見出し画像

旅日記 21年10月 飛騨北陸&船

この時期は個人的な事で区切りがつき、
今後しばらくは自由な旅もできそうになかったので、
最後に(?)思い切って飛び出しました。
行った事の無い所、降り立った事の無い所に行きたいな、と。
だんだん便利な世の中になってくるもので、
途中で乗る列車を変えたり、宿もギリギリで決めたり、
そんな当てのない旅でした。

一日目 スタート→温泉

またiPhoneに残っていた行程メモより。
■新山口
↓ 07:00〜10:12
↓ JR新幹線ひかり592号 新大阪行
■新大阪

新山口駅。
瀬戸内側を選んでしまいがちですが、時間帯によっては眩しくて楽しめず。
前回の記事を書いたときは忘れていましたが、格安きっぷの名前は
「新幹線直前割きっぷ」でした。こだま号や一部のひかり号でしか使えませんが、
格安かつ1名からでも使えたので重宝していました。復活しないかな。
今回は福山駅で確保しましたよ。
新幹線の中で食べるあなご飯はなぜこんなにうまいのでしょうか。

新大阪駅では乗り換えの間にサッカー新聞、
エルゴラッソを探しましたが見つからず買えませんでした。

ここからは「秋の乗り放題パス」のお世話に。3日間連続でしか使えませんが普通列車・快速列車で使用ができます。特急列車、新幹線に乗る場合は別に乗車券、特急券を買う必要があります。

■新大阪
↓ 10:35〜11:53
↓ JR琵琶湖線新快速 近江塩津行
■米原
↓ 12:00〜12:35
↓ JR東海道本線 大垣行
■大垣
↓ 12:41〜12:52
↓ JR東海道本線新快速 豊橋行
■岐阜

米原からはJR東海。
普通列車はこの大垣駅止まりの列車が多く、
先へ進むには乗り換えが必要となり、
乗り放題きっぷが発売されている時期などは、
席確保の為に走る人が多いでおなじみ(通称大垣ダッシュ)の駅です。
この時は平日のお昼、閑散としておりゆっくり乗り換えができました。
岐阜に到着しました。
アビスパ遠征でしか降りた事が無いですね。また今度。
乗り換えますよ。
高山本線に乗るのは初めてです。

■岐阜
↓ 13:15〜15:15
↓ JR高山本線 飛騨古川行
■下呂

美濃から飛騨へ各駅停車、2時間の旅。

長良川沿いを上っていきます。
ロングシートと呼ばれる横一列の車内シート、
普段だと長い時間乗るのは少し厳しい気持ちになります。
この日は車内ガラガラでゆったりでした。
人生の中で下呂で降りる事があるなんて。
高山まで行くか迷いましたが、今夜は下呂にしました。
誘われるまま歩きます。
川沿いでは露天風呂があったりと、さすがの湯どころ。
古めかしい温泉街を想像してましたが、
思ったよりポップな装いも。
この方はあのチャップリンさんらしいです。
チラチラ目に入ってくる魅力的な文字、けいちゃん。
今回は食べずです。また今度。
直前に予約した宿に着きました。小さな玄関でしたが、
入ってみるととても広い建物でした。
写真を撮る前に荷物を広げてしまいました。
ひとりでは贅沢なお部屋です。
窓からは下呂の街並み。
さすがの名湯、良いお湯でした。
風呂上がりに頂きました。
ご当地の物で乾杯。
あまり宿で夕食を取った経験が無いのですが、
この日は思い切ってバイキング。
盛り付け下手だし取り過ぎですね。
スッキリ起きて2日目のスタートです。

二日目 ①下呂→富山

■下呂
↓ 07:52〜08:58
↓ JR高山本線 高山行
■高山

ド平日だったのでガラガラの車内。
憧れの飛騨高山。
何に憧れてるかというと、
飛騨牛、高山ラーメン、白川郷にも行ける距離、
次回また来た時によろしくお願いします。
家具や木造建築など、木工の街でもあるらしく、
駅構内にいろいろ展示されてます。
下段中央の椅子が好みでした。
駅構内も至るところに木工づくり。
JR東海の平仮名のフォント、とても好きです。

高山では1時間ほど乗り継ぎの時間がありました。
何をする訳でもなく、ただ駅前をぶらぶらしただけでした。

■高山
↓ 09:40〜10:48
↓ JR高山本線 猪谷行
■猪谷

この椅子は座りやすくて助かりました。
猪谷駅のひとつ手前でわりと長めの停車時間。
温泉、良いネーミングですね。
富山県に入りました。
富山市らしいですが県庁所在地とは思えない自然の豊かさ。
ギターのエフェクターでしか聞いた事がないですけど、
何の合図でしょうか。ウネウネさせろってことですか。
歴史を感じる駅舎、カッコいいですね。
駅前にはちみつ屋さん。
はちみつ屋さんでコーヒーを頼みました。
ブラックコーヒーです。
山奥ですが若い人が結構乗ってきます。
ここからの列車は2両のディーゼル車。

■猪谷
↓ 11:07〜11:55
↓ JR高山本線 富山行
■富山

富山駅に着いてから二つのルートを考えています。
金沢には行くのですが、どうやって行くか。

猪谷から富山までの50分弱、どちらにするか、
その後どうするか、等々いろいろ悩みながら。
富山に到着。
あいの風とやま鉄道のホームに行けば乗り換えの列車があるのですが、

■富山
↓ 12:25〜13:08
↓ あいの風とやま鉄道 金沢行
▼[乗換不要] 倶利伽羅
↓ 13:08〜13:26
↓ IRいしかわ鉄道 金沢行
■金沢

これだとここ、富山駅で30分待つんですよね。
その時間だと結局何もできないまま終わりそうで、
もったいないと思い(時は金なり)、
高速バスを使い金沢まで行くことにしました。

予約なしで乗れました。

なにより、金沢へ行く手段の
「あいの風とやま鉄道・IRいしかわ鉄道」はJRではないので、
秋の乗り放題パスが当然使えないのですが、
その区間は鉄道もバスも同じくらいの値段だったんです。
バスのほうが40円くらい安かったかな。

■富山駅前
↓ 12:00~13:16
↓北鉄金沢バス
■金沢駅東口

早く着く、安い、おまけに電車なら座れないかもしれない、
という意味ではバスのほうがベターだという判断でした。

二日目 ②富山→金沢→温泉

富山にお城があるとは知りませんでした。

石川県金沢に着きました。

到着時間は電車と比べて結局、
10分位しか変わらなかったようです。
ここでもお世話になります、シェアサイクル。
金沢は2回目ですが、
前回はアビスパが戦うツエーゲンのスタジアムと宿の往復のみ。
全国津々浦々、アビスパ遠征の話はまた近いうちに。
近江町市場には初めて来ました。
お寿司を食べたかったですけど、大人になったらまた来ます。。。
栄えてる香林坊もチラ見。
ひがし茶屋街もチラッと。
いろいろと巡るのにシェアサイクルは便利でした。
金沢駅構内の地元スーパーで食材を確保して進みます。

■金沢
↓ 16:13〜17:39
↓ JR北陸本線 福井行
■芦原温泉

特急列車通過待ちの時間、知らない土地に足を付ける。
ここは石川県加賀市・大聖寺駅でした。
芦原温泉駅に到着。
予約した宿のお迎えの方が改札口まで来てくれていました。
(待たせるわけにはいかないので駅の写真はこれだけ)。
お迎えはありがたいです。

ここも金沢からの電車内で予約を取りました。
私ひとりでの素泊まりは身分不相応な、素敵なお宿でした。

フロントではペッパー氏もお出迎えしてくれましたよ。
高級なおもてなしの数々。
私が行った時期は旅行シーズンでもない平日だったので、
お求めやすいお値段でお世話になりました。
お部屋も広くて素敵でしたが、
この宿は温泉の大浴場がとても良かったです。
金沢駅内の100banマートというスーパーで買いました。
お刺身、左が「かます」、右が「ふくらぎ(はまち)」共に富山県産です。
ステーキ重も美味しかったな。

三日目 ①あわら→福井

ぐっすり寝られました。
宿を出ると電車が通ってました。徒歩で駅へ向かいます。
あわら温泉には半日しかいませんでした。
もっとゆっくり、街並みも色々巡りたいですよ。
歩いて10分ほど、えちぜん鉄道・あわら湯のまち駅に着きました。
昔ながらの看板が現役で。好きです。
ジャンジャン。わかりやすい。
えちぜん鉄道、初めてです。

■あわら湯のまち
↓ 07:49〜08:34
↓ えちぜん鉄道三国芦原線 福井行
■福井

きっぷにはハサミを入れてくれました。
曇り空の下、のどかな風景が続きました。
福井駅に着きました。
そして、ふくいのそばになる。
素敵なキャッチフレーズ。
そうですよ、福井と言えば蕎麦。
JR福井駅構内の駅そば屋さんで遅めの朝ごはん。
福井は特におろしそばが有名ですが、
以前こちらでは温かいにしんそばを食べた事があります(2014年の旅)
思い出しました、福井といえばお揚げさんでした。
なので冷たいきつねそばにしました。
私が食べた駅そば史上、最高に厚くて美味しいきつねでした。
今庄そばさん、次回も必ず冷たいきつねそばにします。

幸せな気分で乗り換えです。
福井の路面電車も良さげと評判を聞いてました。
車内の雰囲気、いいですね。
年季入ってます。
吊革も空調もいい感じ。

三日目 ②福井→大阪

■福井駅
↓ 09:05〜10:06
↓ 福井鉄道福武線 越前武生行
■越前武生

花堂と書いて「はなんどう」。いいなあ。
福井市内の路面区間を超えたら
普通の電車のようにスピードを出して走ります。
雪国だから、スノーシェッドも見えますね。
結構揺れてスピードに迫力を感じました。
1時間ほどで終点、越前武生駅に到着。
また乗りたくなる電車でした。
北陸新幹線が延伸したらこの越前武生駅は名称が「たけふ新」駅になり、
元の名を「越前たけふ」としてを新幹線の駅に譲るそうです。
徒歩でほぼ隣のJR北陸線、武生駅に移動しました。
見えるあのスーパー、アルプラザで福井の物、
谷口屋のお揚げやたらの子の缶詰、
ソースカツ丼のソース等を確保しました。

■武生
↓ 10:32〜11:04
↓ JR北陸本線 敦賀行
■敦賀

敦賀から新快速に乗り換えるつもりでしたが、
途中で事故があったらしく、次も目的地があったので、
4000円ほどの支出になりましたが急いで、運行していた特急に乗りました。

■敦賀
↓ 11:16〜12:37
↓ JR特急サンダーバード16号 大阪行
■大阪

急な事でしたが、特急は快適。
北陸新幹線が敦賀まで延伸するのは2024年春、
来年らしいですが、そうなったら特急サンダーバードも
大阪からは敦賀までになってしまうのでしょうか。
琵琶湖さん、お久しぶりです。
大阪駅で降りてお昼ご飯。
商業施設の中にあった「旧ヤム鐡道」さん。美味しかったです。
背が高く盛られたライス、写真を撮るのが難しかった。
世の中が落ち着いたら大阪でカレー屋巡りをしてみたいです。

三日目 ③大阪→神戸→船

■大阪
↓ 13:15〜13:36
↓ JR神戸線新快速 姫路行
■三ノ宮

気になるー、ほんと?笑。
三宮に来ました。
元阪急ファンの私も気になるオリックスのお店をチラ見しつつ。
敦賀から特急に急遽乗ったので、思いのほか時間が出来ました。
目指すお店まで歩いてみました。柿本商店さん。
透明のカーテンを開けると夢が広がります。

柿本商店さんはコンバース専門店。スニーカーが好きな私、
自分の分は今回買わず(嫁の分だけ確保)でしたが、
ずっと訪れてみたくて夢が叶いました。また来ますね。

ヴィッセル神戸のスタジアムへは何度か行った事がありますが、
神戸の街を歩くのは初めて。
三宮の商店街は懐かしさと新しさが混じって素敵でした。
この日もたくさん歩いたな。

さて、そろそろ帰路に着きます。

■元町
↓ 16:10〜16:22
↓ JR神戸線 京都行
■住吉
↓ 17:12〜17:19
↓ 神戸新交通六甲アイランド線 マリンパーク行
■アイランド北口

住吉駅でも時間があったので、
スーパーにて夕ご飯の買い物を済ませました。

バスで来ました神戸港。

■六甲アイランド フェリーターミナル
↓ 18:30〜07:00
↓ 阪九フェリー・やまと
■新門司港

エントランスでショーもできそうな。

今夜は阪九フェリーです。
近年、防予フェリーや宇和島運輸フェリーなどしか
乗った事が無かったので、船内もかなりの大きさで圧倒されました。

綺麗にされてますね。
デラックスシングルという個室を予約していました。
洗面台も付いてて私にしては豪華で恐縮。
乗船後しばらくして放送の案内に誘われるままデッキヘ、
明石海峡大橋が見えました。
部屋に戻り、TVではサッカー日本代表戦を放送してましたが、
途中で電波が切れてしまい最後まで見られませんでした。
なのでチャンネルは航海図に合わせてました。
夕食はスーパーで買った灘の酒や明石焼きという地のもの、
揚げ出汁豆腐、鯖寿司、神戸のデパ地下で確保したピロシキを。
もちろん全部食べられず、明日の朝食に回りました。
ついつい買い過ぎちゃうな、悪い癖。

四日目 周防灘→ゴール

TVの電波だけでなく私のスマホ、auも電波が
圏外となったので早々に就寝しました。
いっぱい歩き、自転車にも乗ったおかげで良く寝られました。

朝になり目が覚めてTVを付けると位置情報。
海沿いの我が家付近をちょうど過ぎたあたりの周防灘でした。

私のふるさとも周防灘沿いで小学校の校歌にも、
「朝日に輝く周防灘」とありました。福岡県ですけど。
朝日に輝く周防灘は見る事が出来ませんでした。
下関あたりは見えてきましたよ。
可愛い椅子。
前日夕方から乗ってあっという間の感覚。
朝7時、新門司港にもう着いてしまいました。
ふねこグッズもいくつか買いましたよ。
またお会いしましょう。
門司駅まで乗せてもらいます。
門司自動車学校の卒業生の私(笑)、
駅までのルートはある意味地元です。
門司駅から山陽線、宇部線に乗り自宅に着きました。
柿本商店で靴は嫁の分だけ買いました。
この靴はとてもカッコ良くて気に入ったのに、
私のサイズがありませんでした。
その他いろいろ買いました。

移動の多いバタバタした旅になりました。
私の旅はいつもこんな感じですが。
お土産も旅ではなく、買い出しかっていう位に買ってしまいます。

下呂温泉やあわら温泉など有名どころにも行けました。
岐阜県や福井県はもっと掘り下げたいですよ。

また写真多めで長くなってしまいました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?