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ひかり|詩


「ひかり」

雲切れて微かな光が胸をさす

散りばめられた糸のなか
見落としていい物など
何ひとつあるはずもなく

掻きわけ掬いあげては
その意味を手繰り進みゆく

立ち止まり振り返ること
それは決して悪きことでなく
ただ、また手をとり
共に前を向き歩いてゆけたらと

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