記事一覧

2023/04/30

意図的に人を傷つけることは快感で、意図せず人を傷つけることは苦しいと感じる。 歳を取った。闇雲に人を傷つけたいと欲するようになった。 人を傷つけることは不注意のせ…

帰路
1年前

1月25日

文章が好きだ。 なのにいつからか白紙を前にすると、頭も真っ白になってしまうようになった。 今もやっとこれを書いている。 いつも日本語を使って考え事をしているのに、…

帰路
1年前

できないことを諦めることが正しいと思っていた

けど今は、できないことを“できないのだから”と受け入れることを悲しいことだと思うようになった。 自分には無理なのだから 自分には才能がないから そう思うことで自…

帰路
1年前

11月30日

人の文章が鼻につくし、自分の文章も鼻につく。 一つ前のイライラに関する記事は書いている時から心地が悪くて仕方なかった。 人格が滲み出ている文章が昔は好きだった。 …

帰路
1年前
1

すぐにイライラを見せる人をばかにしていいと思っている件について

人がイライラしている姿を見るのが苦手だ。 特に私のせいでイライラしている人を見るのが苦手だ。 私は要領があまり良くない。 それから、10人が1回ずつするミスを、ひと…

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1年前
1

自分の善性は愛でるくせに人の善性は見ない

電車で座席に座っているとき、 たとえば腰の曲がったおばあさんが乗ってきたとする。 (あ、席、譲ったほうがいいかな) と思う自分は優しいと思う。 必要とする人に席…

帰路
1年前
1

5月19日

もうずっとふあんだ。 眠っていても明日は来てしまうし、明日が来たらぼくは老いるし、老いることは、できたはずのことができなくなることだから。 未成年。限られているの…

帰路
4年前
1

5月12日

同じ歳の友達と話す機会が増えた。 いや、違うか。同じ歳の、しばらく話していなかった友達と話すことが増えた。 同じ歳の、当然と、大学へ進んだ友達たちと話す機会が増え…

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4年前
1

4月21日

漫画を読んでいた。 ぼくにはしたに兄弟がいるのだけれど、彼はスポーツマンで、そしてぼくが今ハマっているのは、彼がしているのとは違うスポーツの漫画だ。 ぼくが幼いか…

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4年前
1

4月20日

窓から見えるものが鮮やかで眩しい。 夏だな。 無気力は人を失望させるけれど、やる気は人を絶望させるものだと思った。 黒と白みたいなものかもしれない。 無気力な人は…

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4年前
11

4月17日

ぼくは優しくないからよくわかるのだけれど、 ぼくのまわりには優しい人が多すぎる。 むしろきっと、優しくない人なんて、 ぼくの他にいないんじゃないかとすら、思う。 …

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4年前

3月13日

大好きな人たちっていうのはどうしてこんなにも僕に価値を与えて価値を見失わせるのだろう。 なんだかもう。 ぼくはそこまで人と話すことが得意じゃありません。 人と話…

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4年前
7

3月6日

ときおり、常につきまとう自己否定や劣等感や嫉妬ややるせなさや無力感を、あっても無駄なものだと思えてしまうと、なんだかそれらを持ち続けていることがいつも以上に恥ず…

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4年前
7

声の小さなコドモのおはなし(書き途中)

コドモの声はとてもちいさな声でした。 コドモが住んでいたのは森のそばの、ちいさなちいさな村でありました。 コドモは生まれた時から声が小さくて、 生まれて一番最初に…

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4年前
3

2月25日→2月26日

親不孝の話。 ぼくは自殺してはいないけれど、だから親不孝じゃないってわけじゃないよなって。ぼくは自分はものすごく親不孝な人間だと思う、とてもよく。 あ、けどまて…

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4年前

2月23日(日)→2月24日(月)

奇数よりも偶数の方が好きだ。 別にそれでいいんじゃないかと思う。 ―――――― 昨日は20時には寝てしまっていて、今朝は5時ごろに目が覚めたのだけれど、はじめてぼく…

帰路
4年前

2023/04/30

意図的に人を傷つけることは快感で、意図せず人を傷つけることは苦しいと感じる。
歳を取った。闇雲に人を傷つけたいと欲するようになった。
人を傷つけることは不注意のせいで起きる事故のようなものだと思っていた。自分から望んで人を傷つけることはあり得ないと思っていた。
でも最近、人を傷つけたくて仕方がない。憎らしいと思う対象が増えたように感じる。若さには嫉妬しないが、強さが憎らしい。
人生がめちゃくちゃに

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1月25日

文章が好きだ。
なのにいつからか白紙を前にすると、頭も真っ白になってしまうようになった。
今もやっとこれを書いている。
いつも日本語を使って考え事をしているのに、文章を書こうとすると日本語が浮かばなくなる。
小説の書き出しがわからない、ならまだ理解できるが、自分の考えていることを書けない、は違う問題のように思う。
今もやっとこれを書いている。
自分の書く言葉の流れが昔と変わったな、と認識している。

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できないことを諦めることが正しいと思っていた

けど今は、できないことを“できないのだから”と受け入れることを悲しいことだと思うようになった。

自分には無理なのだから
自分には才能がないから

そう思うことで自分の機嫌をとることができると気がついてから、生きる上で必要なのは自分の不出来を諦めることだと思ってきた。
けど自分が不出来な人間だと認めることはともかく、できないことを仕方がないと思いそういう自分であることを慰めるのは果たして悲しいこと

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11月30日

人の文章が鼻につくし、自分の文章も鼻につく。
一つ前のイライラに関する記事は書いている時から心地が悪くて仕方なかった。

人格が滲み出ている文章が昔は好きだった。
句読点がたくさん使われているようなゆっくりしたテンポの文章が好きだった。
が、さっき数作ほどnoteに投稿された記事を読み、ゆっくりした思考がそのまま文章になったような記事が、鼻につくようになっていることに気がついた。

知識が浅く、自

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すぐにイライラを見せる人をばかにしていいと思っている件について

人がイライラしている姿を見るのが苦手だ。
特に私のせいでイライラしている人を見るのが苦手だ。
私は要領があまり良くない。
それから、10人が1回ずつするミスを、ひとりで全部経験したりする。
私の能力が低いんじゃなく、周りの人の能力が高いんだ、というふうに思うが、ミスによって周りの人の手間を増やすことが多い、という事実はどういうふうに解釈しても、変わらない。

苦手な人がいる。
余裕がない人が苦手だ

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自分の善性は愛でるくせに人の善性は見ない

電車で座席に座っているとき、
たとえば腰の曲がったおばあさんが乗ってきたとする。

(あ、席、譲ったほうがいいかな)

と思う自分は優しいと思う。

必要とする人に席を譲る、は優しいことだと信じている。
優しいことを行動に移すことは正しいと信じている。
それでいい。

そして「よかったら、どうぞ」と、席を譲ったとする。
おばあさんも「ありがとうねぇ」と言って座ったとする。

満足だろう。

いいこ

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5月19日

もうずっとふあんだ。
眠っていても明日は来てしまうし、明日が来たらぼくは老いるし、老いることは、できたはずのことができなくなることだから。
未成年。限られているのは、知ってる。
結局寝過ごした高校生も、いまいち変わりきれなかった中学生活も、限られていたし。
もったいない。だなんて、知ってる。
けど、もったいない、が、じゃあ、行動しよう、につながらない。つながるけれど、眠りたい。非生産的、知っている

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5月12日

同じ歳の友達と話す機会が増えた。
いや、違うか。同じ歳の、しばらく話していなかった友達と話すことが増えた。
同じ歳の、当然と、大学へ進んだ友達たちと話す機会が増えた。
受験が終わったから、遊んだり、電話をしていいっていう、雰囲気。
直接会うことは時世の関係でできないけれど、代わりによく電話をするようになった。SNSを使った、グループ通話。
大学生の彼らには課題があって、授業がある。
私はそろそろ二

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4月21日

漫画を読んでいた。
ぼくにはしたに兄弟がいるのだけれど、彼はスポーツマンで、そしてぼくが今ハマっているのは、彼がしているのとは違うスポーツの漫画だ。
ぼくが幼いから、ああこう書くと傲慢か、でも事実の一つだからな。
ぼくが幼いから、彼の精神は、彼の生きた時間に見合わず幼いように感じている。
ぼくには上にも兄弟がいて、あの人は出来の良いひとだし、ぼくも歳に似合わず大人びていると言われてきたから、もしか

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4月20日

窓から見えるものが鮮やかで眩しい。
夏だな。

無気力は人を失望させるけれど、やる気は人を絶望させるものだと思った。
黒と白みたいなものかもしれない。
無気力な人はやる気のある人を見て絶望するかもしれないし、
やる気のある人は無気力な人を見て失望するかもしれない。
ああ何も説明できてないな。
いつだってぼくを惨めたらしめてきたのは人の行動だったと思う。
言葉に傷ついたことも多いけれど、ぼくを本質的

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4月17日

ぼくは優しくないからよくわかるのだけれど、
ぼくのまわりには優しい人が多すぎる。
むしろきっと、優しくない人なんて、
ぼくの他にいないんじゃないかとすら、思う。

人間未満でいるから、どうか嫌って、
どうかいないものとして扱ってほしいだなんて、
随分自分勝手だと思った。
優しい人がぼくをいまだに殺さないのは、
殺したくないからじゃなくて、
殺し方を知らないからだと知った。

ぼくはむかし優しい人だ

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3月13日

大好きな人たちっていうのはどうしてこんなにも僕に価値を与えて価値を見失わせるのだろう。

なんだかもう。

ぼくはそこまで人と話すことが得意じゃありません。
人と話すことを厭って生きてきました。
けど人が嫌いなわけじゃない。本当はぼく、ああもう、なんだか、表面ばかりが固まっているな。

本当は僕の言葉で笑って欲しい。あの人たちのようにお互いの言葉と過去を使って上手に話したい。話していると楽しい人だ

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3月6日

ときおり、常につきまとう自己否定や劣等感や嫉妬ややるせなさや無力感を、あっても無駄なものだと思えてしまうと、なんだかそれらを持ち続けていることがいつも以上に恥ずかしく思えてきて、もうなんだか、とっても悲しくなる。

ぼくからそれらを取っ払ってしまったら、一体何が映える個性として残るだろうか?他に自覚した何かはないし、ぼくがぼくを慰める為に使っているのはそれらなのに。

変わりたいと思うなら変われば

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声の小さなコドモのおはなし(書き途中)

コドモの声はとてもちいさな声でした。
コドモが住んでいたのは森のそばの、ちいさなちいさな村でありました。
コドモは生まれた時から声が小さくて、
生まれて一番最初に上げる産声ですら、誰にも聞き取ってもらえませんでした。
声の小さなコドモの気配は、声とおんなじように小さくて。
コドモは同じ年に生まれたコドモとおんなじように育ちましたが、
中でも一番背が小さく、それがより一層、コドモの気配を小さくさせる

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2月25日→2月26日

親不孝の話。

ぼくは自殺してはいないけれど、だから親不孝じゃないってわけじゃないよなって。ぼくは自分はものすごく親不孝な人間だと思う、とてもよく。
あ、けどまてよ、親が不幸かなんて親自身も判断してないはずなのにぼくが勝手に親不孝なんて言い出していいのだろうか。いいわけじゃないよな。じゃあぼくのこの親不孝の話はどこからきた価値観なのだろう。いままでに染みた他の人の思考回路からかな、それとも、自分が

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2月23日(日)→2月24日(月)

奇数よりも偶数の方が好きだ。
別にそれでいいんじゃないかと思う。

――――――

昨日は20時には寝てしまっていて、今朝は5時ごろに目が覚めたのだけれど、はじめてぼくはぼくが朝が嫌いなことに気付いた。
夜遅くまで起きているよりも朝早く起きた方が生きる都合が付きやすいよ、っていうアドバイスはよくもらうし、知識として頭にはあるのだけれど、何年も前から染み付いたその言葉の通りに生きることができなかった

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