創造的でありたい。だけどなれていない自分。~期待していない自分~

 私は常々創造的でありたいと思っている。他の人が作っていないようなものを何かしら作りたいと思って、仕事でも取り組むようにしている。しかし、一瞬満足したのち、すぐに別のものを創らねば、と思ってしまう。趣味でBlenderを触って3Dモデルの作成をやってみたりもするが、確実に始めた頃よりも出来ることは増えたが、初心者から中級者の壁を乗り越えられずにいる実感がある。

 今までの人生を振返ってみたときに、自分で考えて何かを生み出すことは苦手だったように思える。一方で、先輩だったり友人を真似て、それを自分なりにアレンジするほうは比較的得意だったように思える。参考にできる素材があればそれを模倣することは得意なのかもしれないと自己分析をしている。パティシエや料理人だって、一流シェフの下で修業をしてから店を構えることを考えれば、模倣することそれ自体は悪くないし、美術だって模写がある。そんなことを考えていたら、模倣が得意であるというのは悪いことではない気がしてくるのだが、それは言い訳かもしれず、自分独自のものを作り出せるようになる根拠にはならない。だから結果を出してその先へ行きたいと思うのだが、どうしたものか。
この歳になって(28歳、社会人5年目)、努力で何とかカバーできることも多いけど、時間とか金とか有限の資材をいかにうまく分配するかということに頭を使っているし、使わざるを得ない気がしている。今はまだ自分一人だけの生活のことを考えていればいいが、パートナーを持って自分の子供は2人は欲しいと思っているし、好きな勉強や習い事をやらせてあげたいと考えていると、収入という現実も突きつけられる。だからこそ余計にリソースの配分、自己投資のコストといったことを意識するようになっている。
やりたいことは多いけれど、リソースの配分的に優先度を下げていることや、切り捨てていることも出てきている。それが大人になるということなのであるのかもしれないが、どこかで巻き返して全部回収する機会を作りたいと考えている。会社のお世話になっているだけではなく、個人の力だったり、発信力、コミュニティ形成力といった個々の力が求められていることを感じているので、私も発信できるものを持っていたいと考えているし、それをもとにチームを作って、創作活動を行っていきたいと思っている。

 自分が納得いく力を身に付けることが出来るようになったら発信していくと思うので、お力添えいただければと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?