを開けた。

「えっっ!!!」

そこには目を疑う光景が・・・



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