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労働時間を減らしてわかったこと:「働き足りない」がちょうどよかった
今回はフリーランスの私が労働時間を減らして変化したことや気づいたことについて紹介します。最近働きすぎてゆっくりとした時間がとれていない人やいつも仕事に追われている方は、ぜひ参考にしてください。
労働時間を減らして変化したこと
私が実際に労働時間を減らして変化したことは以下の8つ。
1.掃除の時間が増えた
2.読書の時間が増えた
3.自炊の回数が増えた
4.自分へのご褒美が減った
5.支出が減った
6.将来や金銭的な不安が減った
7.仕事へのストレスが減った
8.自分の時間の使い方に対する考え方が変わった
増えたこと、減ったこと、変化したこと、いろんな発見がありました。それぞれの内容について、ここから深掘りしていきます。
1. 掃除の時間が増えた
まず、働く時間を減らしてから掃除する時間が増えました。(やることがないから掃除をしてた感覚です。)
普段は、キッチンや洗面台、お風呂、寝室などは定期的に掃除していましたが、今まで気づかなかった汚れの掃除ができたり、捨てようか迷っていたものを処分したりと、全体的に部屋が整いました。
今回処分したのは、以前使っていたMacbook Air。このMacbook Airは使用開始1時間ほどで、パソコンが熱くなってうるさいファンの音を出していました。動画視聴用にこのパソコンを使ってましたが、そろそろファンの音にストレスが溜まってきたので、Apple Storeへリサイクルに出しに行くことに。パソコン自体の機能は問題ないものの、ファンがおかしかったので、下取りのことは考えずに処分してもらう予定でした。
しかしお店の人いわく、この状態なら下取りに出せるそうで、なんと最終的に25,000円になりました!
自由な時間が増えて、断捨離して、リサイクルに行ったら臨時収入をゲットできたのは、かなりラッキーでした!
2.読書の時間が増えた
労働時間を減らしたことで、自由な時間が増えたので、以前よりも読書タイム増えました。私はKindleで本を読むのが好きで(Kindle Unlimited)、大好きな読書の時間が増えたことで、幸福度が上がりました。
本の世界に入ったり、新しい価値観を学んだり、元気づけられたり、読書は日々の生活の中で欠かせません。
好きなことをする時間がたっぷりあると、心も穏やかになります。
3.自炊の回数が増えた
仕事で忙しかったときは、どうしても料理をする気力がなくて、外食したり、コンビニで夕食を買ったりすることがありました。しかし、働く時間を減らしたことで、パワーが余り、スーパーに買い出しに行ったり、料理をしたりと、自炊が全く苦ではならなくなりました。
疲れを感じないからこそ自炊ができたのは面白い発見でした!
4.自分へのご褒美が減った
やらなければいけない仕事が多かったときは、ストレスを解消かつメンタルを保つために、「自分へのご褒美」という名のアロママッサージや外食をしていました。そして、仕事がハードになればなるほど、ご褒美の回数が増えている傾向がありました。
しかし、仕事が少なくて時間に余裕ができると、以前のようにマッサージや外食に行きたい欲がすっかりなくなったのです。
これはおそらく、そもそもストレスを解消しようとか、感情をコントロールしようとする発想がなくなったから。
そして結果的に、仕事や時間に追われない生活になって、自分にご褒美をあげなくても常に穏やかな気持ちで毎日を過ごせるようになりました。
5.支出が減った
外食と自分へのご褒美の回数が減ったことにより、支出もかなり減りました。
私はフリーランスなので、よく気分転換にカフェで仕事をすることがありましたが、今ではカフェに行きたい欲がなくなり、在宅ワークが基本に。自宅では、お気に入りのグラスを使ってドリンクを作ったり、冷房の効いた部屋で紅茶を飲みながら、仕事をしたりする習慣ができました。このおかげで、カフェ代も減って支出の削減ができました。
そして驚いたのが、
・お金をたくさん使う→家計簿をつけたくない
・お金をあまり使わない→家計簿をつけたい
という思考回路。
私は支出が増えると、現実逃避したくなって、途中で家計簿をつけることをやめてしまう癖がありました……。しかし、今回の経験を通して、お金をあまり使っていないからこそ、金銭的なストレスを感じずに、毎回何にお金を使ったのかしっかりと記録することができました。
支出が減り、ストレスフリーでお金の管理ができるようになったのは、大きなメリットでした。
6.将来や金銭的な不安が減った
今回の経験の中で最も意外だったのが、将来や金銭的な不安が減ったことでした。
前までは、毎月働いて収入を得ているのにも関わらず、漠然とした不安を常に感じていました。
「将来貧乏になって生活に困ったらどうしよう」
「不幸な人生になったらどうしよう」
「貯金がゼロになったらどうしよう」
など、30代になってからいろんな不安や恐怖に悩まされていました。
しかし、今では心や時間に余裕ができたおかげで、読書や散歩など好きなことに時間を使うようになって、明るい気持ちでいられるようになりました。
シンプルな言い方だと、心の中がネガティブからポジティブに入れ替わった気がします。あえて労働時間を減らすことで、メンタルの状態がよくなったのは大きな学びでした。
7.仕事へのストレスが減った
仕事が忙しかったときは、どうしても
「働きたくない」
「明日が来てほしくない」
「何もしたくない」
と、働くことへの拒否反応がありました。
しかし、仕事量が減ったことで、「少しくらいなら仕事してもいいか」と、思うようになり、特にストレスも感じなくなりました。
それと同時に、「こんな仕事がやってみたい」「もっと自分に合った仕事がしたい」と思うように。これは、時間に余白ができたことで、自分の頭の中に新しいことが思い浮かんだのかもしれません。
8.自分の時間の使い方に対する考え方が変わった
実際に労働時間を減らして変化したことはたくさんありましたが、自分の時間の使い方に対する考え方も大きく変わりました。
前述したように、私はこれまで仕事へのストレスや、将来や金銭的な不安を常に抱えたまま生きていました。
しかし、働く時間を短くしたことで、余白の時間が増え、読書や散歩、自炊、掃除、身の回りの整理整頓など、
・好きなことをする時間
・健康になるための時間
・生活をシンプルにする時間
など、自分のために時間を使えるようになりました。
それと同時に、自分の大切な人生の時間を嫌いな仕事や不安、ストレスのために使いたくないと強く感じるようになりました。
自分の人生は、好きなことやワクワクすること、幸せな出来事に時間を使いたい。
また、今回の経験を通して、「ミニマリズム」と似たような体験ができたと思っています。
不要なことを手放すことで本当に必要なことに集中できる。私の場合は、労働時間や仕事量を減らしたことで、残りの人生の時間の使い方について考えることができました。
好きなだけ本を読んで、
お気に入りのドラマを観ながらお昼を食べて、
やりたいことリスト100を作って、
目標設定をして、
天気の良い日に散歩をして、
暑い夏に自宅で冷たい麦茶を飲んで、
好きなものに囲まれて暮らして、
大好きな家族と一緒にいて、
この平凡かつ平和な時間も私にとって大切なことだと気づくことができました。
今までは忙しい日々を送っていましたが、働き足りないくらいがちょうどよかったです。
今回の内容が、仕事がストレスに感じている人や常に時間に追われている人の参考になれば幸いです😊
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