在宅介護のツラさを1g軽く:Yoshi夫婦(オットとツマ)

在宅介護で悩まれている方の心の負担を1グラムでも軽くしたい。 父71歳で認知症、母74…

在宅介護のツラさを1g軽く:Yoshi夫婦(オットとツマ)

在宅介護で悩まれている方の心の負担を1グラムでも軽くしたい。 父71歳で認知症、母74歳で身体不自由に。ある日突然、両親のダブル介護。 その時、同居していた私達夫婦は40代になったばかり。一足先に在宅介護の問題に直面して、学び、思い、感じた、わずかながらの介護の知恵を発信します。

最近の記事

親の介護費用立て替える時の注意点!!

在宅介護で日々大変な思いをされている方の負担を少しでも軽くしたいと、在宅介護の経験記事を投稿しているYoshi夫婦です。 今回は、介護をしている時にありがちな、親の年金だけでは足りないから介護費用を立て替えて、相続の時に清算する、と言う場面での注意点についてお伝えしたいと思います。 相続で清算の注意点とりあえず家族が介護費用を立て替えて、亡くなった時に家や土地で清算出来ればいいか・・・ と言う場面が、介護をしているとあるかもしれません。 でも、その時に注意しなければい

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      在宅介護で日々大変な思いをされている方の負担を少しでも軽くしたいと、在宅介護の経験記事を投稿しているYoshi夫婦です。 今回は、親が認知症になった時に銀行口座はどうするかお伝えしたいと思います。 銀行に認知症が知れると口座が凍結される?実際に我が家では、無かったのですが。認知症介護をしていると必ず聞く事です。 認知症である事を銀行に知られると、個人の利益保護や個人情報うんぬんを理由に、銀行は口座を凍結して成年後見人でないと口座のお金を使うことは出来ないと言われます。

      • 成年後見人を利用しない理由(後編)

        在宅介護で日々大変な思いをされている方の負担を少しでも軽くしたいと、在宅介護の経験記事を投稿しているYoshi夫婦です。 今回は、成年後見人の続きの記事です。「成年後見人を利用しない理由(前編)」も併せてお読みいただければと思います。 我が家が成年後見人制度を利用しない理由(2)家族が成年後見人に指名されても、成年後見監督人と言うのが指名されるそうです。成年後見監督人とは、文字通りの成年後見人を監督する人でやはり弁護士等が指名されます。 家族が成年後見人になって、成年後

        • 成年後見人を利用しない理由(前編)

          在宅介護で日々大変な思いをされている方の負担を少しでも軽くしたいと、在宅介護の経験記事を投稿しているYoshi夫婦です。 認知症介護が始まると、利用するべきか悩む「成年後見人制度」についてお伝えしたいと思います。 成年後見人制度とは介護保険法が施行された、2000年に導入された「成年後見人」の制度は、認知症や障害で財産の管理や契約などの判断が出来なくなった人の、支援や保護のために導入・・・細かいことはややこしいんで・・・ 要は、認知症高齢者をターゲットにした悪徳商法、悪

          高齢者のお金を狙う意外な・・・

          在宅介護で日々大変な思いをされている方の負担を少しでも軽くしたいと、在宅介護の経験記事を投稿しているYoshi夫婦です。 以前、「実録!認知症の父が詐欺被害!!」で我が家で実際にあった、金銭被害の記事を書かせていただきました。あと、セールス、通販などの対策を「認知症と介護と通販と②」で紹介させていただきました。 今回は、以前紹介したあからさまな、高齢者を狙った詐欺やセールス以外の、高齢者のお金を狙っている意外な存在をお伝えしたいと思います。 ズバリ、銀行です!高齢者のお

          自分の親を扶養にするとお得?③

          在宅介護で日々大変な思いをされている方の負担を少しでも軽くしたいと、在宅介護の経験記事を投稿しているYoshi夫婦です。 今回は「自分の親を扶養にするとお得?①」、「自分の親を扶養にするとお得?②」の続き記事になります。前回までの記事をまだお読みでない方は、そちらもお読みいただければと思います。 前回までは、親を扶養に入れる条件、親の年齢によって変わる扶養の内容を紹介させていただきました。 今回は、結局のところ扶養にした方が良いの?メリットはデメリットは?についてお伝え

          自分の親を扶養にするとお得?②

          在宅介護で日々大変な思いをされている方の負担を少しでも軽くしたいと、在宅介護の経験記事を投稿しているYoshi夫婦です。 今回は「自分の親を扶養にするとお得?①」の続き記事になります。 前回の記事をまだお読みでない方は、そちらもお読みいただければと思います。 扶養に種類がありますちょっとややこしい話ですが、扶養には「社会保障上の扶養」と「税金控除上の扶養」があります。 社会保障上の扶養とは 扶養に入れる事で、その扶養親族の社会保障を扶養している人が保障する事です。 判

          自分の親を扶養にするとお得?①

          在宅介護で日々大変な思いをされている方の負担を少しでも軽くしたいと、在宅介護の経験記事を投稿しているYoshi夫婦です。 以前、介護と確定申告、介護と医療費控除での記事で介護とお金のことを書かせていただきましたが、今回は介護だけに限らず、自分の親、配偶者の親を扶養にした際のメリット、デメリットをお伝えしたいと思います。 扶養についてはなかなか複雑なので、数回の記事に分けて紹介したいと思いますので、ぜひご参考にお読みいただければと思います。 そもそも親を扶養に入れることが

          実録!認知症の父が詐欺被害!!

          在宅介護で日々大変な思いをされている方の負担を少しでも軽くしたいと、在宅介護の経験記事を投稿しているYoshi夫婦です。 詐欺の様な悪意のあるものだけでなく、高齢者のお金は狙われています。軽度の認知症になると正直いいカモにされてしまう事もありますので、我が家で実際にあった事を紹介します。 実際に被害を受けました父が認知症の初期に、家に”先物取引”のセールスマンが来ました。 金の先物取引で、1口70万円。家族は反対。しかし、父は1口だけと70万円を投資してしまいました。

          在宅介護が始まって勉強して良かった資格3選

          在宅介護で日々大変な思いをされている方の負担を少しでも軽くしたいと、在宅介護の経験記事を投稿しているYoshi夫婦です。 今回は、介護が始まった後に勉強して良かった資格をお伝えします。 認知症介助士通信教育の大手、ユーキャンで受けられる民間資格です。 介護の仕事をしている方向けというよりも、仕事等とかで高齢者のお相手する機会が多い方が、認知症の方への接し方などを学ぶ感じの内容です。 内容としても、認知症の基本的な事を知ることが出来ます。 認知症介護を行う上で、戦うは認

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          介護と医療費控除 デイサービス代も対象になることも

          在宅介護で日々大変な思いをされている方の負担を少しでも軽くしたいと、在宅介護の経験記事を投稿しているYoshi夫婦です。 今回は、「20万円以上戻ってくることも!介護と確定申告」に続いて、介護と医療費控除についてお伝えします。 医療費控除はぜひやるべきはじめに、医療費控除について簡単にご説明します。 確定申告で行う医療費控除は、前の年の1月1日から12月31日までにかかった医療費で10万円を超えた分を収入から控除して、その分の税金が戻ってきます。 控除された分の税金が

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          認知症と介護と通販と①

          在宅介護で日々大変な思いをされている方の負担を少しでも軽くしたいと、記事を投稿しているYoshi夫婦です。 今回は、認知症で困った行動の一つ、次から次へと買っては届く、通販への我が家の対応をお伝えしたいと思います。 山のように届く通販商品ツマ父の認知症の症状が顕著になってきた頃に始まったのが、山のように届く通販商品がありました。 認知症の方の困った行動に、通販に限らず同じものを買いまくる、不要なものまで買って来る事が良くあるようです。 認知症になると、認知機能の低下、

          20万円以上戻ってくることも!介護と確定申告

          在宅介護で日々大変な思いをされている方の負担を少しでも軽くしたいと、記事を投稿しているYoshi夫婦です。 今日は、もうすぐ始まる確定申告で介護に関係する事をお伝えしたいと思います。 税金が戻って来るかもしれません! 介護認定を受けて、要介護以上の認定を受けている方は、控除で税金が戻ってくるかもしれません。 要介護の介護認定を受けていると、障害者控除の対象になります。 詳しくは、要介護1以上の認定を受けている方は、役所から「障害者控除対象者認定」を貰うことで、介護度によって

          20万円以上戻ってくることも!介護と確定申告

          自己紹介。Yoshi夫婦と申します

          はじめまして。Yoshi夫婦と申します。 オットとツマと猫3匹、ツマの両親と二世帯同居生活をしていました。 ツマの父が脳血管性認知症、ツマの母は加齢による筋力の低下で家でも歩行器を使用する状態に。 同時に要介護者になり、突然ダブル介護が始まりました。 この時、 ツマの父はまだ71歳。ツマの母は75歳。 私達夫婦も、オットは41歳、ツマは39歳。 まさかこんなに早く介護が訪れるとは思っていませんでした。しかも、二人同時のダブル介護でした。 当初、要支援1だった二

          介護認定の時の我が家なり考察②

          全記事の「介護認定の時の我が家なりの考察①」で、認定調査の際のポイントをお伝えしましたが、今回は医師との面談、意見書についてお伝えします。 介護認定の申請には、かかりつけ医の意見書が必要です。 大袈裟に書いて貰う必要はありません介護サービスの点数が足りなくて、今の介護度では低く感じている、だから介護度を上げたいと思う事もあるかもしれません。 しかし、介護サービスが現状で間に合っている、点数も足りている場合は、介護度が上がると、支払う金額も増えるので、介護を受ける方の実態

          介護認定の時の我が家なり考察①

          家族で介護が必要になった。 まず、役所の「地域包括支援センター」に相談。介護認定を受けるようにしましょう。 介護認定は、申請してから調査、面談、審査があり、申請してから1か月かかる場合もあります。 今回は、介護認定を受ける際のポイントをご紹介します。 ・面談でおさえてく事介護認定の審査を申請すると、役所から調査員の方が来られて、被介護者(介護を必要とする方、我が家の場合はツマ父、ツマ母です)と話をして、認知症の場合は受け答えなどの確認。身体的な介護が必要な方には、歩行