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日々読みバックナンバー

54
「日々を読むように記していく」ことを目的に書いていく 2022年10月29日から始めた1週間ごとの日記です。 大抵のことは忘れてしまうので、日記を書きます。 その日に起きたこと、…
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#訪問看護

日々読み #54

日々読み #54

11/6晴れ

朝は晴れていたのに、昼間には重い雲が出てきて終始パッとしない天気だった。
明日から天気が崩れるのは必至なのかもしれない。
今日はメンバーの欠員がいて、訪問と訪問の間がぎゅうぎゅうに詰まっていて、疲れた。 
なんとか時間を見つけて、妻が作ってくれたお弁当を食べたけどこんな食べ方しかできないなんて申し訳ない。
明日から通常運転に戻るから、明日こそゆっくりお弁当を食べたい。

11/7

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日々読み #52

日々読み #52

10/23 晴れ

今日は予告なく訪問予定が急に変えられていて、少し焦ったけれど訪問まで少し時間があったから準備して臨めた。
こういう試されてるような時に自分の負けず嫌いが発動して、頑張るのは昔からの癖だ。

焦っているとか、動揺しているとか悟られないように、思われないようにしたい衝動が出てくる。

いつもよりどっしりと平然と、席を立つ。訪問の支度をして、挨拶をして出ていく。
余計なことは考えずに

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日々読み #51

日々読み #51

10/16 晴れ

引越しの後の筋肉痛は特になかったが、気力的なダメージは案外きてたようで疲れが残っている。
新しい家からの出勤は少しだけどきどきした。
慣れない道や駅はとても新鮮だった。
道や行き方が変わるだけでこんなにも、気分が変わるとはと驚きながら歩いた。
前の道のりも嫌いじゃなかったが、今の道のりは人の気配が色濃くておもしろい。

まだまだ未開拓なお店や公園、道があって気になる。

10/

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日々読み #50

日々読み #50

10/9 雨

仕事だったけれど、ご近所さんとご飯会があったから頑張れた。

そのご近所さんは古民家を自分たちで改修して複合施設にしちゃおうと奮闘していて、おもしろい人たちだ。改修も全てプロに依頼するのではなく、できるところは自分たちや地域の人たちでやるというスタイルでやってきて、ここまできた。
旦那さんのこだわりが詰まった建物になっていて、細部の話に至るまで興味深い。
完成間近で、今後どういうふ

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日々読み #49

日々読み #49

10/2 晴れ

月曜が来るたびに休みはなんでこうも早くすぎていってしまうのだろうと思う。
その気持ちは朝、ピークを迎えて職場に着く頃にはもう仕事のあれこれを考え出していて、気づけば夕方になっている。

なんだかんだ言って自分は仕事も楽しいのかもしれない。
思い起こすと学生の頃も同じだったかもしれない。行くまでは憂鬱なんだけど行っちゃえばなんだかんだ楽しい。
いつか仕事をしていた日々が楽しかったよ

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日々読み #48

日々読み #48

9/25 晴れ

スポーツでも趣味でも仕事でもなにかを続けていると「できるようになった」と「できないなあ」を交互に感じる気がする。今回もうまくいったから次も大丈夫だろうと思っていると、また「できない」がやってくる。そしてできるようになるためにまた頑張る。の繰り返し。

虫の目ならば行ったり来たり同じところを後退と前進を続けているような気がしてくる。

そんな時にいつも思いだすのが「人生は螺旋階段み

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日々読み #47

日々読み #47

9/18 晴れ

コクヨ野外学習センターが運営するポッドキャストがおもしろい。
僕らの生活を囲むいろんなモノやコトを再考するポッドキャストで、予想していなかった話が聞けて、おもしろい。今回は「庭」や「ガーデニング」をテーマにした回だった。
以下は印象に残った言葉だ。
・相手が自然だから初めから最後まで計画通りに行くことは難しく、時として想定もしていなかった結果に至ることもある。
・モノを作ることは

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日々読み #46

日々読み #46

9/11 晴れときどき雨

学び直す機会なのかもしれない。
言葉がけひとつ、ケアひとつ、モノの選び方ひとつ、モノの使い方ひとつ掘り起こすことができることに気がついた。一度ものにした知識や技術だけで戦っていくのはナンセンスだなと思った。
畑の土なんかでもそうだけど、掘り起こして地中の土たちに外気を吸わせないとどんどん土の質が悪くなるというのを聞いたことがある。それと同じで一定期間が過ぎたら、また掘り

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日々読み #45

日々読み #45

9/4 雨

今日は霧雨でひんやりしていて気持ちがいい。
植物たちもミストを浴びて気持ちよさそうだ。
植物が気持ち良さそうな環境ならば、人間も生き物だから同じ気持ちよさを共有できるのかもしれない。

看護ケアとして良い悪いも大切だけれど、生き物として気持ちいいか気持ち悪いかというのも同じぐらい大切な気がする。全てが当てはまるわけではないのだろうけど、その視点は大切にしておきたい。

その人の感覚に

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日々読み #44

日々読み #44

8/28 晴れ

先週より体調は戻ってきたけれど、嗅覚は戻ってこない。今日は匂いがわからないことでその人の生活がいつも通りなのかどうか判断が難しかった。

いつものようにご飯の残り香がしたら食事を作って食べたあとなのかな、今日は尿の匂いがきついからパッド変えてないのかもしれないな、ガスはちゃんときれてるかなといろいろな判断や確認ができる。

自分が五感を通して異常や異変に気付くということを無意識の

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日々読み #23

日々読み #23

4/3 晴れ

昨日は会が終わった後ということもあって夕飯を終えたら強烈な眠気が襲ってきて、気を失うようにして眠った。
今日は久しぶりに実家に帰る。帰ると言っても立ち寄る程度だけれど。
妻と僕は両親の車に乗って、実家に帰った。
ホテルから実家までのルートを車窓から眺めていると、友達と一緒に自転車でも走った道、果てしなく大きな田んぼ、友達と万能竿で魚釣りをしていた川が次々と目に入って、嬉しくなる。

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日々読み #21

日々読み #21

3/20 晴れ

僕は写真を撮ることの難しさのひとつに、写真を撮る前の相手との関係性というものがあると思っている。

写真には人はどうしても表情や距離感、場所、姿勢、あらゆるところに撮ってもらう人との関係性が写り込む。
僕が妻の表情を撮るのと僕ではない誰かが撮るのでは撮れるものががらりと変わるだろう。
そして撮った写真を見てどんな人がどんな気持ちでシャッターを切ったのだろうとわかったり、想像できた

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日々読み #20

日々読み #20

3/12 晴れ

旅行から帰ってきて初めての朝だ。
今回は2泊3日だったけれど、とっても内容が濃かった。昨夜は充実感と疲労感が同時にあって、布団に横になった途端、強烈な眠気が襲って意識を失うように眠った。意識よりも体が自分の住まいに戻ってきたんだと実感したようだ。
深い眠りのまま、一息で目が覚めた。

旅先では枕が合わなかったり、毛布が少しけばけばしていたことがいちいち気になって眠りが浅かったのに

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日々読み #19

日々読み #19

3/6 晴れ

自分が好きな街の共通項として、大きな木がそのまま残されているというのが結構なウェイトを占めているということに気がついた。

そのことを妻に話したら「複雑なものを複雑なまま受け入れたり、肯定することは豊かなことなのかもしれないね。」と返してくれた。

それ以来、考えている。

僕がよく出会う複雑性はやはり訪問看護がはじめに思いつく。

その人らしい生活というのは複雑で、面倒くさいもの

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