KAHO

読みづらいかと思いますが、あまり他人様に読まれることを考えて書いておりません。 うっか…

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読みづらいかと思いますが、あまり他人様に読まれることを考えて書いておりません。 うっかり読んでくださった方、ありがとうございます。

マガジン

  • 不自由な日常をめぐる冒険

  • 感想など

    読書記録など

  • 正解のない問い

    正解のない問いについて考えているのをまとめました

  • 大豆を消費する

    貧血の治療をしたら狂ったように食べていた節分豆がいらなくなった、という話

  • 制作物まとめ

    作ったものを置いていきます

最近の記事

勉強不足の重み

 自分の言いたいことを誰かに書いてもらう、みたいな取り組みをしている人びとがいるのだけど、両者の話し合いが何度重ねても同じことを議論するばかりで全然前進しない。  言いたい方が書く方の解釈が違う、書く方の考えに当てはめられてしまうがそうじゃないと、話し合いの後必ず不満を述べていて、どうやら書く方の辞書には言いたい方の言いたいことを表現する言葉がないと言いたい様子だ。  だったら言いたい方が自ら書けばいいのだが、話して絵を描くばかりで書かない。  言いたい方は自分はあまり本を読

    • 邪魔すんじゃないという見方

       ヲチしてる不登校のブログが、Kはそれダメ理論じゃねぇかと思うんだけど、不登校界隈では共感を呼んでいて不思議でならないのでヲチしているとそういう次第。  ごもっともに見えるのは文章がうまくて、自分の息子のへりくつを正論化していかにも寄り添わない学校が悪いという理論に持ち込むのが巧みだからだ。  どんなへりくつでも言葉を使えれば、人に自分の正当性を伝えられる。いかにも自分が正しい方だと表現できる。本当のところ全然、学校に配慮を求めるばかりで自分ちの良くないところを是正しようとい

      • たまに世界に失望する

         中学生で側弯症、の話を見つけて読んだ。保護者のブログで立場がKと同じところ。コブ角が10度台でうちでいうと、診断当時(小5)の数字と同じくらい、10度台では治療は始まらないんだよな。  レントゲンで見れば曲がってんじゃん、と分かるのでもうすぐにでも固定なんなりと思うのは素人でちまたでは治療は25度から、と目安があるとか。  だもんでこども病院初回は経過観察で何も起こらなかったのだけど、次行ったら進んでいたものだから固定しましょうってことになって、今に至る。  先のブログの子

        • 言われないと分からないわけではなかった

           コロナワクチンの集団接種にLを連れていった日は混んでいて、接種が済んでも15分経過観察のスペースがいっぱいで、椅子は接種者のために用意されているのに付き添いの保護者が座っていて後から来た接種された子どもたちの椅子がなかった。子どもの接種機会だったから大人はただの付き添いで、接種された人は倒れるかも知れないから安全のために座るよう並べられた椅子なのだが見た目ただの休憩室だからそりゃ付き添いも座るわな。  Lは座れず、でも打った直後から少しだるそうで保護者Kも座らせたい。しかし

        勉強不足の重み

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        • 不自由な日常をめぐる冒険
          4本
        • 感想など
          13本
        • 正解のない問い
          4本
        • 大豆を消費する
          4本
        • 制作物まとめ
          5本

        記事

          雑な日常

           Mが側弯症である。なのでKは病気の子を持つ保護者なのだが何しろすこぶる元気な病人なので、すでに日常に溶け込みたまに病院に検査に行くだけでその時だけあーうちの子病気なんだーなどと思い出したりする。程度の保護者だ。  症状がイージーなので装具さえきちんと着けていれば日常生活に制限はない。起きている時間の半分以上装具を着けて過ごさなければならないこと自体がものすごく制限がかかっていることである。ということを我々は忘れがちだ。  それを着け始めて半年だが、診断をもらってからはもう2

          雑な日常

          透明人間あらわる

           アカデミー賞でアジア人差別?透明化?その人がそこにいないように振る舞う行為があったとか話題だが、感じ悪いママ友でそういうタイプいるいるみたいな話。  保育園にボスママがいて、キレイな方とキレイじゃない方のふたり。ふたりは上の子が一緒の学年で仲良しだが、それぞれに質が悪い。キレイな方は自分の発言はすべからく受け入れられると信じている人。  人を透明化するのはじゃない方のボスママ。じゃない方は1人目ママを眼中に置かず、あいさつは基本無視。Kは保護者会の副会長だったが、会長と仕事

          透明人間あらわる

          読後感想文「邪悪なものの鎮め方」

           内田樹 著「邪悪なものの鎮め方」を読みました。なんか、内田先生が読むブログの数々で話題になっていたため一冊読んどく?と思って借りてきた。  2010年の本なので、未曾有の大災害=阪神大震災、コワい伝染病=新型インフルエンザの時代であり、しかし2024年現在これが東日本大震災とコロナウィルスに置き換わって当時よりもっと恐ろしいことを経験したのだけれどすでに2010年に、これよりひどくなった場合を示唆していてその通りになっているので学者様とはすごいものだなあなどと。  中には人

          読後感想文「邪悪なものの鎮め方」

          8000円本を買う

           無印良品週間だったので行く。ミントタブレットしか買うものがなく、Mはチェックリストの帳面が欲しいとかで散財するところであぶないあぶない。  服を買うつもりで行かなかったので服は買わず、予定どおりミントタブレットとチェックリストだけ買って店を出ることに成功した。  しかし我々には次なる目的地、ダイソーと書店があったのだった。  ダイソーで5点ほど何かを買い、書店では今話題の「変な家」の本を買い求めるつもりだったが、「変な家」「変な家2」「変な絵」と3冊もある。そしてこのシリー

          8000円本を買う

          恩田陸「Spring」

          ※ネタバレが気になる方はお避けください  バレエのお話。天才バレエダンサーHALについての物語で装丁が凝っている。芸術系の天才を描いた作品では3作目ではなかろうか。  ページ左下のパラパラマンガとリーディングルーラーみたいなしおり。リーディングルーラーは識字障害がなくても使うと読みやすく便利なものだがこれを使ってじっくり読めということか?と思ったが、どうやら違う意図があるらしい。  Kはバレエにちっとも興味がないのでへぇーとかほぉーとか感想かこれ。ギフテッドチャイルドという

          恩田陸「Spring」

          学校で教えてくれない大切なことは学校で読んできたという話

           ステキな女の子のマナーブックキラキラ!みたいな、小学生女児向けの生活ハウツー本がいい!みたいなtweetを例の小3年女子ママがしていて、何冊も買って読んでこれはいいと。  子ども向けのマナーブックをコミュニケーションが苦手な大人の女性が買って読んでいるみたいな話から始まっていて、なるほどKも読んだ方がいいなと思ったところ、家には女子がいて、その手の本が数冊ある。  小2か小3くらいに図書館で見つけて気に入って買ってきたやつだ。でもあれを読んでMが体臭を異様に気にしていたから

          学校で教えてくれない大切なことは学校で読んできたという話

          主語がデカイ

           例のIQ125の人のエピソードで高校時代は楽しかった、進学校の友だちはいまでも気が合うし、出身校を誇りに思っているそうである。  Lの行っている高校は県下2番手の進学校で当然地域のトップ校。東京に住む義母がこの県出身の方に孫の受かった高校名を言えば十中八九スゴイデスネが返ってくるから義母は喜んじゃってウザかったな去年は。  Kの出た高校も地域のトップ校。一応アタマイイデスネ!と言われる。Kの地元はここより人口が少ないので地域2番目の高校とは大して差がないように思われていた。

          主語がデカイ

          賞が欲しくて描いてるの

           恐竜の絵が上手くて、でも評価されない、親が描いたと思われて賞が取れないみたいなのを見て思ったこと。  年齢にしては上手いし恐竜が好きなことが伝わる熱量がある絵なのだが、何の賞レースのことなんだろう。これについたリプライの中では塗り残し等がある、賞を取る絵は余白がない(画用紙の白が残らないという意味らしい)のが普通、風景画など見たものを描いたものが評価されるからなど、これらがKの考えに近い。  恐竜の絵は実物を見て描くのは不可能なので図鑑の復元画(予想図)を見て描くことから始

          賞が欲しくて描いてるの

          小ネタが溜まりました

           目次機能を使ってみたかった説有力。 韋駄天は飯を集めない  業務スーパーで毎日めっちゃ食材を買っていくウワサのお客さまはサッカーの合宿所の食事を作る人で、まあそれはすごいスキルで脱帽だし練習を終えてモリモリ食べる子どもたちは圧巻でそれについては脱帽だが、若いが成人男性のコーチも一緒に食べていて、激しい練習のあとすぐに栄養バランスの取れた食事を摂るのが体を作るのに大切ですねとドヤ顔でインタビューに答えていて、そうだがこの人は体はもうできているんじゃないのか?一緒になって食

          小ネタが溜まりました

          大豆のその後

           納豆は食べきれない。作り続けて1年余り、豆が固いのはもう少し圧力をかければいいんだろうか。  またやろう。  2度書くが納豆はそんなに食べられない。ので豆乳を作り出した。大豆を水に一晩浸し、フードプロセッサーにかけて粉砕してから(生呉)煮る。これを布で濾して絞る。出てきた汁が豆乳で布に残ったのがおから。  サラシは持ってないな買うか、まさか布おむつでやるわけにはいかないし、などと考えてみたら豆絞りの日本手拭いを持っていた。豆絞りっていうくらいだから豆を絞るものだろうこれは。

          大豆のその後

          Dr.スランプが好きだったこと

           アラレちゃんが流行ったときKは小1で台湾の高雄市に住んでいた。日本人が多い地域で日本人学校に通っていた。  今のようにインターネットはおろかレンタルビデオもない時代で外国に於いて日本のメディアに触れる機会はほぼない。ファミコンのリリースもまだ先のことだ。外遊びすら治安が良くなく自由にできず、子どもの娯楽は読書しかない。  そんな中で一時帰国した子が持ち帰ってきたDr.スランプの単行本は超おもしろく、本を持っていることがステータスだった。  父が出張で日本へ戻り、お土産に何冊

          Dr.スランプが好きだったこと

          後がない

           pが言った。子どもが先輩に聞いてきたんだけど、2年生の成績で大学決まるんだってよ!だから2年で成績上げれば良いんだって。  また、そんなこと言って。  高学年から頑張ればいい、中学生になったら頑張ればいい、2年になったら3年になったら3年の2学期の評定が高校入試に行くらしいいからそこさえ良ければ…。  それで3番手の竹に入ったのだから成功戦略なんだろうけど、いくつか山を越えてきてまだ、その時だけ頑張れば論を打ち出して来るのかというところにうんざりしている。  ちなみに会話を

          後がない