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【肩関節の変形、腱断裂】リウマチに「後遺症」ってあるんだね。リハビリ始めます

前回の通院時に、

「旦那さんも心配しているだろうし、
今度 一緒に来てもらっても良いからね」

そう言っていただいたので、
さっそく行ってきたお話。

夫と一緒に。



【まず、前回通院後の夫婦会話】

「先生がそう言ってくれたんだけど
仕事の都合つくときにでもいいから
もし一緒に行けるときがあれば ─…」

「うん、おっけー!いこ!
次の通院日、いつだっけ?」


食い気味で「おっけー!」って。


さすがです。

うちの夫、さすがです。

話がはやい。はやすぎる。



【ということで、行ってきました】


いつも通りに受付、血圧測定をして

その間も控えめに、控えめに、
後ろからついてきてくれる夫。


余談ですが、
この病院は待ち時間が本当に短くて

前の病院では、診察時間3分に対して
平気で3時間は待たされていた
ので、

今の状況が、本当に、快適すぎます。


あっという間に呼ばれて
いつものように、
診察室で看護師さんからの問診。


専門クリニックということもあり、
看護師さんの知識の豊富さも◎

私が「1」伝えただけで、
ほぼ「10」に近いくらいの理解を
示してくださるんですよね。


カルテへの記載も的確で、
安心しかない。

とても心強い。



その問診を斜め後ろから見ていた夫も

「今の人、看護師さん?先生みたいだね」
と。


【いざ、診察スタート】


いつも入室するなり

「はい、見てみましょうねー
よろしくお願いします、●●です」

と 挨拶をしてから、着席する先生。


患者を ” 1人の人間 ” として
きちんと見てくれている気がして、

なんだか安心できる瞬間です。



▫️リウマチ放置による「後遺症」


夫も一緒ということで、

初診時のレントゲンやエコー画像を
モニターに写し出しながら

あらためて
夫向けに、分かりやすい言葉で
病状を説明してくださいました。


この半年間
痛みがある場所はずっと同じで
右肩〜右腕 と 左手首〜左手。


薬を変更したり、追加したり
てっきりリウマチの悪化だと思い

「他の部分に関しては痛みもなく
調子が良い気がしてるのですが、
この右肩だけが悪化してるんですか?」

そう聞いてみると

「違う違う。これは完全に後遺症だよ」

と。


「・・・・ぇぇ〜・・・・。」

私のこころの声。のつもりでしたが
多分、はっきりと声に出ていたかも。

こころの声、多分漏れていたと思います。


「リウマチの炎症自体は安定しているよ。
当院に来るまでに、適切な治療をしないまま悪くなってしまった。
もっと早い段階で診れていたら、こんな状態にさせずに済んだんだけど。
残念ながら、リウマチの燃焼ではなく、後遺症だよ。」

と。



なんか、納得。

なんか、腑に落ちた。


だから、ずーーーーっと痛いのか。


前の病院への怒りが再燃しながらも
「ぇぇ〜・・・」と落ち込む私に、

「これ以上は絶対に悪くしないから、任せてください。
がんばりましょう」

そう心強い言葉をかけてくださって、

それだけでなんだか心が救われて。



▫️避けては通れない「人工肩関節」


「先月撮ったMRIの結果はどうでしたか?」

MRI検査の結果次第で
人工関節置換術の最終ジャッジを下す
というのが前回のハイライト。

ということで、恐る恐る 聞いてみると

「MRI結果も、予想通り。肩の腱板も薄く薄くなっていて、かろうじて繋がっている感じ。

腱ってね、使わないとどんどん痩せ細っていくんです」

「やはり、手術の適応になります。

腱が残っているかどうかで、手術やその後が全然違います。だから、このまま腱を維持できるように絶対にしましょう。大丈夫」

「約10年前までは、肩関節の実績ってあまり良くなかったんです。でも今はとても良くなってきている。腕の良い先生に執刀してもらえれば入れ替えの手術もしなくて済むほど。

あなたはまだ若いしなおさら、手術となれば絶対に失敗はできない。手術を決意したら、そのときは、責任を持って 日本一の先生 を紹介しますから」

あ〜ぁ、心強い。

何回も言うけど、心強っ。



▫️相談「リハビリをしたいです」


じつは、今回の通院にあたり
夫と決めていたことがありました。


それは

「リハビリの相談をする」こと。



前にかかっていた病院の医者が、

私の相談事に対して、基本的にすべて
「あ〜まぁ、別にしたいならすれば?」
という適当な返事をする人だったので、

そのトラウマで
主治医への相談を躊躇、身構えるように
なっていたんです。


だから今回も、
「いやいや、リハビリって(笑)」
「まぁ、別にしたいなら、すれば?」

と、あのトラウマの医者みたく
バカにしたように、突き放すように
言われたらどうしよう・・・・
と。


本来なら何も緊張しなくて良い場面で
私はひとり、動悸がとまりません。



意を決して、

「あの、今の肩の痛みなんですけど
どちらかと言うと、肩関節ではなくて
肩の周りの筋肉がとても痛いんです。

肩甲骨とか、腕とか。

見るからに腕も痩せ細ってきていて
筋肉が落ちていることで
変な筋肉の使い方になっている気がして。

なので、手術のことを考える前に
関節周りの筋力、右腕の筋力をつける
リハビリをしたいんですが

ここから紹介していただける
リハビリ施設がある病院って
ご存知でしょうか?・・・・・」


「うん!いいですね。リハビリはとても意味があると思います。整形外科ならどこでもやってくれるので紹介状書きましょうね。最寄りの駅はどこですか?」


─── なんか泣きそう。(こころの声)

「はぁ?」みたいな変な間もなく
前向きに即答してくれたのが嬉しくて、

一歩前に進めた気にさえ、なりました。



勇気を出して病院を変えてよかった。
と、あらためて思った瞬間でした。


▫️新たに「上腕二頭筋長頭腱断裂」


MRI検査結果には続きがあって、

〈上腕二頭筋長頭腱断裂 疑い〉
という所見も書かれていたとのこと。

断裂しているかどうか確認するため
エコー検査へ。


技師さんに検査してもらっていたら
途中で先生が来られて ”選手交代”!

先生みずから
エコー検査をしてくださることに。


「うーん。切れちゃってるね。

この上腕二頭筋長頭というのは ”力こぶ” をつくる腱なんです。試しに、右腕の力こぶを作ってみて?」

言われるままにやってみると、

「ほら、ふにゃふにゃでしょ?」


「・・・ほんまやぁぁー!!!」
(※関西人ではありません)

「うっわ。。。すっご。。。」


なんというか、力こぶが本当になくて
横に ”びゃー”っと、”ふにゃ〜”っと
だらしなく広がっている感じ。


感触としては
ふにゃっふにゃで、ふわっふわ。


なんだか、思わず笑っちゃうほどに。

「でも、大丈夫。最悪、この腱は断裂していてもOK!人工関節の手術に影響はないし、日常生活も送れるから」

ということで、こちらは放置の方向で。


『力こぶをつくる動きに関わる 腱』


どおりで、右腕に力が入らないわけだ。

右腕を使うと変な筋肉痛があったのも、
てっきり右肩の影響だと思っていたけど

腱が切れていたから なおさら
筋肉に負担がかかる動かし方を
してしまっていたんだ。


── すべてが、腑に落ちました。


でもやっぱり、ちょっとだけ、、、

日常生活には大きく影響しないとはいえ、
「腱断裂」にショックが隠せませんでした。




と落ち込んだのも、つかの間。


待合室に戻って夫にそのことを話すと

「よかったね!うん、よかったよ。
腕の筋肉がすぐに痛くなる原因が
ひとつ明らかになったんでしょ?
前進前進!!リハビリで補おう!!」


・・・なんでしょう。

この夫と結婚してから約5年。

私は幾度となく、
このポジティブ夫に救われています。

10秒前まで落ち込んでいたくせに
今回もまた、一瞬で心が軽くなりました🌷



▫️リハビリ生活、スタート!


書いてもらった紹介状を持って、
近いうちに整形外科へ行ってきます!

さらに仕事どころではなくなりますが

今優先すべきは
この身体が 使い物 になるようにすること

だと思うので、希望を持って
リハビリに励んでいきたい所存です!


またリハビリの様子も
noteに書き残していけたら、と。


そしたら、また🕊️



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