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【骨格筋】腓腹筋の解剖学


腓腹筋の解剖学

この記事は腓腹筋の解剖学的知識のアウトプットを目的としています。
解剖学初学者の方への小さな助けになれば幸いです。

今回は腓腹筋の情報をまとめました。


基本情報


概要

  • 腓腹筋は脚の後区画の浅二頭筋で、下腿三頭筋のうちの1つです。(もうひとつはヒラメ筋)

  • 膝関節と足関節をまたぐ二関節筋でふくらはぎの膨らみを形成する筋肉です。

  • 主に足関節底屈に関与する筋肉で、こむら返りとは腓腹筋の痙攣のことでです。

  • 腓腹筋 :速筋が多い , 二関節筋
    ヒラメ筋:遅筋が多い , 単関節筋


(引用:ヒューマン・アナトミー・アトラス(Visible Body)より
(引用:同上)

起始

  • 内側頭

    • 大腿骨の内側上顆

  • 外側頭

    • 大腿骨の外側上顆

停止

  • 踵骨隆起

起始部
(引用:同上)
停止部
(引用:同上)

支配神経

  • 脛骨神経(S1~S2)

(引用:同上)
外側から
(引用:同上)

血液供給

  • 腓腹動脈

  • 後脛骨動脈

腓腹動脈
(引用:同上)
後脛骨動脈
(引用:同上)

機能

  • 膝関節

    • 屈曲

  • 足関節

    • 底屈

足関節の底屈
(引用:同上)
膝関節の屈曲
(引用:同上)

メモ

  • アキレス腱は腓腹筋とヒラメ筋が合流して形成される腱のことです。

  • 腓腹筋は膝関節が完全伸展状態の時に足関節の底屈筋として大きな力を発揮します。

  • 逆に膝関節が屈曲しているときには腓腹筋は緩むので
    ヒラメ筋の方が足関節の底屈筋としての貢献度が高くなります。

ヒラメ筋との位置関係
(青色がヒラメ筋)
(引用:同上)

まとめ

今回は腓腹筋を解剖学的に紐解きました。


他にも筋肉別に記事を書いておりますのでよければご覧ください。
少しでもお役に立てますと幸いです。


参考

https://www.youtube.com/watch?v=J-KiXCqUV4k

https://muscle-guide.info/gastrocnemius.html



引用

ヒューマン・アナトミー・アトラス(Visible Body)





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