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人生フラフラロンドン日記 ~Week 15~
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ロンドンに来てから15週間が経過。久しぶりに茄子を食べたらとても美味しくて感動しました。野菜をいつも市場でまとめ買いしてるから、大体似たり寄ったりな野菜ばかりになるんだけど、前に買い出していた野菜が余っていたから違う物を買えた。単純に茄子を食べたかった。茄子ウメ〜です。でもそんな小さなこと、例えば天気が良いとか風が気持ちいいとかコーヒーが美味いとか小さな喜びが毎日を生かしてくれている気がする。楽しく暮らしたい。
ストレンジャー・シングスのシーズン4の配信が始まりました!!!やったぜ!!!毎回「みんな幸せになってくれ〜涙」の気持ちで見ています。また止まらなくなってしまう。新しいシーズンが出るたびに「あと一話…あと一話…」を繰り返して朝を迎えているような。アホです。まだ2話くらいしか見れてないけどいつもウィルがひどい目に遭ってて笑ってます。
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相変わらずジュビリーの話。今しか見られないぞ!と色々な場所でユニオンジャックを見に行きました。バッキンガム宮殿も国旗が連なってると画になるな〜。夏の緑のキラキラと陽の光を浴びる国旗を見ると何か名前のない希望感を持ってしまう。僕が深くイギリスを理解していないってこともあるんだろうけど。でもみんなユニオンジャック好き過ぎない?(笑)
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街のいたるところでエリザベス女王の愛犬だったコーギーの姿も。一時期は、一度に13頭ものコーギーを飼っていた女王。最初のコーギーが英国王室に迎え入れられたのは1933年、女王が7才の時だったそう。ハネムーンにも同行するぐらいの溺愛っぷり。これだけシンボルにはなっているけども今飼っているのはドーギーらしい。何でもこれから生まれてくる子犬が自分より長生きしてしまうかもと心配になって繁殖をやめたみたい。愛ですね。
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プラチナ・ジュビリーに合わせて絵葉書を探していたけども、どこにも見つからない。もう誰も買っていないことを表すように日焼けした葉書を売っているお店も多数。葉書を送るという文化はもう無いのかもしれないなと思う。でも海外に来てから手紙や葉書を送る良さ、というか終わっていく文化の良さに気付けたのは少し皮肉だなと思う。
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So Young Magazineの企画でNYのBean Stellarを観た。彼らの考え方を知ってから観たライブだったので色々グググと来るものがあって終始ニヤニヤしてしまった。マジでカッコ良かったです。ここ数年のUKシーンの盛り上がりを見ていてるとロンドンってかなり稀有な街だと思ったりします。それってNYとか東京でも同じものがあっても良いはずなのに、中々耳にしなくて、やっぱり空気感だったり土壌が違うのかなとも思ってしまって少し寂しくなる。何と無く感じ取れるキーワードになりそうなリンクをぶら下げておきます。
この日はたまたま会場でばったり日本の方にも出会えて嬉しかった。
観光と商業主義によって歴史や文化が埋もれてしまったニューヨークで、ロックバンドをやる難しさをBeenStellarが話していて、ヨーロッパのシーンへの憧れやニューヨークを再び音楽の街にする気持ちでいる姿勢がかっこよすぎて惚れてる。 pic.twitter.com/jh7r0my415
— 𝑳𝒊𝒔𝒂 (@_alienmelissa) May 24, 2022
Mac DeMarcoのおかげで、とっても楽しかったです。ザ ストロウクスはニューヨークの伝統的なロックンロールを守る最後の牙城と、Macは言ってました。言い得て妙。すごい良かったです。 pic.twitter.com/L3Asp3P78R
— 矢野顕子 Akiko Yano (@Yano_Akiko) April 7, 2022
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apple watchを盗まれた。というか人生で初めて物を盗まれた。今までずっと作業に使ってた文化施設での出来事。あまり思い返して後悔はしたくないのでnoteに書いて飲み込むこととする。ここ数ヶ月の間、よくここで過ごしていたけども初めて物乞いの人が自分のテーブルに小銭をねだりにやってきた。テーブルと言っても、ノートパソコンを置いたらもういっぱいいっぱいのようなテーブル。時間を計っていたので時計をたまたま外してパソコンの横に置いていたら、「何か紙を見せてきてその下のものを取る」っていう典型的なやり方にまんまと引っかかってしまった。そういう類の人がいない文化施設だと無用心になっていたこともある。ここはイギリスなのを忘れたらいけない。
だけど盗まれて、最初に出てきた感情が後悔よりも可哀想だったから、まだ良かった。やっぱり盗みは人としてのバグだと思う。ただただ可哀想だ。いつか異国人から物を盗んだってことを不意に思い出してうっすらとした罪悪感に苛まれて欲しい。その人のバックグラウンドを知っているわけではないけども、せめて酒や煙草といった嗜好品ではなく、食料品などの必需品に化けてくれたなら良いなと思う。
落とし物と同じで何かを失くした時には、自分の中の悪い何かを持っていってくれたと考えている。回り回って良縁が来ることを願う。
単純に面倒でカードとかと連携してなくて良かった~…マジで…
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日本にいた時は絶対買わなかったような炎の模様が入ったVansのスリッポンを買った。ずっと何かに燃え尽きたいなって思っているけど、いつもダラダラと過ごしてしまう。朝になったらすぐ夜になっての繰り返し。だからその戒めとして、足元を見て思い出せるように買いました。そんな単純な願掛けでいいんだと思います。僕らが死ぬまであまり時間がない。履いて2時間歩いたらいきなり靴擦れしたけどそんなもんです。死ぬぐらい疲れたと思わないとって焦る日々。イギリス生活はまだまだ続く。
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ロンドンの中華で一番美味しいかもしれない
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