読者の考える力にゆだねる
ある歌手が言っていた。
「私の歌の歌詞を聞いて、自分の人生に落とし込んだときに、それぞれが全く違う歌詞だと感じ取ってほしい。この歌詞を聞いた人は、皆んな違う世界が見えていてほしい」と。
すごく素敵だ。
私は全てのアーティスト作品、小説等も同じだと思っている。
勿論、詳細な説明をして、読者が思い描く世界観を正確に伝えたいという人もいると思う。
しかし、
「ここは魔法使いが住んでいる大きいお城である」といった文章が書かれていた場合、
そのお城は、読者の妄想の中の素敵なお城であってほしいという、「読者の考える力にゆだねる」やり方も存在すると感じる。
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