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3児ママですが、産後1ヶ月から仕事復帰してみた #スピード復職

結論から言うと、
夫婦の希望が重なるのなら最高の体験です!!!

2021年に、3人目の子どもを出産。めちゃくちゃ可愛い、可愛すぎて優秀。その際、夫が長期育休に入ったことを契機に産後1ヶ月で復職しました。便宜的に「スピード復職」とnoteでは呼びます。

よく「えー!なんでそんな早くに復帰!?大丈夫なの!?」と言われるので、早期復職を選択した理由をメインに書き残しておきます。私はやってみてとてもよかったので、マッチするご家庭はぜひおすすめです。

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スピード復職事例を探して話しを聞いた
「パパが育休、ママは仕事」エンジニアママの場合 #ママのスピード復職
も同時にnote公開してます

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家族スペック

- 小2長女
- 年少長男
- 0歳次男←new!
- エンジニア夫
- フリーランス妻

ママは1年パパは数日、これな〜んだ

まずはこちらをご覧あれ。

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へい、女性・男性の育休取得期間ボリュームゾーンを表したグラフです。

取得日数では、女性の6割が1年前後(10~18カ月未満)なのに対し、男性では7割が2週間未満。4割近くが5日未満で、夏期休暇と大差がない。引用 (jiji.com)

ママの多くが1年前後と長期間取得している育休ですが、パパは数日間、長くても14日以内が最多。

パパの育休取得が叫ばれてn年経ちますが、知人からこんな言葉をかけられることも。
「パパも育休とれるものなの!?」
「パパは何日くらい育休とるの?」
「夫婦で休んでお金大丈夫!?無給でしょ!?」

まだまだパパの育休取得がマイノリティーであることを実感しました。

同時に、この育休日数の差こそが、子育て夫婦あるある「育児に対する姿勢の夫婦感ギャップ」が起きる要因の大きな1つなのだろうなとも思います。
無理やり英語で例えるなら「1年間の現地留学(留学前にも準備期間あり)」と「普段勉強してないけど英語合宿!」くらいの差があります。視座も解像度も全く違うのも、もはや期間の差があるのなら仕方ないのかもしれない……。(このギャップを埋めようと働きながら奮闘してるパパさんもすごい)

「よっしゃ、それなら弊夫婦間でもたまに感じる育児家事ギャップを減らすには、同じような状況をお互いに経験するのが早いし共感できそう!」

こうして、ママのスピード復職・パパの長期育休取得に踏み出しました。この他に3点の理由が揃っていたので、夫婦の志向・お金面・健康面・子どもたちの側面からつらつら述べたいと思います。

※いまAM3:00に半分寝ながら書いているので誤字脱字あったらそっと教えてほしい…

【志向】社会コミットor家庭コミット

2021年の「ぼくのかんがえたさいきょうのじんせい」を考えてみました。私は仕事をしたかったし、夫は共働き中は手が届かなかった家の整理やご飯作りをやりたかった。(どうやら私の料理のモットー早い!安い!心穏やかに!を重視した手抜き家事をみて「自分ならもっと美味しく作れる」と思ってくれたようですw)

家事や料理は節約・時短ゲームと思えば好き。でもそのゲーム、別に毎日3回もやりたいわけじゃあない。

と言いつつ、仕事と家事はコミットする場所と相手が異なるだけで、基本的に同等同質なんじゃないかなと思ってます。働く場所も企業・NPO法人・公共とパターンがあるように、その1つに家庭という選択肢があるんじゃないかなと。人生のフェーズやその時の気持ちの変化によって転職というイベントがあるように、今の私は家事から転職したいなと思っているところだった、というイメージです。

その点、夫は数年前から月に数度ご飯を作っている経験者採用なので、即戦力です。さらに、料理の委譲は産後4ヶ月ほどからと他家事育児のバランスを見つつ時間をかけました。10月はほぼ毎日2食作ってくれており、「誰かに作ってもらう料理とはこんなにも美味しい…」と幸せを噛み締めています。

委譲期間のこの4ヶ月は、夫は家事・部屋づくりのYouTubeを見て学んでました。ついに先日は主婦雑誌を買ってましたね。

【お金】育児給付金がないフリーランス

今回の出産の初めての1つは、私ことママの勤務形態が"フリーランス"のため育休手当がないこと(この社会の仕組みもどうにかしたい…)。

妊娠中、産後の自分を想像してみたら、収入0で家庭のお金を自分のために使いにくくなる自分がイメージが浮かびました。5000兆円ほしいと思いつつお金に困ってるわけではないのですが、夫の収入に全力で寄りかかりたくはない。

一方、夫はリモート勤務中エンジニアのサラリーマン。夫本人、勤め先ともにパパの育休取得に積極的かつ本人は「料理の腕をあげたい」という目標もある。前回の育休時には社内インタビューなんかも受けちゃっている。

こんな状況が揃っていたので、妻は仕事、夫は家事という配分が現実味を帯びてました。そして、パパの育休取得が叫ばれていますがさらにもう一歩進んで「パパの長期育休を前提に、ママはスピード復職という選択肢があってもいいのでは?」という疑問とトライをやっていくことに。

【健康】心身の負担は育児家事<仕事?

仕事は肌にいい。
最近の私は、家族以外の大人の言葉は化粧水のように感じてます。私の性格半分、産後ホルモンの影響も要因にあるのかなと。

1つは精神面。
まず、「社会との隔絶されたように感じる」ことは産後ママのあるあるです。身近な人たちが成長し、社会は動いていくのに自分だけが取り残されている気がしてくるんですよね。産後復古や授乳なんやらでホルモンの嵐に晒されている原因も多分にあるようです。(詳しくは医療関係者によるページを読んでみてください。)

私は「社会との隔絶感」を産後に毎度感じており、3回目は思いきって自分も働けばいいじゃん、という解にたどり着きました。

2つ目は、身体面。
スピード復職もよいですが、もちろん産後の母体保全の観点から休む期間は必要です。最重要項目。

しかし、はて。

では、「一般的にパパが数日しか育休をとっていない現状で、ママたちは0歳児を育てながら心身を休められてるのか?」と言うと、全然そんなことないです。出産1人目ならある程度は親類の協力を仰げますが初めての育児は、ちょっと泣きが酷いだけで「何か病気かな」となるし、静かに寝てれば「息してるかな」と呼吸を確認する気の休まらない日々が続きます。2人目は上の子のお世話も必要。家庭にいる、ということで自然と家事もセットとしてタスクに入り込むのが、日本子育て家族の"一般的"なのでは。

今回スピード復職をしてみて、リモート体を動かすのは最小限ですし、家族以外の人類との会話が生まれて精神面が助かっています。むしろスピード復職の方が、負担が無理のない範囲かも……もちろん職種や会社にもよりますが。

これから検討する人へ

実践したご夫婦の事例はチェックして、自分の家庭と比較した方がいいと思います。

2人目スピード復職 夫の育休について by 理恵さん
「産後も働きたかった」軸でとても共感。新発見もあり、とにかく夫には児童館とかに足を運んで私の代わりに顔を広めてもらおう(切実)というアクションも決まりました。

夫が平日参加すると最初は珍しがられるものの、一度話すと男性は他にいないので覚えてもらいやすいらしく、近所を歩いていてもよく声をかけられていました。(私は支援センターとかは苦手でママ友全然できなかったのに!笑)

エンジニアママさん 

and more (他事例をまとめ中です)


その他、私が「次にスピード復職するならこうする」よかった点と改善点はこちら。

スピード復職、こうしてよかった!

1. 出産前に産後のタスク擦り合わせ(できること・できないこと)
2. 家以外の仕事場所を用意する(マンションに自習室があって助かった…)
3. 家事育児にもコミット(私が育休時にしてほしかったことを逆にする)
4. 美味しい宅食・冷食常備(スープストック&旬すぐ美味しいよ)
5. Emo(ベンチャーマネージャーのコミュニティー)に参加して学んだこと

タスク擦り合わせは、これでもまだ足らんかったなー!と思うので、やりすぎがおすすめ。

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あと、「Emo」というスキルをつけられるコミュニティに参加させていただいたのも、社会との隔絶感がかなり減りました。(代表の長村さんの神noteはこちら。)産後だからこそ時間調整に隙間があり参加しやすかったこと、さらに同じ目線や視座の方が多く、仕事の相談ができたりとインプット&アウトプット機会が産後ボケの頭に最適でした。あと私が参加したのはマネージメントのコミュニティでしたが、マネージメントって仕事も家庭も関係なく応用が効くスキルなんですよね。マネージャー以外に家庭運営に悩む人にもおすすめです。

スピード復職、こうすりゃよかった

1. 予定・仕事の関係者・窓口は最小限に(産前から忙しすぎカオスで反省)
2. 出社の選択肢もあるとなお良い
3. 自分の自由時間も確保

出社は集中力維持、気分転換による効率アップのためです。カフェとかでも良いと思います。あと、「仕事の時間が自分の時間」と思っており、仕事・育児家事・それ以外の時間が皆無になってしまったのは盲点でした…私のアホちゃん…。

謝辞

・産前・産後お手伝いしてるスマートバンクの皆さんには随分甘えさせていただいてます……感謝……B/43はいいぞ(家計簿難民の方ぜひ)
・旦那氏の同僚さんs(出産祝い美味しかったです)
・noteのOGPに非デザイナーにも分かる神FBをくれたみゆきちちゃん
・事例ヒアリングにご協力いただいた皆様(約20名の方々にお話を伺いましたが、家庭ごとに違った景色でとても勉強になりました…)
・毎日バタバタ走るよバタコさんになっている母を支えてくれる家族…Big Love

子育ての難易度はガチャみたいに確率と運なので、人によっては「子育てより仕事の方が楽」という人はママはもちろん、パパも少なくありません。例えると下記画像みたいな感じ。

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(YOUTRUST引用)

24h理不尽な子供相手はそれだけHPを削り、意思疎通できる大人のありがたみを知る…

今こそママのスピード復帰が実現できる好機。コロナ渦2年目に突入した2021年は、これまでにないほど「リモート勤務」が普及しています。(社会全体で見ればまだまだですが)なおのこと、育児より仕事の方が産後の心身には負担が少ない可能性も高いはず。

一番大事なのは、我が家にとって最幸&最適な方法は何か考え続けることだと思うので、考える時間と心の余裕を準備することが初手としておすすめです。このnoteで何か考えるきっかけになっていただければ本望。

皆さんの産後の生活がハッピーな毎日になりますように!

むきゃ
Twitter (いつの間にか実名垢?になってたママ垢)

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