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介護認定の時の我が家なり考察②

全記事の「介護認定の時の我が家なりの考察①」で、認定調査の際のポイントをお伝えしましたが、今回は医師との面談、意見書についてお伝えします。

介護認定の申請には、かかりつけ医の意見書が必要です。

大袈裟に書いて貰う必要はありません

介護サービスの点数が足りなくて、今の介護度では低く感じている、だから介護度を上げたいと思う事もあるかもしれません。

しかし、介護サービスが現状で間に合っている、点数も足りている場合は、介護度が上がると、支払う金額も増えるので、介護を受ける方の実態と必要な介護サービスのバランスが大事です。

しかも、医師に意見書を「少し大袈裟に書いて貰った方が介護度が上がるんじゃないか」と思う方もいるかもしれませんが、審査の時に思ったほど影響は無いそうです。

これは、過去に介護認定の審査に医師としてかかわっていた先生から聞いた話です(以前ツマ母が入院していた時の担当の先生でした)。

先生曰く、介護認定の審査は月に数日役所に集まって、何十件も処理をしていくので、ぶっちゃけ細かいところまで見ない事も多く、前回判定された介護度を参考にされることが多い・・・らしいです(すべての自治体がそうと限らないと思いますが)。

では、医師の意見書でポイントになるところ・・・あります。

意見書の所見・特記欄を書いて貰いましょう

これも、、先程の先生に教えて頂いた事です。

医師の意見書には、下の方に医師の意見、所見、特記を記載する欄があり、ここを記載しない先生が多いとのこと。

ここに、例えば「現状、要介護1だけど今の状態を維持するには、介護度を上げてリハビリ等の介護サービスを充実させる必要がある」(この内容は、先生の話をもとに書いているので、内容は皆さんの状態や医師の考えで変わると思います)など、かかりつけ医としての意見が記載されていると、審査の結果に反映されることも多いそうです。

もちろん、各自治体の認定審査ではちゃんとした基準をもとに介護度を判断されているはずです。でも、介護を受けている方は、身体の状態や認知機能など同じ状態の人は居ないと思います。

ご自身の状態に合った、介護度の認定を受ける参考にしていただければと思います。

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