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【スライド約300枚】ベンチャーマネージャーのマニュアル

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本マニュアルの概要

マニュアル概要

本マニュアルは、「ベンチャー企業のマネージャーに必要な行動の型・知識」を、私のマネジメント・経営の実践経験、及び様々なベンチャー企業の経営アドバイザーとして観察したことを元に体系化してまとめたものです。
総論だけではなく各論に突っ込んだ、ベンチャー企業のマネージャーのための”実務マニュアル”です。
(ベンチャー企業のマネージャーのことを、以下ベンチャーマネージャーと呼びます)

ベンチャーマネージャーに必要な以下のことについてまとめました。

・ベンチャーマネージャーの役割
・ベンチャーマネージャーの基本動作
・ピープルマネジメントの技術
・ベンチャーマネージャーの立ち位置と心得

約300枚のスライドでまとめています。
マネジメントというのは「総合格闘技」です
マネジメントは目標設定だけでもないし、コーチングだけでもなしい、モチベーションコントロールだけでもありません。
あらゆることを適切なシチュエーションで運用する総合格闘技なのです。

本マニュアルは、”断片的なノウハウ”に終始せず、ベンチャーマネージャーが成果を出すために必要なことを”網羅的に”まとめた内容になっています。

なぜこのようなものを作ろうと思ったのか

ベンチャー企業は組織の規模が小さく、社内でマネジメントを教えてくれる人を見つけることが難しいです。
また、書籍や記事は”断片的なノウハウ”は教えてくれますが、ベンチャーマネージャーの実務を1から100まで網羅したマニュアルではありません。
外部の研修は、”ベンチャーという特殊なシチュエーション”に特化したものではないため、総論的な学びに終始しがちで、研修後実際に学んだことを活用して成果を残すまでにはなかなか至りません。

私がハウテレビジョンにいたころ、事業が成長しメンバーも増えたので、組織のマネジメント体制を強くするためマネージャーを一気に増やしたタイミングがありました。
その時に私自身がマネージャー研修を行ったのですが、たった1日の研修でどこまで役に立ったかはわかりません。
マネージャー経験が浅い、もしくは無い方がほとんどでしたので、本来ならば研修に加え日々の業務でも手取り足取りいろいろと教えたかったのですが、変化の激しい環境で高い目標を追っている最中では、私がマネージャー育成に時間を掛けることもできずじまいでした。

何かを教えるべきシチュエーションに出会う度に、限られた時間で場当たり的に断片的なノウハウは伝えていましたが、それはマネージャー教育とは呼べるものではありませんでした。

これ読んでみて!全部書いてるから!

と言って渡せる”マニュアル”があればどれほど嬉しいだろうとその時に思いました。
そして、全ての産業の全ての規模の会社に通用するマニュアルを作ることは難しいでしょうが、「ベンチャー企業」に特化すればマニュアルを作ることができるのではないかと考えました。

ベンチャー企業のマネージャーが使える実践的マニュアルを作って公開し、様々なベンチャー企業の人に使ってもらえれば、1つでも多くのベンチャー企業の成功に役に立てるのではないかと思ったことが、本マニュアルを作るきっかけとなりました。

そもそもベンチャー企業においてマネージャーは重要な存在なのか?

私は起業家と同じくらい、ベンチャーマネージャーは重要な存在だと思っています。

0から1を生み出す起業家は、世の中を進化させる素晴らしい存在だと思います。ですが、どれほど良いサービスを生んだとしても、そのサービスを拡大するために組織を作る、収益を作る、仕組みを作る、このようなことができなければ、せっかくの素晴らしいサービスも日の目を浴びることなく世の中から消えてしまいます

会社を取り巻く環境の変化が激しく、また競合が続出し、自社の状況もコロコロ変わる中で、組織を率いて事業を拡大させていくベンチャーマネージャーの仕事は非常に難しい仕事ですが、企業としての持続的発展にはその存在は不可欠です。
良いベンチャーマネージャーがいるどうかでベンチャー企業の成否は変わると言っても過言ではありません。

素晴らしいサービスを持続発展可能なものにし、真に世の中に貢献するためには、起業家と同じくらい「ベンチャーマネージャー」が必要だと考えています。

これからの時代の主役はベンチャーマネージャー

ネットワーク型組織xオンラインワーク

ひとつの会社の中で完結してプロジェクトを行う1社完結型組織から、会社の枠を超えて様々な人とつながり協働して価値を生む「ネットワーク型組織」へとシフトしつつあります。

また、新型コロナウイルスの拡散をきっかけに一気に広まった「オンラインワーク」は、今後も私たちのワークスタイルに根付いていくものと思われます。

ネットワーク型組織においては、プロジェクトの参加者は様々なプロジェクトを手掛ける兼業者が多いため、オンラインワークが非常に便利です。場所に制限されず、多様な参加者を集めることができます。
一方、オンラインワークが根付く世界ではすでに皆さんも感じているように、移動時間やオフィス内の周囲の目がなくなりネットワークに参加しやすいです。そのため、より多くの人が兼業という形でネットワーク型組織に参加するでしょう。

ネットワーク型組織がオンラインワークを求め、オンラインワークがネットワーク型組織の参加者を増やす。
ネットワーク型組織とオンラインワークはそれぞれ相互に作用・強化し合っているのです。
この相互作用が、私たちを新しい働き方の時代へと急速に誘います。

マネージャーが主役

このような時代において、もし「物理的空間を共有せず」「会社の枠を超えた多様なタレントを」「会社のヒエラルキーを活かした指示命令が通用しない関係性で」まとめあげプロジェクトを推進することができれば、新しい価値が加速度的に生まれます。
流動的なチームをまとめ上げ成果を出せるベンチャーマネージャーの存在こそが、新しい時代の価値創造には欠かせないのです。

それでは、そのようなベンチャーマネージャーに必要な行動の型・知識を網羅したマニュアルを以下に提示します。

はじめに:ベンチャーマネージャーを取り巻く環境と本スライドの狙い(10P)

ベンチャーマネージャーを取り巻く環境、本マニュアルの狙い、概要をまとめています。

ベンチャーマネージャーの役割(10P)

ベンチャーマネージャーの役割とは何なのか?架空のベンチャー企業のストーリーを元にまとめています。

ベンチャーマネージャーの基本動作(122P)

ベンチャーマネージャーはどのような業務をどのような手順で行うのか、その時のコツはどのようなものなのか、についてまとめています。

※5/27追記 本スライドの解説記事第一弾はこちら


ピープルマネジメントの技術(77P)

人を動かし、支援するためのピープルマネジメントの技術について、ベンチャーマネージャーが良く出会うシチュエーションを意識してまとめています。

ベンチャーマネージャーの立ち位置と心得(60P)

ベンチャーマネージャーとして意識すべき自分の立ち位置、およびベンチャーマネージャーにとって大切な心得についてまとめています。

さいごに(12P)

ベンチャーマネージャーとしての出発点と、これからの時代に求められるベンチャーマネージャーの在り方についてまとめています。


YouTubeで解説動画を定期的に配信します

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スライドを一方的に渡されても理解できないことも多いかと思いますので、このスライドに沿った解説動画をYouTubeで定期的に上げていきます。毎週1本以上は頑張ってあげたいと思いますので(焦) チャンネル登録いただければと思います。

noteで誌面講義を定期的に配信します

YouTubeと並行して、noteでもスライドの内容を説明する誌面講義を定期的に行いますので、こちらもフォローお願いします。

私自身の具体的経験について

今後のYouTubeやnoteでもたくさん触れていきますが、私の直近の体験は以下のnoteにまとめていますので、本マニュアルの具体例として、こちらもご参考になさってください。

参考書籍

ある書籍がベンチャーマネージャーに必要なことを全て語ってくれることはないのですが、役に立つものはたくさんありますので、私が特に参考にしている書籍を以下に挙げておきます。ぜひご参考になさってください。

チームリーダの教科書ー図解 フジマキ流 アツイチームを作る

新卒2年目の頃、チームリーダーになりたくて仕方なくて、チームリーダーでもないのに買った本。チームリーダーとして大事な要素をチーム草創期~引継ぎまでわかりやすいイラストや実際のプロジェクト例などをもとに書いてくれている本で、今でもバイブルです。

ハーバード流マネジメント講座 90日で成果を出すリーダー

初期の成果を残すことの重要性、チームの状況に応じた方針立案など、マネージャーになった後にどのように短期で成果を出しに行くのか、その具体的方法が書いていてわかりやすい一冊です。

HIGH OUTPUT MANAGEMENT

マネージャーはテコ(レバレッジ)が効く仕事にフォーカスするというテーマで、その様々なテコについて書いてある本。
ベンチャーマネージャーはスピーディに成果を求められるので、この考え方はすごく大事だと思います。

会社を変える社員はどこにいるのか

本書ではコンピテンシーレベル1~5の基準が示されており、レベル4・5では独自の工夫や全く新しいことを創造することが求められると書いている。それが会社を変える社員です。これを読んで「ベンチャーマネージャーとしてのレベル5は自ら役割・目標・意義を再定義し、飛躍的な成果を上げることだ」と自分で心掛けてきた。

「決める」マネジメント

方針を決めることでチームがどれほど変わるのかということについて解説しています。さらに、チームを変える方針の具体的設定方法も実際のケースを元にわかりやすいく書かれています。自分がいかに方針なきチーム運営をしてきたかを痛感したと共に、本書を参考に方針を決めることでチーム運営が劇的に変わった。

V字回復の経営

何度も読み返した一冊。立て直しの状況に送り込まれたマネージャーが、どのようにプロジェクトを作りどのように人を巻き込みどのように成果を出していくのか、ということについて小説形式でわかりやすく書いている本。
改革の途中で様々な困難が現れ、その度にその現象を一般化して解説してくれている点では小説の範囲を超えおり、ビジネス書としてもわかりやすいです。

イシューからはじめよー知的生産の「シンプルな本質」

いわずと知れたベストセラー。解決することによるインパクトが大きな課題にフォーカスするという同書の考え方はベンチャーマネージャーが必ず身に着けておくべき考え方。

ともに戦える「仲間」の作り方

ビズリーチ南さんの創業物語。仲間集めのプロセスがものすごくリアルに描かれており、仲間を作るというのはこういう風にして行うのか、そして仲間を集めることこそが事業作り・会社作りなんだと感銘した一冊。
ベンチャーマネージャーが身に着けておくべきリクルーティングマインドがぎっしり詰まっています。

NETFLIXの最強人事戦略

強い採用こそが強いチームを作り、その採用は人事の仕事ではなくマネージャーの仕事である。人事とマネージャーはどのようにタッグを組み最強のチームを作るのかということについて、NETFLIXを題材にわかりやすく説明されている。

ゆっくり、いそげ~カフェからはじめる人を手段化しない経済~

マッキンゼー出身、ベンチャーキャピタルを経て現在は西国分寺でクルミドコーヒーを経営されている影山さんの著書。計画に人を従わせるように、人を「手段化」せず、逆に目の前の人の想いや、その人との出会い・関係性の中で何が生まれてくるのか?を大事にするという新たな視点を与えてくれた一冊。
答えが見えにくいベンチャー企業では、自分が立てた計画にこだわりすぎず、時には目の前のメンバーの才能や想いを起点にプランを見直すことで、計画からの逆算志向からは生まれてこなかったブレイクスルーが生まれます。本書はそれを教えてくれる非常に学びが深い一冊です。

GREAT BOSS シリコンバレー式ずけずけ言う力

はっきりと厳しいフィードバックは必要だが、そこには「相手を心から気に掛ける」こととセットでなければならない。どのようにはっきりと厳しいフィーバックをしつつも良いチームを作るのかについて書かれている。
ベンチャーマネージャーは厳しいフィードバックをしなければならないシーンが多いです。フィードバックという憂鬱な仕事からは逃れられません。本書を読むことでフィードバックがうまくなると思います。

エンジニアリング組織論への招待~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング

特にメンタリングの技術について、俗人的でお家芸的になりそうなテーマを極めてロジカルに書いてあり参考になった。人間の特性に注目し、人間が起こすエラーや衝突にどのように対処すべきかを合理的にわかりやすく解説している。

HARD THINGS

マネージャーというよりは経営者向け。マネージャーだった当時に読んでもあまりよくわからなったが、実際に経営者になったあとはまさにHARD THINGSの連続。マネージャーが一度わからないながらも読んだうえで経営者にHARD THINGSの経験を聞いてみると、社長や役員の立場や気持ちに近づけるかもしれません。

1兆ドルコーチ シリコンバレーのレジェンド ビル・キャンベルの成功の教え

ベンチャーマネージャーに必要なスタンスを教えてくれる一冊。
相手を応援すべきときはどんなときか、はっきりと厳しい言葉をかけるときはどんなときか、マネージャーとはどんな心得で臨むべき仕事なのか、について学びが深い一冊。

南洲翁遺訓 西郷隆盛が遺した「敬天愛人」の教え

西郷隆盛の言動や考えについて記録された本。人がついてくるリーダーとはどういう人なのかを短編で実際の出来事とともに書いてある。今も昔も変わらない、リーダーとしてのあるべき姿についての学びがたくさん。

リーダーのための「貞観政要」超入門

中国古典であり帝王学として有名な「貞観政要」をかなりわかりやすく現代のシチュエーションにかみ砕いてくれている一冊。南洲遺訓同様、今も昔も変わらない、リーダーとしてどうあるべきかについて非常に参考になる一冊。

平時の指揮官 有事の指揮官

平時と有事をきちんと見極めることの重要性、そしてそれぞれの状況でマネージャーはどう振る舞うべきか、について書かれている。平時なのに有事の行動を取る人、有事なのに平時の行動を取る人、どちらも成果は出せません。状況変化の激しいベンチャーだからこそマネージャーは知っておくべき視点。

さいごに

毎度長文恐縮です・・ここまでご覧いただき、ありがとうございます!
読んでいただいた皆さんのご参考になれば幸いですし、もし皆さんの友人や同僚でこれから「ベンチャーマネージャー」になる方、あるいは今現在ベンチャーマネージャーとして悩んでいる方がいましたら、

これ読んでみて!全部書いてるから!

という感じで渡してもらえると、著者としては大変に嬉しく思います!

今回の記事は知っていること全て並べた感はありますが(笑)、noteやYouTubeを活用して丁寧に解説していきたいと思いますので、乞うご期待ということで宜しくお願い致します🙇‍♂️

また、このマニュアルはあくまで”たたき”だと思っています。
皆さんとの対話の中でブラシュアップしていくべきものだと思っています。
さらに良いアイデアなどありましたら気軽にご連絡ください。

twitter
https://twitter.com/meiku_shiba

それでは、お疲れ様です!




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ありがとうございます😊
2118
2006年大阪大学卒。リクルート、DeNA、ハウテレビジョンを経てマネジメントトレーニング事業を行う株式会社EVeM設立。 DeNAでは広告事業部長、㈱AMoAd取締役、㈱ぺロリ社長室長兼人事部長などを担当。ハウテレビジョンでは取締役COOを担当。2019年東証マザーズ上場。

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